一人でいるのが好きな人や、人といるのが苦痛な人は生涯独身でも大丈夫?

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一人でいるのが好きな人、
他の人といるのが苦痛な人…

世の中には、そういった人もたくさんいると思います。

このあたりの考え方は個人の自由であり、
別に悪いことではありません。

大勢でいるのが好きでも、
一人でいるのが好きでも、他人に迷惑をかけていなければ
どちらでも良いのです。

そんな、一人いるのが好きな人や、
人といるのが苦痛な人にとっては、”結婚”も、場合によっては
苦痛になることがありますし、
”一人でいるのが好きだから生涯独身で行こう”と考えている人もいるでしょう。

では、実際のところ
”一人でいるのが好き”な人や、”人といるのが苦痛”に感じる人は
生涯独身でも大丈夫なのでしょうか。
この点について解説していきます。

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大丈夫な人は大丈夫

よく、”生涯独身でいいや”と言うと、
”そう言っていられるのは、若いうちだけだ”みたいなことを
言い出す人もいます。

その言葉を聞くと、中には”本当にそうなのかな?”と、
思ってしまうような人もいるのではないでしょうか。

しかし、実際のところは、
そういうことを言う人は、
”そもそも一人でいるのが好きとか、人といるのが苦痛とか、
そういうことを感じたことがない人”だったり、
”実際に自分が後で後悔したり”している人たちであって、
結局は、”自分の物差し”で語っているだけです。

実際の所は、
”一人でいるのが好きで生涯独身”で、特に何も問題なく
充実した人生を送る人もいますし、
最初はそう思っていたけれど、ある時から
寂しさを感じて”結婚しておけばよかった”と感じる人もいる…

つまり、”一人でいるのが楽しい”という人の場合でも
その後も全然問題なく”生涯独身でよかった”と
思えるような人生を送る人もいますし、
後で後悔する人もいる、というのが現実です。

”後で後悔するぞ”みたいなことを言う人たちが言うような
”必ず後悔する”というのは間違いで、
”よかった”と思える人もいれば、”後悔”する人もいるのです。

自分が生涯独身の道を選んだ際に”どちら”に転ぶのか…
これは残念ながら生涯独身の道をある程度進んでみないと分からないことですが
必ずしも後悔するわけではなく、
”一人の方が楽”という人にとっては独身でも何の苦もなく、
そのまま楽しく人生を送ることが出来る場合もあるのです。

では、ポイントをそれぞれ見ていきましょう。

全然平気な人は歳を取っても全然平気

まず、”一人でいるのが好きな人”や、
”人といるのが苦痛な人”は、
そのままの考えでいけば、
生涯独身でも”全然平気”です。

歳を取ると変わる、という人もいますし、
実際に何かをきっかけにして考えが変わる人は確かにいますが、
その逆に”変わらない”人もいます。

一人でいるのが好きな人は、いつまでも一人でいるのが好きなのが基本ですし、
人といるのが苦痛な人は、いつまでも人といるのが苦痛…
それが基本です。

ただ、人間は”変わる”生き物ですから人によっては
何らかの拍子に変わる可能性も0ではない、ということですね。

変わらなければ生涯独身の方がむしろ、気持ち的には楽だと思いますし、
何らかの拍子で変わった場合は、生涯独身と言う選択を後悔する可能性もある…
ということなのですが、
これは、実際、”自分が10年後に変わっているかどうか”ということは
今の時点では分かりませんので、
将来のことを想像しつつ、”恐らく自分は変わらないだろう”と考えるのか
それとも”自分も将来は寂しく感じるかもしれない”と考えるのか、
これは、どちらが正解か、今の時点で知る方法はありません。

下記のような点も想像してみて、判断していくとより
分かりやすいのではないかと思います。

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両親がいなくなった後を考えてみる

生涯独身の場合、”両親がいなくなった”時に
急に寂しさを感じるような人もいます。

それが、”一人でいるのが好き”で生涯独身を選んだ人が
変わる可能性のあるきっかけの一つですね。

これ自体は、”もしも両親がいなくなったら…?”を、
自分の頭の中で想像してみると、ある程度はイメージできると思います。

イメージしてみて”大丈夫そう”と思った場合でも
実際に両親がいなくなるとどう感じるかは話は別ですが、
少なくともイメージ段階で”寂しくなりそう”など、そういう風に感じる場合、
生涯独身の道を進むと、後々辛い思いをする可能性はあります。

逆に、全然大丈夫だと感じる場合や、
「既に両親はいない場合」
「両親とはそもそも仲が悪い場合」などに関しては
生涯独身生活にはあまり影響はないと思いますので、
そういう人であれば、生涯独身の道を進み、
いずれ両親がいなくなったとしても(今現在既にいない場合以外)、
特に特別寂しさを感じて結婚したくなる、というようなことは
あまりないと思います。

体調管理が非常に重要

”一人でいる方が好き!”という考えで
生涯独身の道を進んだ人が
後から後悔するパターンのひとつが
「病気になったり、体調を崩したりしたとき」です。

これに関しても、イメージをしてみて
大丈夫と感じるかどうかも
大事ですが、この点に関しては
”自分である程度予防”することもできます。

流石に両親の老いとその別れは
いつかは訪れてしまうものですし、
いくら親とは言え、最終的な体調管理は本人が
するものなので、サポートするにも限度があります。

しかし、自分の体調であれば
できる限り病気にならないように健康的な生活を
心がけることはできますから、
”体調を崩す”リスクを少しずつでも下げることが可能です。

もちろん、どんなに気を付けていても病気に
なってしまうことはありますが、
健康的な生活を送ることでそのリスクを
下げることはできますから
”可能な限り”リスクを下げることも
生涯独身として生きていく場合に大事なことです。

病気によって”一人でいるのが好き”というのが
変わってしまう人は本当にいますから、
一人でいるのが好きで生涯独身を貫いていくつもりであれば、
体調管理は、色々な方面から見た上で、大事なことになるのです。

老後の衰えなどで考えが変わる可能性も

あとは、”老後”ですね。

当然、両親だけではなく自分自身も
人間である以上は、いつかは老いていきますし、
それによって体調を崩してしまうような人もいるでしょう。

その”避けられない老後”に、”一人の方が好き”と言っていた人の
考えが変わってしまうケースもあります。
自分の衰えと共に、気持ちの部分も弱ってしまい、
変わってしまうケースですね。

こういう点はある程度は想定・覚悟しておく必要がありますし、
それを少しでも緩和するために”老後はどうしよう”ということも
体力のあるうちにある程度考えておく、ということも
大切なことになります。

先にある程度備えをしておけば、
生涯独身であることを後悔したりせずに済むかもしれませんし、
最後まで”生涯独身でよかった”と思えるような
人生を送れる可能性は高まります。

何の備えもしていないと老後に、より大きな負担を
自分一人で背負うことになるので、
”生涯独身の場合は未来の自分の介護も事前に行っておく”
ということは意識しておきましょう。

老人ホームの目星をつけておく、
貯金を蓄えておく、などなどできることは色々あります。

まとめ

一人でいるのが好きだったり、
他人といるのが苦痛だったりする場合、
基本的には生涯独身でも後から苦痛に思う可能性は少ないです。

上で書いたように、両親がいなくなった時、病気をした時、
老後などに変化が生じる可能性もありますが
それらも事前に備え・気持ちの整理をしておけば
十分に回避は可能です。

”将来、後悔するぞ”という言葉はあくまでも
”本当に一人でいるのが好きな人”の言葉でないことが多いので、
あまり参考にはならない、ということは覚えておきましょう。
あくまでも”その人から見れば”と、いうことですね。

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