自営業でCDショップを始めるのは無謀!売れない儲からない現実

店員Kです!

音楽CDの販売店。
昔は個人経営のものも良く見かけましたが
最近はほとんど見かけなくなってしまいました。

そもそも新星堂などの大手店舗でさえも
苦しいのが現状ですから、
今から個人でCDショップを始める、というのは
相当難しいことなのです。

もしも、CD販売店を個人で始めようと思っている人が
いるのであれば
”やめておいた方がイイ”と警告します。

確かに、それが夢なのであれば夢を実現させることに
向かっていく、というのはとても良い事ではあるのですが、
それでも、今の時代では、ザンネンながらCD販売店を個人経営
するのは本当に難しいことなのです。

個人でCDショップをやるべきではない理由!

個人経営でCDショップをやるべきではない、
と、私は断言します。
確かに、昔は良かったのです。
私も、個人経営のCDショップをいくつか知っていますし、
利用もしていました。

しかしながら、現実的に考えて、現代では、
個人でCDショップをやるべきではありません。
どうしても!と言うのであれば、相当な覚悟が必要になりますし、
CDショップで稼ぐ、ということは諦めて
別の何かで稼ぎながらやっていく、と、そういう流れに
なってくるかと思います。

では、何故、CDショップを個人でやるのはNGなのでしょうか。
それを見ていきたいと思います。

新商品の入荷が困難

まず、最初に現実を言ってしまえば
今の時代、問屋から新商品を入荷することは
個人レベルでは非常に困難になります。
特に、CDなどに関しては厳しいです。

もちろん、大量の取引をすれば可能ですが
そうすると”莫大な資金”が必要になります。
個人レベルで経営するのには現実的なレベルではありません。
また、在庫が売れ残れば破滅するでしょうし、
仕入れしたCDが全て売れてくれる、なんて時代では、
今はありません。

そうなってくると、新品CDの入荷は困難になるのです。
アマゾンなどの一般向け販売店で購入して、なんてことを
やれば自分のもうけがありません。

CDの入荷はコネでもない限り、
そもそも非常に難しい、ということを
覚えておきましょう。
もしも万が一、どうしても開業するのであれば、
開業前に、仕入れルートを確保できるのかどうか
人脈をフル活用して考えてみて下さい。

中古だけでは売れない

新品がダメなら中古CDの買取販売をすれば良いのでは?
と思うかもしれませんが
これは絶対にやめてください。
儲からずに、ほぼ100パーセント、倒産することになります。

理由としては、
CDそのものが、発売されてから年月が経つと、たいていの場合
安くなります。
そうなると、1円買取10円販売にしても売れないようなCDが
ゴロゴロと出てきます。
しかも、結構大量にそういうCDは存在します。
恐らくは買取していると、どんどん在庫が増えていくことになるでしょう。

もちろん、中には売れるCDもあります
人気アーティストの限定版CDだとか、
アニメ、ゲームのサウンドトラックCDの一部など、
定価をはるかに超えるような価格がつくCDがあるのも事実です。

しかし、お店をやっていて、それらが買取にやってくるのか?と
言われればザンネンながら答えはNoです。
今の時代、お店に売却しに行くよりも、オークションなどで自分で
売ってしまった方が、高く売れる、というのが常識です。

そのため、そういったものの買取は滅多に来ません。
ごくまれに来ることもありますが、
そんな小さな量では、お店を維持していくこともできませんし、
生活していくこともできないのです。

オークションやメルカリなどが台頭してきているため、
そもそも中古業界全体が苦しいのだということも、
覚えておかなくてはなりません。

くれぐれも、中古なら行けるだろう、と間違った考えを
起こさないように注意して下さい。
中古だけではとてもじゃありませんが、やっていけません。

そもそもCDが売れなくなっている

そもそも、CDが売れなくなっている、ということも
重要なポイントの一つですね。
もしも自営業をやるのであれば、
そういった大切な部分から目をそらしてしまっては
いけません。

どんなに自分が大好きなものだったとしても、
世間的に売れなければ、それは仕事にはできない、
しない方が良いものなのです。

で、今現在の現実を見てみると
いかに”CDが売れなくなっている”かは、
よく分かるかと思います。

CDが売れなくなってしまった理由には
色々ありますが、
一番は「ダウンロード販売」の登場でしょう。
ダウンロード販売の登場によって
”欲しい曲”だけを購入できるようになりましたし
ipodなどの音楽プレイヤーにダウンロードして、
それを持ち運ぶこともできるようになりました。
つまりは、CDの時代は冷たく言えば、もう終わっているのです。
私自身はダウンロードより物体として持っておきたい人なので、
CDの方が好きですが、
それでも、もしも仕事にするのであれば、
現実を見なければいけません。
もう、CDは売れないのです。

音楽販売の主流ではなくなってしまったのですから…。
そして、主流でなくなってしまったものに、
いつまでも固執している、というのは
商売するという点においては、何のプラスにもならないことなのです。
CDショップが売れなくなった理由の記事も参考にどうぞ)

他、中古販売、レンタルなどなど、
そういった部分の影響も0ではないですし、
違法ダウンロードだとか、音楽離れも原因の一つではあります。
しかし、一番大きな原因としては”CDそのものが売れなくなっている”ということに
あるのです

人柄やアイデアではどうにもならない

もう一つ、勘違いしてはいけないことは
「人柄やアイデア」ではどうにもならない、ということです。

まず、店主の人柄が良ければ、面白ければ
お客さんも集まって来るんじゃないか、と思うかもしれませんが
世の中はそんなに甘くありません。
名物店主のお店、みたいなところもありますが、
それは「名物店主だから成功した」のではなく
「運なども含む、他の色々な要素+名物店主」だから成功したのです。
これを勘違いしてしまって、
自分のキャラクター勝負!みたいなことを考える人も居ますが
それは大間違いですから、注意するようにして下さい。

また、アイデア勝負!などと思う人も
いるかもしれませんがちょっとやそっとの
アイデアでは、売れることはありません。

むしろ、どんなにアイデアを出しても、
”CDの個人店”が売れることは
ほぼ不可能に近いと言っても良いかと思います。

SNSの利用だとかネット通販の導入だとか
そんなことは当たり前です。
どこでもやっています。
とは言え、その少し先を行くようなアイデアを出したところで
そう簡単に成功したりはしませんし、
多くの場合は、そのまま失敗するのがオチでしょう。

アイデアや店主のキャラクター勝負では
どうにもならないところまで、
CDの衰退、販売業の衰退というものは
進んでいるのです。
間違っても、自分が音楽好きだからと、
CDショップをオープンしたりしないようにしてください。

確実に後悔することになります。

生きていくための職業には出来ない

ザンネンながら、以上のような理由から、
CDショップというものは”生きていくための職業”とすることは
非常に難しいかと思います。

道楽などであれば良いですが
少なくとも”他の収入源”もしくは”貯金”がなければ
CDショップでやっていくことは不可能です。

今後ますます苦しくなっていく業界ですから
その点も覚悟しておかなくてはいけません。

まとめ

自営業でお店を始めるのであれば、
扱おうとしているメインの商材が
売れるものなのかどうか、
今の時代に求められているものなのかどうか、
よく考える必要があります。

それを考えずに適当な事をやっていると
最終的に後悔することになるいのは自分です。
自営業は、本当に人生をかけたものになりますから、
失敗しないように、注意することが
大切になってくるのです。

CDでは、現代を生き抜くことは、できません。

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