迷子の子供を見かけたらどうする?一番安全な対応方法は…?

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迷子の子供を見かけたり、
明らかに子供が一人でいるのは
おかしな場所・時間に
子供を見かけたりした場合は
どうすれば良いのでしょうか?

安易に声をかけると、
今の時代は場合によっては罪に
問われたりしてしまったり、
面倒な誤解を受けたりしてしまう
可能性もありますから
”見かけた側の安全”という点で
考えた時に
どうすれば良いのか、ということを
解説していきたいと思います。

冷たいと感じる部分もあるかもしれませんが
世の中は、理想で動くような綺麗な
世界ではありませんから
ちゃんと現実を知っておく、ということは
とても大事なことになってきます。

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一人でいる子供を見かけたら…?

理想を言えば”声をかけて
困っているようであれば、助けてあげる”
ということになるかと思いますが、
それを安易にしてしまうことによって
問題になる可能性もありますから
その点は注意をしなくてはいけません。

冷たいようですが
今の時代は”子供が一人でいるのを見かけても”
「見て見ぬふりをする」というのが
第3者からすると
一番安全かつ、確実な方法になるのです。
子供を見捨てるような罪悪感もあるかもしれませんが、
世の中がそういう流れになってしまっている
側面もありますから、
”何のアクションも起こさない”というのが
正解、というのが現実です。

変にきれいごとを書いても
意味がありませんから、
このことは、しっかりとお伝えしておきます。
”触らぬ神にたたりなし”これが
今の世の中です。

不審者扱いされる恐れ

恐ろしいのがこの点で、
安易に子供に声をかけると
「不審者扱い」されてしまう可能性があります。
例えば、子供に声をかけている場面を
他の人が見た場合”誘拐しようとしている”と
勘違いされてしまう可能性もある、ということです。

また、子供も”知らない人にはついていっちゃいけない”
と教わっている子供も多いですし、
”知らない人”であるあなたが声をかけることによって、
子供が帰宅後などに、親に対して
”今日、知らない人に声をかけられた”と伝え
親が「子供が不審者に声をかけられた」と誤解し、
それが巡り巡って最終的に「不審者情報」などが
出されてしまうような可能性も
大げさに感じるかもしれませんが
決して0ではないのです。

このことは、しっかりと覚えておかなくては
いけない部分ですし、注意しておかなくては
いけない部分であると思います。

あなたにそのつもりが一切なかったとしても、
子供が本当に迷子になっていたとしても、
不審者のレッテルを貼られてしまう可能性が
あるのです。

そうなってしまうぐらいであれば
子供が一人でいても、声をかけない、
関わらない、というのが自分の身を
守るためには一番正しい判断と言えるでしょう。

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連れていくのは絶対にNG

どんな理由があっても
その場から子供を連れていくのは
絶対にNGです。
理由としては「誘拐」扱いになる
可能性があるためです。
場合によってはそのつもりが一切
無くても逮捕などに至る可能性も
十分ありますから、これには
厳重注意をしなくてはいけません。

親切心から子供を車に乗せて
移動すればそれは誘拐になりますし、
子供を一時的に自宅に止めてあげよう、というのも
これは誘拐になる可能性が高いです。
あなたに一切、悪い考えはなく
相手の子供も助けてほしい!という感じで
あったとしても、これは
絶対にやってはいけないことなので
頭の中に入れておいてください。

後から「助けてあげるつもりだった」と
言っても”犯罪者の言い訳”で処理されるのがオチです。

どうしても助けたいなら…

もしも一人でいる子供や迷子の子供を
見つけて、どうしても”助けたい”と思うのであれば、
”その場で”警察を呼ぶようにして下さい。
連れ去るのではなく、その場で、です。

また、あまり長々と話していると
不審者と間違えられてしまう可能性も
ありますから、長々と会話することは避けて
迷子だったり家出だったり、そういう事態で
あると分かった時点で警察に通報し、
あとは警察に任せるようにして下さい。

とにかく、できる限り自分自身では
何もしないようにする、ということが
大事なことになります。

スルーしても問題ないの?

”一切かかわらなければ”問題は
ないでしょう。
変に関わった方が、後々の自分自身に
マイナスな出来事が起こる可能性があります。

子供が一人でいるのを見かけたら
何もせずにそのまま立ち去る…
罪悪感だとか、何かあとから言われないかな?とか
色々な不安もあるかもしれませんが
”何もしていない”なら
罪に問われたりすることはありませんし
気づいてなかった、ということで終わりです。

大げさな話をすれば
仮にその時見かけた子供が
そのまま何かに巻き込まれてしまったとしても
あなたに一切責任はありませんし、
何らかの罪に問われたりすることもありません。

逆に関わりを持つことによって
トラブルになったりすることはありますが
何もしていないのであれば、
いちいち何かを言われる筋合いもありませんから
その点は、安心してよいと思います。

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責任があるのは、親

迷子の子供や、子供が一人でいるべき場所ではない
場所にいる、という状況の
一番の責任は「親」にあります。
色々な事情があるかとは思いますが
そもそもしっかり管理していれば
そのようなことになる可能性は低いはずです。

もちろん、どうにもならないようなことも
あるのも事実ですが、
実際にそういうことが起きた理由を聞いてみると、
防げるようなことだったり、
親の無責任な行動が原因だったり
することも多いです。

そしてさらには他人まで巻き込むとなれば
それは最低な行為です。
仮に↑で書いたように、トラブルを避けるために
一人でいる子供をスルーした場合でも
必要以上に罪悪感を感じたり
する必要はありません。

もちろん、本当は助けることが
できたほうが良い時代ですが
今はモンスターペアレントという言葉も
あるように、助けたはずなのに
親に絡まれたり文句を言われたり
するようなことも実際に本当に
あることなので、
親切心であっても(迷子とかそういうことじゃなかったとしても)
あまり”他人の知らない子供には関わらない”ということは
徹底したほうが良いかと思います

どうしてそんな時代になったの?

どうして、困っている子供に手を
差し伸べることも難しい時代になったのか。

そもそもの元凶を
あげるとするのであれば
やはり「不審者の存在」でしょう。
不審者なんて昔からいるものですが
不審者の存在があるからこそ、子供は警戒し、
親も警戒し、そして普通に手を差し伸べた人まで
不審者扱いされてしまう、ということです。

不審者がそもそも存在しないのであれば
普通に手を差し伸べた人が
警戒されたり誤解されたり
するようなこともありませんからね。

一部のこういう悪い人の存在によって
世の中はどんどん不便になっていくものです。
これは、子供云々以外でも同じことで
お店などでも、お店に迷惑をかける
ごく一部の人の存在のせいで、どんどん制限が
きつくなっていったり、不便に
なっていったりするものです。

時代の流れで、
今はそういう時代に突入しています。
いつまでも昔のような考えのまま
知らない子供に声をかけたりすれば
そのうち大きなトラブルに巻き込まれるかも
しれませんから、注意はしておきましょう。

まとめ

「知らない子供には声をかけないようにする」

人によっては冷たい社会だと
思う人もいるでしょう。
ですが、自分の人生を守るためには
それが一番の対応になります。

正直、誤解でも疑われたら
最悪の場合は終わりです。
誤解が解けたとしても、時間がかかりますから
そういうリスクを背負うことになる、
ということは覚えておきましょう。

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