自分の作品が「盗作」だと疑われたらどうすれば?対処法を解説!

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「イラスト」「小説」「漫画」などの創作物を
ネットなどで公開している人も今の時代は
多いと思います。

そんな中、心配なことの一つが
「盗作」だと疑われてしまうことです。

実際に何かを見て、真似して書いたりした作品の場合は
そう言われてしまっても仕方がありませんが
「自分で考えて作ったものなのに」
盗作だと言われてしまったら、困ってしまいますよね。

では、もしもそんな疑いを掛けられてしまったら
どうすれば良いのでしょうか。
その点について解説していきます。

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本当に「自作」なら自信を持って対応する

盗作の疑いを掛けられたりしてしまった場合、
その作品が本当に「自作」なのであれば、
自身を持って対応してください。

あなたにやましい部分はないわけですから、
変にオドオドしたり、言い訳がましい対応をしてしまうと
逆にその疑いは強まってしまい、
”盗作ではないのに周囲の人にまで盗作扱いされてしまうこと”
可能性が高まってしまいます。

表向きはどう振る舞っているかはさておき、
”自分の作品が「自作」か「盗作」か”は
自分自身が一番よく分かっているはずです。

本当に自作なのであれば、堂々と対応するようにしてください。

色々なパターンが考えられる

自分の作品が「盗作」を疑われている場合、
色々なパターンが考えられます。
その理由によっても対策は異なってきますので、
しっかりと”どのパターンに当てはまるのか”
判断していきましょう。
それぞれの対処のポイントなどについては
後述していきます。

・嫌がらせ目的
あなたをよく思っていない人が「嫌がらせ目的」で
盗作だと騒ぎ出すこともあります。
この場合はただの嫌がらせですので、
”通常の嫌がらせ”と同じように対処していきましょう。

・誤解されている
何らかの誤解が相手に生じているケースです。
例えば「同じ作者の作品を別の作者の作品と勘違いしている」だったり
「作品の内容が全然違うのに、読んだのが昔のことで、
同じような内容だと勘違いしている」などが考えられます。

・基準が厳しすぎる
「盗作」を指摘してくる人の「基準」が厳しすぎる人もいます。
例えば「舞台と登場人物の年齢が同じ」なぐらいで盗作だと
指摘し始める人も世の中にはいます。
この場合に関しては、堂々と対応していく必要があります。

・”偶然”似てしまっている
世の中には無数の小説やイラストなどの作品があります。
”完全に自作”であっても”偶然”似ることはよくあることです。
むしろ、”世の中の全ての作品”を探せば
必ず”似ている作品”など、見つかるものです。

・本当は自分が悪い
本当は自分自身が盗作を行っている場合。
もしも、”本当は…”という場合は、早い段階でしっかりと謝って
対応するようにしてください。

このようなところでしょうか。
最後の理由を除き、盗作を指摘されても、
あなたは盗作をしていないわけですから
堂々と対応してください。
変に「もしかしたら…何かが混ざったかもしれません」とか、
そういう弱気な対応を取るべきではありません。

オリジナル作品なのであれば、ちゃんと自信を持って
対応しましょう。

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「盗作」ではないことをしっかりと伝える

盗作を疑われるようなことを言われた場合は
まず、しっかりと「この作品は自分で考えたオリジナル」で
あることを伝えて下さい。
この時に、自信がないような対応をすると、
逆に自分の状況が悪くなります。

先ほども書きましたが、自分の作品が
「自作」であるか「そうでないか」は、自分が一番良く理解しているはずです。

「もしかしたら何かに似ているのかな?」という不安は
あると思いますが、
その作品が自作作品なのであれば、「自作です」と
まずきっぱりと伝えることです。

必要であればどうやって思いついたのか、など、
そういった自作が完成するまでの
エピソードなども包み隠さずお話しても良いです。
(ただし、ここで変な作り話や、実話に装飾を加えたりは
しないでください。それは逆効果です)

それで相手が納得すれば、それ以上は特に問題ありません。

「誰の」「どの作品に」似ているのかを聞く

「自作です」と伝えても、しつこく盗作扱いしてくる場合や
相手とやり取りする中で必要と感じた場合は
「誰の」「どの作品に似ているのか」を確認して下さい。

これで何も答えて来ない場合や
曖昧な話(~~を見た気がする ~~だった気がする ~~題名を忘れたなど)の
場合は、それ以上相手にする必要はありません。

「嫌がらせ目的」だった可能性もありますし、そうでなくても
「曖昧な記憶で盗作扱いしてきた迷惑な人」です。

誰かに盗作疑惑をかけるからには、
通常であれば「誰の」「どの作品と」似ているのかを明示するべきですが
それができないということは、
嫌がらせか、適当なことを言っているだけです。

相手にする必要はありません。
場合によってはSNSなどの場合はブロックしても良いでしょう。

それで、対応は終了です。

作品名を伝えてきた場合は、その作品を確認してみましょう。

相手の作品が分かった場合の対応

まず、”似ている”とされた相手の作品を見て見ましょう。

・ある程度似ていると感じる場合
”舞台”や”基本設定”が似ている程度の話は、
最初にも書きましたが”よくあること”であり、
自分で自作だと言い切れる場合は「たまたま似てしまっているだけ」
ですので、気にする必要はありません。
本当に参考にしてたり、盗作したなら話は別ですが
そうでない場合は、堂々と対応していれば良いことです。
ある程度”展開が似ている”作品も、世の中の作品を隅から隅まで
探せば必ずあります。その点も気にしてたら何も書けなくなりますから、
これも気にする必要はありません。
絵の場合も、同じです。
相手の作品を知らない場合は「そもそも読んだこと・見たことがない」ことを
伝え「たまたま似ただけ」と堂々と伝えて下さい。

・全く似ていると感じない場合
「言いがかり」「嫌がらせ」「相手の(盗作扱いする基準が)厳しすぎる」の
どれかです。
自作であること、相手の作品を知らない場合はそもそも知らなかったことを
伝え、さらに「似ているとは感じなかった」と伝えて下さい。
”似ていると感じないレベル”なら、↑以上に何も問題はありません。

・偶然かなり似ている場合
これに関しても「自作」であることは伝えた上で、
もしも心配であれば、作者に連絡が取れるのであれば、
一応、話だけはしておくと良いでしょう。
(盗作はしてないこと、でも偶然似てしまったことを伝えて下さい)
多くの場合は、問題ない、としてくれるはずです。

完全に一致することは、盗作でなければ”まず”ありえませんが
本当に奇跡的にそうなってしまった場合も作者の方と話し合うのがベストです。

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実は自分が悪い場合

実は自分が「盗作」したり、
「この部分は実は真似している」という場合は
すぐに素直にそれを明かし、
作品の公開を中止するなどの
対応をして下さい。

しっかりと謝ることも
忘れないようにしましょう。

「本当は盗作してる」場合は、
言い訳してはいけません。

まとめ

自分の作品が「盗作か自作か」の答えは
”あなた自身”が一番よく分かっているはずです。

本当に自作なら、
例え偶然似てしまっている作品があるのだとしても、
「自作」だと堂々と言うことです。
”偶然似ること”は、無数に小説・漫画・イラストなどの
作品が存在するこの世界ではある程度は
仕方のないことですし、
そこまで「盗作」になってしまったら、誰も創作
できなくなってしまいます。

一方、やましいことがあるのであれば
言い訳をせずに素直に認める、ということも当然大事なことです。

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