恐ろしいのはパニックを起こした人間。身を守るためには…?

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自然災害でも、流行病の発生でも
何か大きな事件が起きた時でも、
そのものよりも恐ろしいものに
なりかねないのが「パニックを起こした人間」ですね。

どんなケースでも
パニックを起こした人間の存在そのものが
”二次災害”になってしまうこともあり、
これは気を付けなくてはいけません。

余計なトラブルが増えたり、
誰かがケガをしたり、
最悪の場合は、誰かが命を落とすような
そんな重大なことにもつながってしまう
可能性があるのです。

本当に恐ろしいのはパニックを起こした人間である
ということを理解しておき、
身を守るための行動をできるように
していきましょう

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パニックはトラブルの原因

人間の中には、必ず
パニックを起こす人間がいます。

自然災害発生時にも必ずいますし
新型ウイルスなどが流行したような際にも
必ずパニックを起こす人間が
存在します。

過去の事例などで言っても、
2011年の東日本大震災の際には
”必要以上の買い占め”などが発生し、
本来、パニックを起こさずに普通に購入
していれば品薄にならなかったようなものが
直接の被災地ではない場所で
一時的に品切れになるなどの
混乱が発生しました。
これは、”商品が売り切れるかもしれない”という
不安感からパニックを起こした人の
買い占めも一因であったと言えます。

2020年の新型コロナウイルスによる
新型肺炎の際には
パニックを起こした人間による
不必要なマスクの買い占め(転売や旅行客の
爆買いなどもそうですが、パニックになった人の
必要以上の買い占めも要因のひとつです)による
品切れや、咳をしている人が同じ電車にいただけで
(咳を手もふさがずにしていたのだとしたら
それは問題ではありますが)非常ボタンを押して
電車を停車させたりするようなことも起きました。

このように、パニックが二次的なトラブルを
生むようなケースもあるのです。
そうなってしまわないために、
パニックを起こした人間から身を守るためには
どうしていけば良いのでしょうか。

まずは自分が冷静に

パニックを起こした人から
身の安全を守るための一番の対策は
”まずは、自分自身が冷静になる”ということですね。
パニックというものは伝染します。
あなたがパニックを起こしていれば
周囲の人にパニックが伝染して、
結局のところ、自分自身に危険が
跳ね返ってくる可能性があります。

また、自然災害でも流行病でもそうですが
自分自身がパニックを起こしてしまうことで
”正常な判断”ができなくなったりしてしまい
逆にケガをしたり、トラブルに巻き込まれたり、
そういった可能性が高まってしまいますから
この点に関しても、注意を
しなくてはいけません。
例えば、地震発生時にパニックを起こして
転倒してケガをするヒトもいますし、
↑の新型肺炎の例でいえば
パニックを起こして非常停止ボタンを
押したことにより、周囲の大勢に迷惑をかけたほか、
自分も、”マスクをせずに咳をしていた人”と
いっしょにいる時間が長くなってしまっているわけですから
自分にとってもマイナスになってしまっています。

パニックを起こして
助かる可能性が高まったり、
病気にならなくなるのであれば良いですが
そうではありませんから
まずは冷静に対応していきましょう。

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いつも以上に気を付ける

パニックを起こしている人、
あるいはパニックを起こしかけている人は
いつも以上にデリケートになっており
ピリピリしているような部分も
あると思います。

そういった人を刺激するようなことを
すれば、その人が思わぬ行動に出たりして
トラブルの原因になる可能性があります。

そのため、いつも以上に
相手を刺激しないように細心の注意を
払う、ということも身の安全を守るために
大事になってくるポイントのひとつです。

相手をからかうようなことを言ったり、
余計に相手が不安になるようなことを
言ったりしないようにし、
無用なパニックを引き起こさないように
してください。
パニックを起こした人間は、何をするか分かりませんし、
(冷静な判断が出来なくなっている状態ですからね)
イライラしている可能性などもありますから
とにかく、刺激するようなことは
絶対にしないようにすることが、大事です

部外者のパニックには関わらない

自分にとって関係のない人が
パニックになっていたりする場合は
”関わらないようにする”という
対応がベストになりますね。

余計なところに首を突っ込んで
余計なトラブルに巻き込まれる必要はありません。
見ず知らずの人間を助けることよりも
自分の身や、自分の周囲の人間の身を優先する…。
冷たいように聞こえるかもしれませんが、
有事の際には他人に構っている暇など
ないこともありますから
街中でパニックを起こしている人を見かけたり
ネットでパニックを起こしている人を見かけたり
しても、特に関わらないようにすることが
大事になってくるかと思います。

周囲の人間がパニックを起こしたら…?

↑は、あくまでも相手が他人で会った場合の
お話しです。もしも自分の周囲の人間が
パニックを起こしている場合は、
まず落ち着かせてあげることを
考えてください。

人によってパニックの度合いも違いますし
何をすれば落ち着いてくれるかどうかも
異なってきますから、
相手の性格をよく知る人間が
対応することが望ましいですが、
怒鳴りつけたり、一緒にパニックになったり、
パニックになっているのを面白がったり、
煽ったり、そういったことは逆効果に
なりますから、しないようにしましょう。

周囲の人間がパニックになっている、
ということは非常に危険な状態ですから
出来る限り落ち着かせてあげる、
ということが大事になります。

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不安を煽らない

周囲の不安を煽らないこと。
これも大事なことです。

パニックというものは伝染します。
煽らない・煽られない、ということが
余計な混乱を引き起こさないためには
非常に重要なポイントになってきます。

不安を感じた人間が、自分の不安を
かき消すためか、発散するためか
SNSなどで、不安を煽るような発言をし、
それを見た人間がまた不安を感じてさらに
不安を拡散していく…
そういう悪循環になります。

パニックの連鎖のほうが
起きている事態よりも怖くなるようなケース
(新型ウイルスの時などはそうなりやすいですね)
もありますから、
注意するようにして下さい。

パニックによるデマに注意

パニックから疑心暗鬼を生み、
疑心暗鬼が突拍子もないデマを
生み出すこともあります。

この点にも注意が必要で、
パニックを起こした人間が
あることないこと、
ネット上で発言したり
憶測でどんどん疑心暗鬼に
なっていたりする人もいます。

また、自分自身がそうなってしまうと
何でもかんでも疑ってしまうようになり、
本来起きていることとは
別の部分で精神的に疲れてしまう
ようなことにもつながってしまいます。

余計な負担を増やすだけに
なってしまいますから、
デマ情報に乗らないことも大事ですし、
パニックから疑心暗鬼になって
いろいろおかしな方向に
考えが行ってしまわないように
注意をしたいところですね。

世の中のいろいろなことを
疑い出したらキリがないですからね。

まとめ

自然災害でも流行病でも
「人々のパニック」こそが二次災害に
なってしまうこともありますし、
場合によっては
本来起きていること以上に
恐ろしいことになってしまう
可能性もあります。

そのようなことになって
しまわないためにも、
必要以上にパニックを
起こさないようにすることが
大事ですし、
パニックを起こしている人間とは
なるべく距離を取る(知り合いや
身近な人である場合は落ち着かせる)
ということも、身を守るために
大事なポイントになってきます。

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