夏場に各地で行われる花火大会。
しかし、夏場と言えば
ゲリラ豪雨や突然の雷雨など
天気の急変も多いタイミングです。
場合によっては、
天気の急変などによって花火大会が中止になってしまったりすることもありますし、
ゲリラ豪雨などが発生し、雷を伴っているような場合は
花火大会の開催・不開催以前に
自分自身の身にも危険が及ぶことになってしまいます。
では、ゲリラ豪雨やゲリラ雷雨などの予報が出ている日の
花火大会に行こうと考えている場合は
どのような点に注意をすれば良いのでしょうか。
注意するべき点やポイントを詳しくご紹介していきます。
中止になる可能性はあるの?
ゲリラ豪雨やゲリラ雷雨によって
花火大会が中止になったりする可能性はあるのかどうか。
これは、残念なことではありますが
”ある”というのが現実で、
実際に過去にも大規模なものから小規模なものまで、
色々な花火大会がゲリラ豪雨などの悪天候によって
中止に追い込まれています。
そのため、天気が不安定な予報が出ている場合、
足を運ぼうと思っていた花火大会が
急に中止になる可能性もありますので、
この点はしっかりと注意をしていく必要があります。
当日の状況をしっかりと確認する
ゲリラ豪雨やゲリラ雷雨の予報が出ている日に
花火大会が実施され、見に行く予定である場合には
”当日の天候の状況をしっかりと確認する”と、
いうことが重要になります。
例えば、花火大会の会場にゲリラ豪雨が
直撃するようなことがあれば、高い確率で
花火大会は中止になってしまいますし、
直撃は免れたような場合でも
落雷が発生していたり、雨が強かったりすると
中止になってしまう可能性があります。
場合によっては、花火大会開始直前や、
開始後に中止の決定が行われるようなことも
ありますので、天気予報や雨雲レーダーなどは
しっかりと確認し、当日は特に状況をちゃんと把握することが
大切になります。
もちろん、花火大会の公式から中止の情報などが
出ていないかどうか、確認することも大切ですし、
今現在、中止の発表がなかったとしても、
出かける前に周辺の天気や雨雲、発雷状況などを
確認しておくと、
”花火大会の会場まで足を運んだのに中止で
無駄足になってしまった”ということを、
防ぐことができるかと思います。
一度始まってしまえば大丈夫なの?
一度始まってさえしまえば、
花火大会は最後まで行われるのか…。
これも、残念ながら「No」で、
例えば花火大会がスタートした時点では
晴れていたけれど、その後にゲリラ豪雨が
直撃してしまい…などという場合に関しては、
花火大会が一度スタートしても、
途中で中止になる可能性もあります。
ですので、ゲリラ豪雨などの予報が出ている際には
そのことも頭に入れた上で”どうするべきか”を
考えていくと良いと思います。
例えば、花火大会開始時には
晴れていた場合でも、20分後にゲリラ豪雨に
ぶつかったりすれば、その時点で
花火大会が中止になる可能性は高いです。
”一度始まってしまえばもう止められない!”というような
ものではありませんので、
ゲリラ豪雨予報などが出ている際に
花火大会を見に行くのであれば、
この点も予測しつつ、判断することが重要になります。
小雨でも中止になってしまうの?
中止の判断は、花火大会の運営サイドが
行います。
発雷の危険性などがなく、小雨が降っている程度では
花火大会が中止になる可能性は低いですが
100%ではありません。
ただ、ゲリラ豪雨のような振り方をしてきたり、
落雷などが多発しているような場合だったり、
そういった場合に関しては、残念ながら高い確率で、
花火大会は途中であったとしても、
中止になってしまいます。
中止発表のタイミングは?
これは、その時によって異なる為
何とも言えませんが、
ゲリラ豪雨が原因の場合は、事前に予測が難しく、
例えば花火大会開催1時間前の時点では”まだ快晴”などということも
ありますので、直前になってしまったり、開始後になってしまったり
することがあります。
単純な悪天候であったり、
台風が原因の場合は、事前にある程度察知して
中止などに関しても先に伝えることができますが、
ゲリラ豪雨の場合は基本的に直前になってしまう可能性が高いです。
(予報が出ている時点で中止してしまうと、
それこそ花火大会がほとんどできなくなってしまうので、
直前まで判断を伸ばさざるを得ないのも事実です)
ゲリラ豪雨予報=絶対に降る とは限らない
ゲリラ豪雨は発生の予測が非常に難しく、
場合によっては、予報と時間帯がズレたり、
場所がズレたりすることもあります。
そのため、ゲリラ豪雨が”山沿い中心”みたいな予報が
出ていても、山沿い以外の地域で発生することもありますし、
逆に”平野部でもゲリラ豪雨”と言われているような場合であっても、
ゲリラ豪雨が発生しない場合もあります。
ですので、ゲリラ豪雨予報が出ている時点で
すぐに諦める必要はなく、
当日の状況を見定めながら花火大会に足を運ぶか、
それともやめておくか、という点を判断していくのがベストです。
予報だけで花火大会への参加をやめてしまうと、
”全然雨なんて降らなかったのに!”ということに
なる可能性もあります。
もちろん”念には念を入れてやめておく”というのも
一つの判断ですが、なるべくなら見たい!という場合は
直前まで雨雲レーダーなどを確認してから
判断しても遅くはありません。
雷が鳴っている場合危険なので注意
花火大会に足を運んだ後に、
ゲリラ豪雨に遭遇してしまった場合は
”可能であれば”なるべく早く屋内に避難をするようにしてください。
と、言うのも雷は人的被害をもたらすこともあり、
場合によっては大けがをすることもありますし、
最悪の場合は命に関わることもあります。
特に、”花火大会”は広い場所で行われていることも多く、
雷は”広い場所にポツンと立っている人間”などに落ちやすいので、
そのままその場所にいるのは危険です。
また、木の近くなども雷による被害が出やすいために
避難する場合は可能な限り屋内に避難するようにしてください。
”途中から鳴りだした場合”は、
花火がまだ打ち上ったりしているかもしれませんが
どのみち、じきに中止になる可能性は高いので、
避難を優先した方が良いかと思います。
なお、花火大会中はたくさんの人がいますので、
慌てて移動すると、転倒など、別の意味での
事故を引き起こす可能性もありますので、
その点にも注意をするようにしてください。
事前に回避するのは困難
夏場のゲリラ豪雨は、
直前にならないとなかなか、
ある程度の傾向が分からないために、
事前に”今回の花火大会は危ないな”だとか
そういった判断をすることは極めて困難です。
運営サイドも、花火大会の日程を
決める際に、”この日は危ないからやめておこう”なんて
考えることはできませんし
見に行く側も、”数日後”ぐらいまでに当日が迫らないと
その日が不安定な天気なのかどうか、事前に突き止める術は
ありません。
この先、環境の変化などで、
夏場にゲリラ豪雨のような天候がさらに増えるようであれば
夏の風物詩ではなく、冬の風物詩になるなど、
花火大会の時期そのものを見直す必要が
出て来るかもしれません。
まとめ
せっかくの花火大会が
ゲリラ豪雨によって中止に追い込まれてしまうと、
見に行く予定だった人は、本当にガッカリすると思いますが
夏場には非常に残念ながらゲリラ豪雨のような天気に
なってしまう日も多いです。
この先の時代、そういったことが増えていくようであれば
やがて、花火大会の開催時期なども含めて
見直す必要が、出て来るかもしれません。
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