バイトとして雇ってくれと駄々をこねるおばさんの話

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店員Kです!

以前、私がアルバイトをしていた時代に、
とんでもない人がお店にやってきていました。

それが「アルバイトとして雇ってくれ」と駄々をこねるおばさんです。

棚卸の作業に追われる日で、
私はちょうど休みだったのですが、
後からこの話をアルバイト仲間や店長から
されて愕然としました。

今回は、この恐ろしいお話を
していきたいと思います。

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アルバイトをさせてほしいと駄々をこねる…

当時、私のアルバイトをしていたお店は
アルバイトスタッフの募集をしていませんでした。
今の時代、人件費などの問題もありますから、
人員が足りているときにアルバイトの募集をしたり、
追加で採用することは非常に難しいです。

そんなときに、そのおばさんはやってきました。
「アルバイトとして働かせて欲しい」と。
それが第1声であったと聞いています。

私の経験上、お店にアルバイト募集を
貼っていなくても、
アルバイトの募集をやっていますか?と尋ねてくる人は
何人か見たことがあります。

別に聞くこと自体は、何も悪い事ではないですし
「今は募集していないんですよ・・・」
「そうですか・・・」
みたいな会話で通常は終わる話です。

しかし、この方は違いました。

駄々をこねはじめた…

この方は、あろうことか、駄々をこねはじめたようです。
「アルバイトとして雇ってくれるまで帰らない!」と
入り口付近でずっと、粘っていた(?)ようなのです。
当時の店長が1時間近くかけて説得してようやく
帰ってもらったとのことでした。

これ、本当にお店にとっては大迷惑な話です。
採用をやっていないものはやっていないのですし、
採用してくれ!とゴリ押しされても採用なんか
できません。

会社から人件費については厳しく言われていますし
人員が足りているときにアルバイトを雇いたい、
と言っても、会社の返事はNoでしょう。
つまり、仮にお店側が採用したいと思っても、
自営業でもない限り、そもそも採用することが不可能なのです。

自営業であっても、人件費上の問題があるでしょうから、
恐らく採用することは不可能でしょう。

昔は人情的なものもあったかもしれませんが
今は時代が違います。
突然、そんなことを言われても、
アルバイト募集を掲げていない場合、
それはできないことなのです。

結局、棚卸作業(ちょうど、そういう時期でした)で
忙しいときに店長が1時間近くも時間をとられてしまい、
お店として、痛手となってしまったことは
紛れもない事実です。

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聞くことは悪い事ではない

誤解を招くといけないので、書いておきますが、
アルバイト募集の紙が貼ってない場合に、
アルバイトを募集しているかどうか、尋ねることに
関しては全然問題はありません。
もしかすると、店頭に張り出していないだけで
採用をやっている可能性は0ではありませんからね…。

ただ、お店に聞いてみて「募集していない」と
言われた場合はすぐにあきらめてください。
上で書いたようなおばさんのようにダダをこねられてしまうと
お店としては本当に困ってしまいますし、
お店の、そして他のお客様の迷惑にも繋がります。

それに、お店側の気持ちになって考えてみれば分かると思いますが、
お店側が「駄目」と言ったことを聞かずに駄々をこねる人を
採用したいとおもいますか?
思いませんよね…。
アルバイトとして採用したあとにも何らかのトラブルを
起こす可能性もありますし、そうやって駄々をこねられた時点で
そもそも採用したくない、というのがお店側の考えになると思います

もしもこういう人がいたら?

もしも、お店にこういう人がやってきた場合は
はっきりと「No」を示してください。
「う~ん」みたいな曖昧な態度はダメですし、
あまりにもしつこいからと言って、採用します!みたいのも
絶対にやってはいけません。
そういうタイプの人は、上でも書いた通り、
そもそもトラブルメーカーになる可能性も否定できません。

必ず”お断り”するようにして下さい。
ちなみに、上の事例では当時の店長が一時間かけて説得しましたが、
そこまでする必要もありません。
あまりにもしつこい場合は、暴力行為、暴言があった場合は
警察を呼んで、早々に対処してしまった方が良いです。
特に、お店が何を言っても聞かない場合、
もうそれ以上、話し合いの余地はありません。

一度形式上面接だけやることにして
面接をサクッと済ませて、落としてしまう方法も
ありますが、それをやっても、最初からそういう風に
駄々をこねる人はダダをこねる可能性が高いでしょうから、
やはりその場できっちりとNGを伝えることが
お店としては大事なことだと思います。

ポイントとしては、曖昧な表現をせずに
毅然とした対応をする、ということですね。
ダメなものはダメなのです。

まとめ

実際にこういう人も居るので、お店として
もしもこういう人が来てしまったときには、
しっかりとNoを伝えるようにしましょう。
例えどんなに乱暴な口調だったり、どんなに
威勢の良い人だったとしても
それに気圧されるようなことがあっては
いけません。

また、あまりにもしつこい場合は迷惑行為として
通報してしまうしか、方法はないかと思います。

ちなみに、少し話はそれますが、私の店長時代に、
近所の牛丼屋で、バイトをさせてくれ!と叫んでいる
おばさんが居ました。
もちろん、断られていましたが
こういう方って結構いるものなのですね…。

もしもお店に来た場合は、はっきりとNoを伝えましょう。
そして、バイトを探している皆様はくれぐれもこういう
迷惑行為をしないようにして下さい!

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