世界では、色々なニュースが飛び交っています。
経済的なことから、事件的なことまで
色々なニュースが飛び交っていて、
それらを見ていると”不安”を感じてしまうような人も
場合によってはいるでしょう。
しかし、世界情勢に関して言えば
”個人が過度に不安を感じても、どうすることもできない”のも事実ですし、
SNS上などでは煽るような情報に溢れていたりすることも事実です。
もちろん、
冷静に情報を受け止めることができる人であれば、
それはそれで良いですし、世界で起きている出来事を知ることも
知識としては役に立ちます。
が、世界情勢に関するニュースなどを見て
不安を強く感じてしまう人の場合は、注意が必要で
自分とは直接的に何も関係のない話題で強い不安を感じてしまったり、
中には精神的に病んでしまうような人がいるのも事実です。
”世界情勢”に強い不安を抱いている人が
自分自身の精神的な部分を守るために
心がけるべきポイントをそれぞれ解説していきます。
世界のことを気にする前に、まずは自分の心を守ること。
これを、心がけていきましょう。
他のことに影響が出ている場合は危険信号
世界情勢のことばかりを気にするようになってしまい、
自分の日常生活の”他の事”に、何らかの影響が
出ているような状態になっている場合、これは危険信号です。
これから説明していくような部分をしっかりと理解し、
自分の精神的な部分をしっかりと守っていく必要があります。
例えば「起きている間、四六時中世界情勢のことを考えている」状態に
なってしまっていたり、
「それに関する夢ばかり見てしまう」「強い不安感を感じる」
「（世界情勢のことを考えて）元気がなくなっている」
「食欲の低下」「ネットでそれのことばかり調べている」
こんな状況が一つでも当てはまる場合に関しては、
かなり”良くない”状態なので、注意する必要があります。
ただちに、自分自身を守るための行動を実行に移していく
必要がある段階、と言っても良いでしょう。
では、世界情勢に過度の不安を感じてしまう場合、
どうすれば良いのかどうか、見ていきましょう。
一個人が気にしてもどうにもならない
まず、世界情勢と言うのは、正直なところ、
一般の個人が気にしてもほとんどの場合
”どうすることもできない”ですし、
”どうにもならない”というのも事実です。
ですので、一個人が過剰に気にしても、
仕方のないことである、というのも事実です。
”気にしても仕方がない”と、いうことですね。
もちろん、例えば海外で大きな災害が起きた際に
募金に参加するだとか、そういうことはできますが、
それでも限界はありますし、
”気にする”こと自体は、世界で起きていることに対して
何のプラスにもなりませんし、誰かを助けることにもなりません。
ただ単に気にすれば気にするほど、自分の心を蝕んでいくだけです。
そのため、過剰に気にしても、そもそも意味がありません。
まずはこのことを大前提として覚えておく必要があります。
人間、全てを綺麗事で生きようとすると、身体が持ちません。
ドライに割り切るところは割り切って行かなくてはいけないのです。
ネットは絶対に見ないようにする
世界情勢に強い不安を感じる人が
絶対にしてはいけないことは「ネットで世界情勢の話題を調べる」ことです。
これをやってしまうと、どんどんどんどん不安が強まってしまい、
実際にはほぼ起こりえないような最悪の結末まで
起きてしまうのではないか？と、いうような、
過剰な不安を招く原因になります。
特にSNSなどでは、世界情勢に関する話題は
経済的なものでも、その他でも”かなり偏った意見”も多く見られ、
大げさに表現していたり、煽るような言い回しをしていたり、
思い込んだ意見や、デマ情報など、あらゆるものが散見
される状態になりやすいです。
そういった、大げさな意見ばかりを見ていると
”本当はそんなこと起こる可能性は低いもの”であっても
今にでも起きるような気がしてしまったりと、
精神的に悪い影響ばかりを与えることになります。
ネットの意見は、基本的にかなり偏った意見も多く、
過剰な考えの人も多いので、
その点は注意が必要ですし、
不安を感じるのであれば、少なくとも世界情勢に関する情報は
ネットでしか見ない方が良いです。
「ネットじゃないと真実が見えてこない」みたいな人もいますが、
確かにネットでしか拾えない情報もある一方で、
煽り情報や、デマ、偏った情報なども溢れかえっているので、
情報の取捨選択ができない人や、不安を感じやすい人は”見ない”ことが
何よりも自分を守るための対策になります。
不思議なことに、世界情勢のニュースではなぜか
妙に上から目線な発言や攻撃的な発言をする人も
結構目立つので、
不安を感じやすい人の場合、余計に不安が強まってしまう恐れも
ありますので、注意が必要です。
ニュースを見るのもほどほどに
ネットほどではありませんが、
テレビのニュースなども、やはり不安を感じやすい人に
とっては、不安材料の一つになります。
特に、世界情勢に関することを頻繁に報道しているような
時期については、”ニュースを見過ぎないようにすること”も
大切になります。
もちろん世界情勢以外の、
自分にも関係する可能性のある身近なニュースに関しては
情報はある程度仕入れた方が良いですが
不安を感じやすい人については
世界情勢に関する情報は”こういうことが起きているんだ”ということだけ
理解しておき、あとはあまり詳しい情報を得ないようにする、
ということも大切です。
自分の好きなことを楽しむ
世界情勢に不安ばかり感じていても、最初に書いた通り
一個人にはどうすることもできない、というのが事実です。
そのため、ずっとそればかり気にしていても仕方がありませんし、
そんなことをしてしまうと、精神的に負担がかかりすぎてしまいます。
そうなってしまわないためにも、どのような世界情勢であっても、
自分の好きなことを楽しむようにする、ということは大事なことです。
好きなものを食べるのでも、寝るのでも、趣味を楽しむのでも
何でも構いません。
人間はリラックスの時間がないと壊れてしまいますので、
ここは大切にしておきましょう。
無関心は悪いことじゃないの？
物事に対して”無関心”なのは悪いことだと言う人もいます。
しかし、世界に目を向けてみると、日々色々なことが起きており、
現実問題”全てに関心を持ち、目を向けること”はできません。
そのため、”自分のこと”をまずは優先していくことは、
自分の身を守るためにも大事なことであり、
”世界の全てを個人が背負うことはできない”ということは
しっかり理解しておく必要があります。
世界情勢全てに目を向け、全てに関心を持ち、全ての解決のために
力を尽くすことなど、とてもじゃありませんが
人間には不可能なことです。
ですので、このあたりは割り切りも大事な部分であり、
精神的に不安を抱えてしまいやすい人は特に、
”情報を過剰に得過ぎないようにする”ということも
自分のみを守るために大事なことなのです。
まとめ
世界情勢に関するニュースを見て
不安を感じてしまう人は、
特にネット上の情報は遮断することをおすすめします。
実際には自分の生活自体にはほとんど影響のないことでも
強い不安を感じてしまっている人も見かけますし、
そればっかりになってしまっている人もいます。
しかし、それで病んでしまっても、
世界情勢の動きを変えられるわけではありませんので、
経済的な話でも、その他の話でも
上手く割り切り、情報を得過ぎないようにすることは
自分の身を守るために、大切なことになるのです。
