電話調査はあてにならない?惑わされないための注意点と将来性。

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何事に対するアンケートだったとしても
「電話調査」というものは
あまり当てにならない調査です。

その理由を解説していきます。

街頭でのインタビューだとか
ネットでのアンケートなどに関しても、
ジャンル問わず
「全員」に調査した結果ではありませんし、
色々問題点があるのも事実なので
アンケート各種は、あくまでも参考程度に
考えておくのが一番良いかと思いますが、
その中でも特に「電話調査」というものは
当てにならない部分も多いのです。

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ジャンル問わず、あまり参考にならない?

電話調査のジャンルが
どんなジャンルであったとしても、
こういった調査はあまり参考に
なりませんし、今後は
こういった調査もさらに少なくなって
いくことでしょう。
前世代的…まぁ、悪い言い方をすれば
時代遅れなやり方、とも言えます。

娯楽的なアンケートであったとしても
社会的なアンケートであったとしても
既に電話で調査する時代には
限界が来ていると思いますし、
今後は時代に合ったやり方
(ネットなど)や、さらに時代が進めば
今の時代にはないようなものを使った
調査なども、行われるように
なっていくのでしょう。

では、話が少しそれましたが
電話調査がなぜ参考にならないのか、
その点についてみていきましょう。

調査人数が少ない

まず、調査人数が少なくなりがちな点ですね。
ネットなどでのアンケートと比べ、
調査人数が少数であることも多いです。

これは、電話調査に限った話ではありませんが、
アンケートの類は
”調査人数”をまず見ることをおすすめします。

これが何万人だとか、それ以上であれば
ある程度信憑性があると考えても良いですが、
何千人、少ないものだと何百人、何十人レベルの
ものも存在しています。

そういったものの場合、
明らかに調査人数が少ないですし
当然、人数が少なければ少ないほど
それはごく一部の少数の意見でしかありません。

全体的な結果…というよりかは
ごく一部の限られた意見のみで、
あたかも全体的な意見のように
堂々と調査結果を発表しているようなものもあります。

調査対象が少人数の場合は、
「その人たちの意見」でしかなく、
全体的な意見とは大きく異なる場合があります。

電話調査の場合、最近では人数が
少ないものも多いですから、
あまり参考にならないのです。

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調査対象が偏っている?

電話調査となると
調査対象はどうしてもある程度高齢の人間に
偏りやすいでしょう。

そうなってくると、調査結果も
当然、偏ってくるわけですね。

電話調査の年齢層は何歳から何歳までの何人に…
みたいな感じで表示されていますが
年齢別の人数は不明だったりしますし、
そもそも若い人であればあるほど
”知らない電話番号”からの電話には
出ないでしょうから
そもそも電話調査に参加しない
若い人が多いかと思います。

私も、知らない番号からの
電話には一切出ませんし、
かけなおしません。

と、なってくるとやはりある程度
年配の方に偏ったアンケート結果に
なる可能性も高く、
電話調査というものは
特定の層に偏りがちな
調査方法と言えるかもしれません。

調査対象も不明瞭

これは、電話調査だけに言えることでは
ありませんが、
調査対象も不明瞭です。
どのような人たちにアンケートをしたのか。

無作為と書いてあったとしても
本当に無作為なのかどうか。

こういうアンケートや調査は
電話のものに限らず、
ある程度意図的にコントロールしようと思えば
コントロールなど簡単に出来てしまうのです。
調査対象が無作為なのかどうかもそうですし
そもそも回答内容も本当に反映されているのかどうかも
実施者以外からは確かめる手段がありません。

そのため、電話調査に限らず
アンケート関連は、話半分ぐらいに
見ておく、というのがベストになってくるでしょう

固定電話の場合は持たない人も増えている

そもそも固定電話は持たない人も増えてきています。
実際に、使う機会が大幅に減った!という人も
多いのではないでしょうか?

時代の流れと共に
今後の固定電話は普通の家庭には
無くなっていき、会社やそういった場所にのみ
存在するような、
そんな存在になっていくかと思います。

そうなってくると、電話調査の役割も
さらに薄くなっていくでしょうし、
調査の規模が小さくなればなるほど
上にも書いたような理由から
調査の意味合いも薄くなっていきます。

やはり、長い目で見れば
電話調査、というやり方は
通用しなくなっていくのでしょう。

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電話に出ない人も

上でも少し書きましたが
”知らない番号からの電話には一切出ない”と
いう人も多いでしょう。

固定電話が中心の時代には、
電話が鳴っても、相手が誰なのか、
電話番号が表示されるわけでもないため
(最近は番号が表示されるものも多い)
電話がかかってくれば
とりあえず電話に出る、という人が
ほとんどだったはずですが
今はそうではありません。

スマートフォンやガラケーでは
相手の電話番号が表示されます。
当然、かかってくるかもわからない
電話調査の番号なんて
皆様、知らないでしょうし、
そんな番号を登録しておく人も
いないでしょう。

「知らない電話番号には出ない」というのが、
今の世の中では安全のための
対策の一つにもなっていますから、
電話調査をしようと思っても
なかなかその電話に出ない、という人も
これからさらに増えてくるかと思います。

電話を利用した悪事は、
ネットが普及した時代において
減ってくるとは思うのですが
(ネットのほうに以降するため)
それでも、まだまだいろいろとあるのも事実です。
今後も、さらに「知らない番号」の電話には出ない、
という人は増えていくのではないでしょうか。

時代の流れでいずれ消える

電話調査というものは
いずれは消えていくものであると思います。

その理由としては、やはり時代の流れ…
ということになりますね。
今はまだ、大丈夫です。
例えば高齢の世代の方は、
固定電話を持っている人も多いと思いますし、
知らない電話番号は出ない!なんて
時代ではなかったと思いますし
(もちろんでない人もいるでしょうけれど)
自分たちの全盛期にはネットがなかった時代、
という人もまだまだたくさんいらっしゃいます。

ですので、今はまだ、大丈夫でしょう。

ですが、時がさらに流れれば
その時代の高齢者は
”小さいころから当たり前のようにネットがあった”
世代へと変わっていきます。

そうなってくれば固定電話の所有率も減っていくでしょうし
知らない電話番号には出ない、が染みついた
世代が高齢者になっていくわけです。

そういった時代に”電話調査”が十分な人数
調査できるほどの能力を持っているのかどうか、
と言われればなかなか厳しいのでは
ないでしょうか。

最終的には、長い目で見ると
電話調査というものは徐々に衰退していき、
ネット、あるいはそのさらに先、
その時代にあった調査方法に
変わっていくものと思います。

電話調査は古いから悪い、
ということではなく、
何事も時代に合わせたやり方に変わっていく、
ということは
自然なことですから
色々なアンケートなどの調査方法も
時代に合わせて変わっていく、
と考えるのが普通ではないでしょうか。

まとめ

皆様の電話にも電話調査がかかってくる
可能性もあります。
機械音声のアンケートみたいな感じのものもありますね。

ただ、それが本物かどうかも分かりませんし、
物騒な世の中ですから
一番確実なのは
”スルー”してしまうのが一番です。

スマホであれば相手の番号が出るでしょうから
知らない番号ならスルーしたほうが
(あるいは、ネットで番号を検索してみるといいです。
悪質な業者が相手なら必ず検索に引っかかって
”この電話番号は迷惑電話”と出てきます)
いいですし、
固定電話なら、出た時に自動音声だったり
アンケートだったりする場合、
そのまま切ってしまっても問題ありません。

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