声優の「顔出し」は絶対必要なの?その答えは…?

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アニメやゲーム、映画の吹き替えなど、
声優の活躍の場は色々な方面に
広がっています。

最近では、声優さんの中にも
顔出しを積極的にして、
まるでアイドルかのように活動しているような人も
いますし、以前よりも
自分の容姿を前面に押し出しているような人も
増えていますね。

では、実際のところ
「声優」の顔出しは絶対必要なのでしょうか。

その点について解説していきます。

なお、声優は声優と言っても
所属事務所の方針や、フリーかどうか、
本人が兼業かどうかなどなど
色々な条件がありますので、
一言で言えるものではなく、
環境によって事情はそれぞれ変わってきますので、
その点はご了承下さい。

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顔出しは絶対しないといけないの?

これは、そういうことではありません。

今の世の中は、ネットの発達により
隠そうとしても、どこかで顔の情報が
出てしまうことも多くなったとは思いますから
「誰も顔を知らない」という状況に
するのはなかなか難しい部分もあるとは思います。

しかしながら、公式的には顔出しを
していない声優さんもいますし、
全ての声優業の方が積極的に顔を
出しているわけではありません。

基本的に、公の場に堂々と出て来たり、
まるでアイドルのように活動されたり
していない声優の方もちゃんといますので、
”声優は絶対に積極的に顔を出さないといけない”
と、いうことではありません。

ただ、顔出しで活動していなくても、
これが声優の〇〇だ!みたいな感じで
広まるリスクは昔よりも高くなっているのも事実で、
有名になれば、100%隠し通すようなことは
今後、時代が進めば進むほど
難しくなっていく、と考えられます。

現在では顔出しNGの人の方が少ない

「少ないからいけない」、ということではない、
というのは最初に断っておきますが
現在において、「顔出しNG」として活動している
声優の方が、全体的に見れば少ないです。

積極的に顔出しをして活動しているかどうかは
また別として、
少なくとも公式サイトなどに顔写真程度は
掲載されている声優さんが、ほとんどであるのは事実です。

番組などで声優さんが紹介される際にも
本人が出てきたり、顔写真が紹介されたりすることが
ほとんどであり、完全NGな人は現在では少ないです。

昔は、顔出しNGの声優さんも今と比べれば多かったですが、
それがだんだんと減ってきている、ということですね。

それが良いか・悪いかは別問題として、
現代ではそのような傾向にある、ということです。

ただ、顔出しでアイドル的な活動までしているかどうか、
とまでなると、それはまた別問題で
「顔は出しているけど、特に表舞台で声優業以外の活動をしているわけではない」
という声優さんは、たくさん存在しています。

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活動の幅が広がる一面はある

顔出しをすることで、活動の幅が広がる、
というのは紛れもない事実であるとは思います。

直接対面するようなイベントもそうですし、
公の場に堂々と出たり、
SNSや配信動画などでも活躍の幅は広がっていきます。

顔出しをしない場合は、
本業である声優業には問題はありませんが
(声優は声の仕事ですから、本来は顔を出さなくても
仕事自体は出来るわけです)
その他の活動にはどうしても制限がかかってきて
しまう、ということも一つの事実でしょう。

最近では、特に、声優が半分アイドル化しているような
部分も一部では見受けられますから、
活動の幅、という点においては
顔出しの方が有利に働く、という点は
出て来るのも事実と言えます。

「顔」が良いほうが有利ってこと?

一概にそうとは言えませんが、
有利に働く部分がある、というのは
冷たい現実ですが、そういう一面もある、というのが
事実でしょう。

もちろん、一番の勝負は「声」です。
それが声優の仕事です。
声優としての能力が全く備わっていなければ
どんなに容姿が良くても、声優として活動していくことは
難しいででしょうし、そもそも学校を卒業して、
特に所属先も決まらず、それで終わりになる可能性が非常に高いです。

とは言え「容姿」の部分が全く影響がないのか?
と言われれば、それは「No」というのが現実でしょう。
容姿を生かした仕事をしているような声優さんも
実際にいますし、
声以外の部分の仕事もするような場合は
容姿が影響してくるような部分が存在する、
というのは事実だと思いますし
場合によっては「声」そのものの仕事にも
ある程度影響を与える可能性はあります。

勿論、堂々と「顔が良い方が有利です」などと断言する人は
少ないとは思いますが、
少なからず、顔が影響しているようなところも
確実に存在する…それが、この世の中です。

ただ、これは「声優」ということに限ったお話ではなく
どんな業種でも「場合によっては」容姿で
意図的に判断しているようなところもあるでしょうし、
無意識のうちに容姿で好印象や悪印象を抱くような
人も現実的には存在するのも事実です。

フリーの声優であれば、自分で決められる

最近では、フリーで活動するような声優さんや
同人活動的に、声優として活動しているような
人もそこそこ見かけます。

こういった活動をしている人は
「顔出し」をせずに、純粋に声だけで
仕事をしている人も多いイメージですね。

どうしても顔を出したくない、けれども声優として
(仮に有名にはなれなかったとしても)活動してみたい、
という場合はこういった方面を考えてみるのも
ひとつの方法です。

勿論、収入面や活動範囲的には限度も
出てきますが、
個人で活動している分には
顔を出すのも、出さないのも、個人の判断次第ですから
その点は、やりやすい部分であると言えます。

逆に、事務所などに所属しているような場合に関しては
どうしても事務所の方針や意向なども
(どんな社風なのかも含め、事務所ごとに違いますから
この辺りは一概には言えませんが)
絡んでくると思いますから
なかなか、自分の意思を貫き通すことは
難しいような場面も、どうしても
出てきてしまうかとは思います。

ただ、事務所に所属することには
それなりの大きなメリットもありますから
どっちが良い、どっちが悪い、の話ではありません。

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顔出しのメリットとデメリットとは?

顔出しをすることによって
声の本業以外にも活動の幅を広げる人も多く存在します。
歌だったり、アイドルのような活動をしたり、
時折、テレビドラマなどに出演したりする声優さんもいます。

仕事の幅としては確実に広がるのは事実でしょう。
これが最大のメリットと言えます。

が、良いことばかりではなく、デメリットが
存在しているのも事実で、
顔出しをすることで演じているキャラクターの
イメージとかけ離れてしまう、ということを
懸念する人、事実そう感じる人もいます。

それにより、場合によってはファンが
離れてしまうようなことも起きる場合があるのです。

また、キャラクター面以外の部分で言うならば、
声優本人の顔が知れることで、
あまりにも有名になってしまえば、
芸能人のように、外でも「あ!あの人は!」みたいなことに
なってしまうリスクは高まりますし、
場合によっては悪質なファンによる
付きまといなどのリスクも出てきます。

そういった意味では「必ずしも顔だしすることが良い」とは
限らないということですね。

まとめ

今では顔出しをしている声優の方が
とても多いですが、
全ての面において、それが良いこととは限らず
一定のリスクも存在することが事実です。

ただ、全体的な流れとして
今では顔出しをする声優が増えてきており、
それが当たり前のような流れが
出来つつあるのも、一つの事実ですね。

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