「Pokémon LEGENDS Z-A」は、
2025年に発売予定のニンテンドースイッチ用ソフトで、
2022年に発売されたポケモンレジェンズのシリーズ第2弾にあたる作品です。
2024年2月のポケモンの発表イベントで発表された作品で、
2025年発売予定とされていますが
それ以降は続報は今のところはありません。
ただ、発表時期が時期だっただけに、
”Switch後継機との縦マルチではないか”
(※縦マルチ=最新ハードと1個前のハードで同時発売すること)と
言われることも多く、
今でもそういう話はよく言われています。
では、実際のところ
”Pokémon LEGENDS Z-A”は縦マルチなのでしょうか。
この点について予測していきます。
メーカーの公式発表は?
「Pokémon LEGENDS Z-A」は
ニンテンドースイッチ用ソフトとして発表されており、
現時点では後継機向けの発売予定はありません。
発売時期は2025年とされています。
なお、後継機には、”現行Switchとの互換性”があることが
既に発表されているため、
仮にSwitchのみでの発売であった場合でも
後継機で問題なくプレイできることにはなります。
縦マルチの可能性は…?
これまでの任天堂やポケモン系のタイトルや
現在の状況を総合的に考慮すると、
”よく騒がれるタイトルの中では”比較的可能性はあるものの、
それでも「縦マルチの可能性は低い」と、考えられます。
よく縦マルチだと騒がれるソフトとは、
「メトロイドプライム4」と「ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション」の2つで、
同じく発表時期が時期だけに「縦マルチでは?」とよく言われていますが
ポケモンZAは確かにその2つと比べると可能性はわずかに高いですが、
それでも、50%以下の確率で、基本的には
私自身は”後継機との縦マルチではない”と考えています。
その理由を下記に記していきます。
そもそも後継機は2025年に出るとは限らない
まず、理由の一つがSwitch後継機が2025年に出るとは限らない、と言う点で、
Switch後継機は”今期中に発表”とされているために、
3月までに何らかの発表が行われることはほぼ確実ですが、
任天堂の新ハードはプレスリリースから始まり、発表会を経て発売…というケースも多く、
また、完全新規(後継機扱いではない)の商品として登場したニンテンドーDSを
除くと、正式名称発表や大体の発売時期発表から半年~1年程度発売まで
要することが多いです。
この傾向から、早くても2025年後半、遅ければ2026年春などの可能性も
考えられ、こうなると
”そもそもポケモンZAが出る時点でswitch後継機が出ているかどうかも怪しい”
ということになります。
Switch後継機発売前にポケモンZAが出れば
そもそも後継機との縦マルチではないことは確定となります。
「ポケモン」は前世代機に出ることも多い
仮に後継機が2025年発売で、ポケモンZAがその後の発売に
なったとしても、私としては後継機版はなく、
”現行Switch版だけ”だと予想しています。
これは何故かと言うと
”ポケモン系のゲームは後継機にあたるハードが出ても、
前のハードに1個ぐらい新作が出る”ことが非常に多いためです。
例えば、バージョンアップ版とは言え、
ポケットモンスターウルトラサン・ウルトラムーンは
Switch登場後の2017年11月に登場しているほか、
DSのポケットモンスターブラック2・ホワイト2も、
2012年6月と、後継機の3DSが出てから約1年半近く経過した
タイミングでDSに出ています。
このブラック2・ホワイト2も後継機の3DSにはDSとの互換があったため
「縦マルチ(3DS版とDS版同時発売)」でもよかったはずですが
それをしておらず「DSのみ」発売されています。
これらの点を考えると、
ポケモンZAが仮に後継機の発売後に発売されたとしても、
縦マルチではなく、”Switch後継機でもSwitchソフトが遊べるから”
Switch版だけでいいと判断される可能性は高く、
いずれにせよ、後継機版は存在しないのではないかと、考えられます。
縦マルチをする必要性が薄い
前述の通り、Switch後継機にはswitchとの互換性があると
既に発表されているため、
Switchのソフトも遊べます。
つまり、ポケモンZAをSwitch向けだけに発売しても、
後継機でも遊べる…ということです。
そこにわざわざ後継機版を出してもあまり意味はありませんし、
それをすれば、子供やファミリー層の購入なども多い
ポケモンにおいては確実に”Switchしか持ってないのに後継機版を買ってしまった”
という事故が起きる可能性も考えられます。
任天堂がそのような混乱することをするとはあまり考えられにくいので、
Switch後継機発売後でも、縦マルチではなく現行Switchのみの
発売なのではないかと思います。
また、ポケモンはグラフィックなどを重視するシリーズではありませんので
ちゃんと開発さえされればスイッチのスペックで十分であり、
後継機版を出すメリットはそれほど大きくありません。
ローンチタイトルの可能性も薄い
一部ではポケモンZAがSwitch後継機のローンチタイトルの一つで、
Switch版と同時発売なのでは?とも言われていますが
この可能性も薄いです。
これまで、任天堂がローンチタイトルで縦マルチをしたのは、
Wiiの「ゼルダの伝説トワイライトプリンセス」(ゲームキューブ版と同時発売)と
Switchの「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」(WiiU版と同時発売)のみです。
極力、任天堂は縦マルチを避ける傾向にあり、
後継機発売後に、前のハードにソフトを出す場合でも、
互換性で遊んでね、の流れのことが多く、
例えば3DS発売後のDSに発売されたソフトも縦マルチをしているものは
基本的にはありません。
また、ローンチタイトルは「ゼルダ」「マリオ」など、任天堂本体が大きく関わる
大型タイトル+ファミリー向けソフト数本であることが多く、
今回も前作発売からの合間を考えると、3Dマリオやマリオカートの新作、
あるいはスプラトゥーン新作などが用意されている可能性が高いです。
そうなると、マリオ+ポケモン+ファミリー向けなのでは?と思う人もいるかもですが、
近年の任天堂ハードでは大型タイトルは1本で、ファミリー向けが1~数本となっており、
例えばマリオとポケモンを同時に出すと、客の奪い合いが起きて
せっかくの任天堂の大型タイトル同士がつぶし合い、結果的にそれぞれの
売上が落ちてしまうため、
仮にマリオが出ればポケモンはローンチタイトルになることはないと思われます。
そういった点から考えても、ポケモンZAが縦マルチの可能性は低く、
また、ローンチタイトルである可能性も低いと考えられます。
まとめ
ポケモンZAは「縦マルチ」である可能性は低いと思われます。
Switch後継機にスイッチとの互換性がある以上、
仮にポケモンZAがSwitch後継機の発売後の
発売であったとしても、
ポケモンが画質重視の作品ではないことを考えても、
縦マルチで発売するメリットは薄く、
単にSwitchソフトとしての発売となるでしょう。
また、ローンチタイトル説に関しては
これまでの任天堂ハードの傾向からすると可能性は薄く、
また、ローンチタイトル向けのタイトルで、
暫く新作が出ていないもの(3Dマリオやマリオカートなど)が
あることを考えるとその可能性は低いのではないかと思います。
(この点はメトロイドプライム4も同様です)
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