私が勤務していたブラック企業はこんなトコロ!ヒドイ実態とは?

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店員Kです!

私は自営業を始める前はブラック企業に勤務していました。
もちろん、もっと酷いブラック企業はたくさんあると思いますが、
私の勤務していた会社も十分にブラック企業だったと思います。

今回は、私が勤務していたブラック企業がどのような感じ
だったのかをご紹介していきます。

今までのブラック企業関連の記事でちょっとだけお話した
内容も若干含まれますが、改めて一緒に書いていきます。

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ブラック企業で5年以上…

私はその企業にアルバイトとして入りました。
そして、アルバイトとしてやっていくうちに契約社員へと上がり、
最終的に店長になりました。

業種としては小売業ですね。
買取だとか販売をしていた店舗になります。

そこで合計5年以上働きました。
店長になってからは2年半。
長いようで短い日々でしたが、やはり黒いことを色々と
感じさせてくれる企業でした。

ブラック企業と言うのは、やはり汚いものです!
では、どんな感じだったかをご紹介していきましょう。

独裁状態

まず、会社の状態。会社は経営者一族が会長・相談役など、
重要なポストを支配している同族経営状態。
とある本部社員によれば「会長に気に入られるかどうかが鍵」とのことでした。

そして、会長の周辺にいる役員連中はみな、会長の「イエスマン」
イエスマンしか出世させないのですから当然と言えば突然です。
会長が「こう」だと言ったら全員が「はい!」と言う。
そんな会社でしたね。

組合などと言うモノも存在していませんでした。
私は在籍中そんなモノ聞いたことありませんし、周囲もそんなモノ知らなそう
でしたから、恐らく存在しない、もしくは存在していたとしても
機能していない、そんな感じだったのだと思います。

その為、会長による会社の私物化のような状態でした。

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勤務時間など

私の場合は朝9時~22時の勤務でした。
私は強引に休日を入れていましたが、
ほとんどの店長は満足に休めず、私以上の時間、勤務していました。

私のバイト時代の店長なんかは
朝10時~夜23時ごろまで、365日間ずっと働いていました。

例え、休日出勤をしていても会社は「当たり前」と言わんばかりの態度です。

会議などが休日に突然入ることも多かったですし、
もちろん社員が休日であろうと何であろうとお構いなしです。

残業はもちろんサービス

残業は当然サービス残業…
と、いうよりは「月に30時間」までは出ます。
残業を月1回報告するのですが、何故かその書類に「持ち時間30時間」と
書かれています。
もちろん、日々与えられるノルマや色々で30時間に収めることは
不可能になっています。

私の場合でも80時間程度は行ってたはずですし、
ヒドイ店長の場合は余裕で100時間超えていたでしょう。

仮に100時間の場合は、サービス残業70時間ということです。

もちろん、休日出勤しようが、何をしようが
この「残業時間」が増えていくだけなので、(30時間超えている場合意味なし)
休日出勤もサービス出勤のようなものでした。

こんな事例も…

とある部署に異動した元店長は、
早朝から深夜(日が変わるまで)の勤務を連日強いられていたようです。
とある本部社員によればその部署は「軍隊のような部署」
本当に恐ろしいです。

その部署に異動した人で、鬱になって退職した人も居ます。

また、店舗営業部門の方でも、
疲労から倒れてしまった店長もおり、
勤務環境は散々でした。

そして、その会社名でネット検索すると、
「評価も低い」です。
本当にボロボロに書かれています(笑)
皆様も苦しんでいたようですね…。

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人を何とも思わない発言

会社上層部は暴言のオンパレード。
社員の人格を否定するような発言を平気でします。

「お前に生きている意味はあるのか」という発言も
会議中に(他の店長に向けて)していました。
生きている意味はあるでしょう!

そして、会議中も足を組んだり、人を睨んだり、
発言中に電話し始めたり…。
会社として以前にビジネスマンとしてどうなのか?という
行動もとても多かったです。

そういう環境下なので、そういう雰囲気が感染してしまう
残念な社員や店長が居たのも事実です。

チームワーク・結束力皆無

本部社員の末端は本部部長の陰口を言い、
時には暴言も。

そして本部上層部や親会社(私の所属していた会社はとある会社のグループ企業です)
の人間の悪口を言ったり…。

とにかく、劣悪かつ、最低な職場環境だったのは間違えありません。

そんな感じですから、子会社・親会社間での情報伝達もうまく行かず、
上手く指示がお店にまで回って来ないことも・・・。
親会社・子会社の仲が悪く、
本部の人間も仲が悪く…。仕事をする最低限のことすらできてなかった状態です

有給はなし!

有給休暇はありませんでした。
いえ、正式に言えば「あること」にされていました。
私も、他の社員さんも有給休暇なんてありませんでしたし、
当然アルバイトスタッフさんにもありませんでした。
(本来はバイトスタッフさんも、条件を満たせばもらえます)

ただし、私は退職時に強引に有給休暇分の支払いを
会社に求めました。バイトさんの分も含めてです
(そのときの話はこちらでどうぞ!)

その時に本部社員が言っていました。
「うちの会社で、バイト君に有給休暇が出たのは初めてだ」と。

初めて?
それじゃダメでしょうが!

上に行くのは会長に心酔している人間

本部社員が言っていました。
「会長に心酔する人間が上に上がって行く」と。

確かにそんな感じでしたし、
会社の全体会に出た時の感想は
申し訳ないですが「気持ち悪い」でした。

怪しい団体かのように会長が崇められているような雰囲気。
そして、若い出世コースの社員たちが(平均年齢は若いです)
会長に媚を売っているような風景。
正直、私は住む世界が違うと感じましたね。

全体会はグループ全体による発表会みたいなやつでしたが
それが終わった後の晩さん会みたいのも酷かったです。
もはや会長一族のプライベート。
会長の妻が汚らしくゲラゲラと笑い、
お気に入りの社員に「男だろ!一気飲みしろ!」みたいな感じ。

本当に「関わりたくない」とすら思えましたね…。
醜い何かにしか見えませんでした。

情報秘匿主義?

都合の悪い情報は教えてくれません。
私の店舗は黒字だったのですが、ある時から親会社が「経理をやる」と
言いはじめて、そこから「管理費」という謎の費用がどんどん上がっていき、
赤字転落になりました。

店を潰そうとしてるんじゃ?と思い、
「何故、この費用は上がっているのか」を確認しましたが最後まで
明確な答えはもらうことすらできませんでした。

また、給料明細を送ってくるのも遅かったです。
普通、給料日に…と思うのですが親会社側の経理部は数週間後に
送ってくることも。
何度も何度も文句を言い、ようやく改善させました。

「経理をやってやっている」そんな発現もありましたし、
明細についてクレームをつけた際には
「まだ若いから」と本部側から謎の圧力もかかりました。
…無視しましたが。

若い・若くないではなく、
給料明細をちゃんとしたタイミングで届けなさい!というお話です!

まとめ

他にも細かい部分はたくさんありますがこんな感じです。
私は直接確認したわけではないですが、親会社側の店舗では
早朝までお店で働かせていたり、ということもあったみたいです
(今もやってるかも?)
とにかく、かなり劣悪な環境でしたし、
表情からして疲れ切ってしまっている社員がかなり多かったのも事実です。

私も店舗閉店時に↑で書いた「軍隊のような部署」への異動打診がありましたが
一度しか無い人生をこんなところで無駄にできるか!
ということでそれを蹴り、自営業の道を選びました。

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