個人事業主&自営業の年齢 若いとなめられる?事例6つ

この記事は約6分で読めます。

店員Kです!

個人事業主(自営業)として商売を自分ひとりで始める。
世の中では案外、多くの人が独立して↑のような道を進んでいます。

私のように20代で独立する人間も居れば、
40代や50代になってから独立する人も居ます。
中には、10代で独立して個人事業主でやっていく人も
居るぐらいです!

今日は、自営業・個人事業主の年齢にまつわるお話を
していきますね!

スポンサーリンク

自営業の年齢制限

まずは、自営業を始めるのに年齢制限はあるのか?
結構こういう疑問を聞くことがあります。
私も独立前には実際に調べてみたりしました。

答えですが、自営業に年齢制限は「ありません」

極端な話をすれば5歳とか6歳でも法律上は問題ありませし、
100歳だって法律上は問題ありません。

ただ、未成年者の場合は手続きが一つ増えます。
通常は「開業届」を出すだけで個人事業主の仲間入りを
果たせるのですが、
未成年者の場合は、法務局で未成年であることを登録する証明書「未成年者登録簿」も
一緒に提出する必要があります。

ただ、これさえ提出すれば、未成年者でも簡単に
”個人事業主”を名乗ることができますよ!

若くして自営業を始めると…

しかしながら、若くして自営業を始めると、年齢ゆえの
色々な弊害や誤解、やりにくい部分などが生じてきます。
今日の記事では主にこのあたりのお話について書いていきますね。

若くして個人事業主!
しかし…若い個人事業主にはこういうことが起こる…かもしれません。

①信用が無い!

20代で独立!と言うと、やはり色々な場所で
信用してもらえません。
私も独立までの準備中に色々と苦労しました。

まず、テナントを探している際に色々な不動産屋を
回りましたが
中には「え?コイツ?」「本当にやるの?大丈夫?」みたいな
感じの不動産屋さんもありました。

まぁ、そう思われても無理はないですが。。

契約成立までも、連帯保証人を立てる必要があったりと、
色々と苦労したものです。

役所などに、書類を取りに行ったりする際にも
自営業関連の話をすると
一歩引いたような目で見られる
(これは被害妄想かもしれませんが)ような気がします。

とにかく20代の自営業は”社会的信用が無い”と
いうことのようです。

スポンサーリンク

②会社を辞めるとき

独立するために会社を辞めよう!と決意したとしましょう。

しかし、上司に退職の旨を伝えても、
恐らく引き留められるでしょう。

「まだ君は若いんだから 急ぐ必要はない」
「もう少し頑張っていきなよ」

みたいな感じです。

会社を辞めようとしても、辞めさせてくれる雰囲気じゃない、
そんな場合もあるのです。

これに対してはうやむやな態度をとることなく、
しっかりと「独立するので退職する」ということを伝えましょう。

③舐められる

20代の自営業はなめられます。
業者との約束を後回しにされたりだとか、
こちらの要望が聞き入れられてなかったりとか。

私の場合も結構準備期間中にそういうことがありました。

例えば店の看板を業者に依頼し、見積もりに来ることになってましたが
それから音信不通に。こちらから連絡しても曖昧な返答。
若い自営業の店などの看板を作りたくなかったのでしょう
(その会社は大手です)

また、クレジットカード導入の際にこちらが伝えた形式と違う
形式で手配されており、その結果1か月以上長く待たされたり、

セールス系の営業が「コイツは若いから騙せるだろう」と
変な勧誘を何度もしてきたり、

そういうこともありました。

まぁ、20代の自営業者が少ないのも事実ですから
ある程度舐められてしまうのは仕方のないことだとは思いますが。。

④会話が定型文化

20代の自営業。開店準備期間中、そしてオープンしてから。
色々な人と話す機会があります。
しかし、その会話内容は決まったものに(笑)

「若いのにしっかりしてるねぇ。」

「この年でよく頑張るねぇ^」

など、そんな感じです。

会う人、会う人 みんなこう言います。

まぁ、それしかかける言葉がないのかもしれませんが、
開店準備期間中からずっと聞きつづけることに
なる言葉なので、聞き飽きたぞ!って感じですね。

スポンサーリンク

⑤プレッシャー

若くして独立すると、↑に書いてあるようなことを言われると同時に
「えらい」とか、
「君ならば絶対成功するよ!」とか、
そういう、プレッシャーをかけられることも多いです。


そういう言葉をかける方々が、実際に成功すると思っているかどうかは
別として、こういうプレッシャーがかかるような言葉は結構、
積み重なると嫌な感じです

まぁ、簡単に言えば周囲の期待値が高く、
プレッシャーをかけられてしまう…ということですね。

もし失敗したら・・・
何て言えば良いのか…というプレッシャーが日々積み重なって行く
感じです。

⑥信じてもらえない

これも本当にあるんです。
独立すれば、職業欄などに「自営業」と書くことになります。
しかし、これが信用されないのです。

「自営業、あぁ、コイツ何もやってないのか」みたいな感じで
見られることも。

とあるやり取りで、「自営業って…何をされてるんですか?」みたいな
感じで「お前本当は何もやってないだろう」的な空気を
出されたことがありました(笑)

まぁ、確かに20代で自営業なんて人もそれほど
居ないでしょうから、仕方ないですけどね

まとめ

このように、若くして独立すると、色々と色眼鏡で見られたり、
後回しにされたり、なめられたりと色々弊害もあります。

しかしながら、それも自営業の試練の一つだと割り切って
乗り越えていくしかありませんね。

自営業の年齢…

自営業の年齢制限はないと最初に書きました。
しかし、適正年齢というものはありますよね。

やはり2歳とか3歳じゃ無理でしょうし、
90歳とか100歳も厳しいかと思います。

個人的にはどんなに早くても高校卒業後、
どんなに長くても70歳ぐらいまでには辞めた方が良いかと
考えています。

高校生までは学生生活をしっかりと送った方が
良いと思いますし、
あまり高齢でやっていると、物忘れをしたりだとか、
色々なトラブルのもとになり、
取引先にも迷惑をかけてしまうかもしれません。

なので、あくまでも個人的な判断ですが、
早くて高校卒業後、
長くて70歳までが好ましいのかな…と思います。

舐められない為に…

若くして独立した際になめられたり、色眼鏡で見られない為には
どうすれば良いか?

これはもう実際に独立して、実績を上げていくしかないですね。

自営業の商売が軌道にのってくれば、
次第に取引先にも舐められたりすることも無くなるでしょうし、
堂々と自営業を名乗ることができるようになるかと!

まぁ、なんでも努力しないと…ってことですね。

最後に…

自営業は厳しい世界です。↑のようなこともありますし、
利益うんぬんだけでなく、結局、人に気を遣ったりしなくてはなりません。
ある程度の覚悟+精神的強さがないと、自営業は難しいと思いますよ!

タイトルとURLをコピーしました