ブラック企業で出世した人へ。部下への押し付けは絶対ダメ!

店員Kです!

世の中にはたくさんのブラック企業があります。
人によってはそんなブラック企業の中で、
必死に耐え抜いて出世する人も居るとは思います。

別にそれはそれで良いと思います。
自分が耐えられたのであれば、まぁ、そういう生き方も
ありでしょう。

しかし、ブラック企業の中で、上の立場まで
進んだ人の中には「勘違い」してしまう人も
居るように思いますし、
実際にそういう人を私はブラック企業の中で見ています。

今回はブラック企業で出世した方の
部下に対する扱いを考えていきます。

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ブラック企業で生きた故の「誤解」

ブラック企業で上のポジションまで進んだ、ということは
自分のプライベートを犠牲にし、ある意味では
ブラック企業に魂を売るような感じで必死に努力されたのだと思います。

会社の黒い部分にイチイチ腹を立てたり、対決していては、
ブラック企業内で出世することなんて、ほとんどできないでしょうから。

それはそれで一つの生き方ですし、
周囲に「迷惑」をかけないのであれば、それはそれでも良いと思います。

ですが…ブラック企業に入社してきた、新人社員たち、
つまり部下や後輩にあたる人物たちの扱いには注意しなくてはいけません。

「異常」を強要しない

ブラック企業に長らくいると、勘違いしてしまうのが
「その会社が普通に見えてきてしまう」ということですね。

例えば、有給休暇が出ていないことに対して
なんら疑問を感じなくなってしまい、
”有給休暇は都市伝説”などと片づけてしまうようになる…。

週に1日も休みが無かったとしても、たまに早く帰れただけで
会社に対して「ありがたい」と言う感情を抱いてしまう。

仕事に来ないだけで体調が崩れてしまい、休みの日でも
自主的に会社に出勤するようになってしまう。

そして、サービス残業などが横行し、残業という概念が
自分の中から無くなり、
今、自分自身に給料が出ているのか、それとも給料が
出ていないのか、それすら分からなくなってしまう。

そんな人が居るのも事実です。

長い間ブラック企業の環境に居たことによって
「それが当たり前」に見えてしまって、外が「異常」に見えてしまうのです。

そして、そういう方の中には
「これがふつうだ」と思い込んでしまって
”異常な環境”を部下や新入社員、バイトに叩きこんでしまうのです。

しかし、当然のことながら、
ブラック企業の環境は「普通」ではありません。

異常な環境です。
そんな、異常な環境でも、長い間、そこに居ると
それに染まってしまい、それが普通に見えてしまうものです。
そして、外が異常に見えてしまう。

もちろん、自分自身はそれでも良いならそれでも良いのです。

ですが、後から入ってきた新入社員や後輩などに
それを押し付けるのは間違いです。

勝手にその環境に居るだけであり、
本来はその環境は違法性のあるものなのですから…

が、私のブラック企業時代もそうでしたが
”押し付け”まがいの発言や行動がよく見受けられました。

それらを紹介しておきましょう。

「自分の時は休まなかった」

これは絶対してはいけない発言です。
「休む」のがふつうなのですから。

私の勤務していたブラック企業上層部(元バイトからのしあがった)人が
言っていました。

「売り時の12月・1月は休みナシで働くものだろう?
 何でこんな大切な時期に休む?
 俺の時は12月・1月は休まずに働いた」

なんてことを言っていました。
これは完全にアウトです。

休日は「とらなければいけない」ものです。
それを「自分の時は働いていた!」などと言う理由で
それを現役の店員たちに押し付けるのは間違いです。

12月・1月休まず働いた?
だからどうした?と言いたくなります。

別に全然誇ることじゃありません。
むしろ「休まなきゃいけないのに、休んでいない」。
世間から見ればダメな存在です。
例えその会社内では重宝されたのだとしても。

上は、会社のネットミーティングでの発言ですが、
出席していた各店長とも、ちゃんと休んで、休みの日は、ちゃんと
アルバイトスタッフさんをしっかり配置して、お店を問題なく
回していました。

なので、そんなことを言われる筋合いなどないのです。

もちろん、個人の自由なので、
その方本人が勝手に働いたのなら、それはそれで仕方がありません。

ですが、それを「押し付ける」のは、絶対にしてはいけないことです。
黒企業の上層部に居る人間は、むしろ、自分がのし上がってきた人間なら
「休みはちゃんととらなくてはならない」と宣言してあげるべきだと
思いますよ!

黒企業の上に行ったら、自分も「黒く染まる」のでは
お話になりません。
もちろん、黒企業の体質を変えることは困難だと思いますが、
そんな中でも数少ない新入社員たちの支えとあるべきなのではないでしょうか。l

「休日出勤すればいいよ」

とある本部社員が私に言った言葉です。
その方もアルバイト出身です。

親会社主導の強引に押し付けられた企画の準備中に、
言った言葉です。
何かあれば「休日出勤すれば良い」と。

ちなみにそのセリフを言った本部社員。
その日、私のお店を訪れていたのは休日出勤でした(汗)

自分が休日出勤をしているから、他の人も当たり前のようにするだろう。
そういう考えになってしまっているのでしょう。

ですが、私の勤務先だった場所は休日出勤しても、給料は貰えず、
本当にただ単にボランティアとして出勤するだけです。

とある店長も、休日出勤をよくしていましたが
その人は
「俺みたいになっちゃダメだよ」と言っていました。

つまり”休日出勤”しちゃダメだと、そういう意味だったのでしょう
(残業代として出るなら休日出勤もアリだとは思いますけれど…)

ですが、その本部社員は
「何かあったら休日出勤すればいい」、と。

えらい違いですね。

その本部社員は、黒企業の中で生きる間に
「たいせつなこと」を忘れてしまったのでしょう。

そしてその店長も、休日出勤の常連でしたが
「後に続く人には同じことをさせてはならない」という思いが
あったのでしょう。
その方はサービス残業しまくりの方でしたが
「後に続く人には強要しない」。
この点は、大きな違いだと思います。

自分がブラック企業についていくのは自由です。

しかし、上記の前者の社員のように、
それを強要するのは絶対に間違いです。

染まるは自由、けれども染めてはならない

私はこう思います。
別にブラック企業に染まるのは自由です。
染まりたければ染まれば良い、とも思います。

ですが、それを後に続く人に強要するのだけは絶対に
間違えっています。
「自分のときは〇〇だった」 そんなことは関係ありません。
とにかく、ブラック企業のしていることは「間違え」であり
正しいことではありません。
「それを人に強要するのは、人としてどうかと思います」

後に続く人に対しては
「~~~~だから、自分のようにはならないで欲しい」と
諭してあげるとともに、
どうしても上の立場に上がりたい!という人に対しても
「黒企業は問題のある企業
であることはしっかりと伝えるとともに、
何年その会社に在籍したとしても
「染まらない」ように注意しましょう!

まとめ

何年ブラック企業に在籍するのも、個人の自由です。
自分自身がその環境で働くのであれば、それはそれで他人が
どうこういうものではありません。

ですが絶対に忘れてはならないことは
「自分の働いている環境は”普通”ではない」ということです。

新しく入ってきた社員さんに、その環境を強要したり
「自分は〇〇だった!お前にもできるはずだ!」みたいなのは
絶対にNGです。

人間は皆個性があります。
自分にできたことが他人にできるとは限りません。

そのことを、忘れないでください。

私が黒企業で見た社員さんは
ほとんどの人がそれを忘れていました。

指示するな、とは言っていません。
クロの押し付けはダメだと言っているのです。


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