ブラック企業の経営者は心無き人間!人の心を捨てている!

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店員Kです!

ブラック企業の経営者や上層部には
人の心と言うものは存在しません。
例えるならば、悪魔、とでも言いましょうか。

私もブラック企業の経営者とお話したことがありますが、
もう思考が、良くも悪くも、人間的な心は失っている、
という感じでした。

それが経営者になる、ということなのかもしれませんが、
とにかく、人としてのぬくもりは、全く存在していない、
というのは事実だと思います。

住んでいる世界が違う。
まさに、そんな感じでした。

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人の心がないから企業がブラックになる

経営者の中にも、色々な人が居ます。
「人の心を失って、完全に”経営者”という生き物になっている経営者」
そして、
「人として、経営者としてうまく両立させている経営者」
「経営者になりきれずに、結局上手くいかない経営者」、などなど
色々居るのです。

確かに経営者として会社を背負い、
社員を背負うのであればある程度の覚悟は必要ですし、
人とは違う考え方をできるような人でなければ勤まらないでしょう。

しかしながら
中には人を人とも思わない、悪魔のような経営者も生まれてしまうのです。
普通、多くの経営者は、人間としての部分も残しつつ、
経営者としての顔ものぞかせる、そんな人が多いです。
そのバランスが絶妙であれば、
”理想の経営者”になれるのでしょう。

が、世の中にそんな人はなかなか存在しません。
経営者になりきれず、人間のまま、経営が上手くいかずに
失敗してしまう人も居ます。

反対に、経営者という生き物になってしまい
人間としての心を失った結果、ブラック企業になってしまう、
ということもあります。
どちらであっても、結果的には暗い未来が待ち受けています。

”完全に経営者”となってしまった人間はどうなるか。
人の心を失います。
経営者としては優秀でも、人の心がないから加減が分からない。
そうして、会社派ブラック企業へと変身していくのです

経営のことしか考えられない

ブラック企業の経営者は、人の事を考えることができません。
考えることができたとしても、それは自分の周囲の役員のことぐらいまで。
それ以上は考えることができません。
それは何故か。

上でも書いた通りに既に”経営者という生き物”になってしまっているため、
それ以上のことが、考えられない、というのが原因になりますね。
経営、経営、と会社の利益を追求したり、
会社のことばかり優先する結果、会社はどんどんブラックに
なっていくのです

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人の心がないから理解もできない

経営者に染まってしまっていると、人間としての思考が
疎かになります。
つまり、人間としての心がないから、何を言われても
理解ができないのです。

「働くのは当たり前」
そういう考えに染まってしまっていたりと、人によって状態は
様々ですが、下がどんな声を上げようとも
”経営者”の自分からしてみれば理解のできないことであり
何を言ってるんだ?ということになってしまうわけですね。

そのため、いくら社員が声を上げても、ブラック企業というものは
なかなか改善が行われません。
それどころか、ブラック企業に対して声をあげた社員に対して
逆切れのような行為をするような経営者もいます。
これは”経営者”となり、人間としての考え方が理解できなくなってしまい、
結果的には”働かない=悪”という歪んだ考えに
辿り着いてしまう、ということなのだと思います

経営者が大事にするものは?

経営者が大事にするものは
”経営者”として利用価値のあるものだけです。
ブラック企業の経営者たちは、もはや”人間”ではなく”経営者”という
生き物です。
ですから、基本的に人と人、ではなく、
ビジネスとして物事を考えることが多いです。

例えば、会社のイエスマンを重宝するのは、
そういうところから来ています。
経営者にとって大事なモノはあくまでも経営ですから、
人ではありません。
そのため、時分にとって都合の良いことをしてくれる人、
会社にために尽くしてくれる人、そういう人を重宝します。
また、会社に対して反抗的であったとしても、
営業成績が凄まじい、などの点があるのであれば、
経営者は、総合的に判断して、その人材を徴用する可能性は
充分にあるかと思います。

完全に経営者という生き物になってしまった人には
社員の人生なんてまるで興味がありません。
社員の休日がなかろうと、問題にならなければ
それで良いと思っているでしょうし、
問題を起こすようなことがあれば、それを徹底的に
敵視してくることでしょう。

余裕の無さが経営者を人では無くす

場合によっては、最初は人間としての心を持って
いたけれども、会社の業績などが悪化してしまい、
余裕がなくなったことで、人の心を失った
”経営者”になってしまう人も存在します。

よく”業績が悪くなってきてから
会社がブラックになった”という話を聞きませんか?
これは、そのパターンです。
最初はなんとかしよう、
会社の社員のために、と思っていても
次第に追い詰められていけば、人間なんて
かんたんに変わってしまうものです。

実際に私の働いていたブラック企業も、
昔は違った、と前から居た社員は言っていました。
当時の資料やメールなども見ましたが、
確かに昔はブラックではなかったようです。
しかし、業績が悪化し、別会社に吸収されて
子会社の立場になり、次第に会社は変わって行って
しまったようです。

業績が悪くなれば、上はなりふり構わなくなり、
その結果、人の心を失い、
人の心を失った経営者になってしまうのです。

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お金は人を変える

上で、追いつめられた企業は
経営者が人の心を失い、ブラックになるとかきました。
ですが、その逆でもブラックになることもあります。

それが「大きな成功」を成し遂げた経営者。
もちろん、全ての経営者がそうだと言うわけではありません。
しかしながら、成功し、お金を手にしていく中で、
人間の中には変わってしまう人も居ます。
最初は、そうではなかったけれど、会社が上手くいき、
大きくなっていくうちに、次第に人間の心を失い、
完全な経営者になってしまう。
そんな人も居るでしょう。
もちろん、経営者として、上手くやって行くためには
ある程度非情に徹しなければいけない部分もあるのですが、
そこの加減を間違えてしまい、
ただのブラック企業に成り下がってしまう企業・経営者も居ます。

人の心を失った経営者に対しては…?

一度人の心を失ってしまった経営者に対しては
平社員が何を言っても、心を入れ替えることはないでしょう。
ブラック企業に入ってしまった場合は、
もはや打つ手はありません。

苦しいと感じるのであれば、
ブラック企業に自分がダメにされてしまう前に
退職するなりして、自分の安全を第一に考えた方が良いです。
ブラック企業で我慢して勤務を続けたことによって
うつ病になってしまった人も知っていますし、
ブラック企業に壊されて変わり果てた元店長の話をご覧ください)
我慢することは、自分の人生を壊してしまう可能性もあります。
人の心を失った経営者を変えることができるとすれば、
それはその経営者自身の”近くに居る人間”だけです。
いち社員がどうこうすることは難しいので、その点は諦めるしかありません。

まとめ

経営者として、ある程度非情な部分を持たなければ
成功は難しい。これは、確かにその通りです。
社員のことを第一に考えて、人徳的なやり方をしていては、
それが原因で倒産してしまうようなこともあるでしょう。

しかしながら、だとしても、人としての心を完全に
捨て去ってしまえば、その企業はただのブラック企業へと
成り下がってしまいます。
そのあたりのさじ加減はとても難しいところですね。

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