学校の部活でいじめを受けたら…?解決のためのポイントは?

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学校の部活内で”いじめ”を受けてしまった場合は
どうすれば良いのか…

この点を解説していきます。

学校での”いじめ”はクラスメイト達からのいじめなど、
”教室内”でのいじめだけとは限らず、
場合によっては”部活”の中でいじめを受けるようなことも
人によってはあるかもしれません。

教室内でのいじめとはまた異なる部分もあるので、
この点のいじめの対処方法をそれぞれ見ていきましょう。

いじめられている場所が主に教室(クラス)であっても、
部活であっても、
そのまま泣き寝入りすることはしないようにし、
しっかりと対応を行っていくようにしましょう!
(※部活以外の場合はこちら⇒学校でいじめを受けた場合の相談相手

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部活でのいじめの対処方法は?

部活内でのいじめが起きた場合、
その相手が”誰なのか”ということでも、
色々と有効的な対応方法が変わってきます。

例えば”部活でいじめを受けている”と言っても、
相手が”個人”なのか”複数”なのか、によっても変わってきますし、
相手が”同級生やクラスメイト”なのか、
それとも部活中にしか接することのないような”先輩”なのか、
あるいは”部活の顧問の先生”自体がいじめの元凶なのか。

これによっても、対処方法は変わってきます。

例えば、顧問の先生自体がいじめに加担しているようなケースだと、
この先で説明するような方法のうち
「顧問の先生に相談する」という方法は使えません。
当たり前のことですがいじめの加害者に対して”いじめられてるんですけど”などと
相談しても、当然効果はありません。

そのため、部活内でのいじめの場合は特に、
”いじめの加害者である相手が誰なのか”ということによっても
対処のポイントは変わってきますので、
まずこの点は注意しておくようにしましょう。

これから先で紹介することのうち、
”全て”を試すのではなく
自分の現在の状況に応じて、使えそうな方法を
試していく、ということが大事になります。

顧問の先生に相談する

部活内でいじめが起きている場合、
担任の先生よりも、部活内の状況をしっかりと把握している
顧問の先生にまず、相談してみると良いでしょう。

顧問の先生であれば、当然のことながら部員たちのことは
担任の先生よりも理解しているので、
まず、相談するのであれば”部活の顧問の先生”に相談するのが
ベストと言えるでしょう。

担任の先生でも良いのですが
”顧問の先生に相談できる状況”なのであれば、
顧問の先生の方がより対応しやすいのは事実です。
(担任の先生だと、別クラスの生徒の場合はともかく、
別学年の生徒などの場合、ほとんど接点のない生徒などもいますし、
相談されても、顧問の先生との兼ね合いなどもあり、
顧問の先生に相談する場合よりも動きが遅くなりがちです)

ですので、部活の顧問の先生に相談できない事情がない場合は、
まず部活の顧問の先生に相談してみると良いです。

ただ、先ほど少し書いたように”部活の顧問の先生自体がいじめに
加担している”ようなケースだったり、
部活の顧問の先生の普段の性格・振る舞い上、いじめを相談しても
対応できない可能性が高い場合などは
顧問の先生ではなく、担任の先生に相談するのも方法となります。

特に、顧問自体がいじめに加担している場合は
顧問に相談しても無駄(逆効果になる可能性)もあるため、
この場合に関しては顧問には相談しないようにして下さい。

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担任の先生に相談する

部活の顧問の先生に相談できない場合や、
顧問の先生に相談した上で、さらに解決できる可能性を
高めたい場合は、担任の先生に相談してみましょう。

顧問の先生と担任の先生、両方にいじめのことを
伝えておくことができれば、
より解決できる可能性は高まります。

2人が両方とも動いてくれれば、当然のことながら
解決する可能性は高まりますし、
いじめられている側としてみれば”味方”も増えます。

また、仮に担任の先生か顧問の先生、
どっちかしかいじめへの対処をしてくれなかった場合でも、
2人に相談しておいたことによって、
少なくとも”対応してくれる人”はいるわけですから、
動いてくれた先生の方は、頼りになる存在になります。

相談しておく人数は大いに越したことはありませんので
事情がない場合、最優先は顧問の先生
(部活の状況を一番知ってますし、部活の時間にその場に
いるわけなので、一番対処しやすいです)ですが、
それに加えて、担任の先生にも相談しておくとさらに、
解決への一歩にすることができます。

なお、顧問の先生が加害者の場合(あるいは一緒になって
嫌がらせをしてきているような場合)は、
この担任の先生への相談が最優先事項となります。
この際に、”顧問の先生からいじめ・嫌がらせを受けている”という
証拠を提出できるとより効果的です。

と、言うのも、仮に担任の先生が信じてくれたとしても
顧問の先生は”大人”なので、生徒である皆さんよりも
より”ずる賢い”可能性が高いです。
ですので、証拠がないと担任の先生が顧問の先生に確認を
取ってくれた場合でも、
顧問の先生が言い訳をしたり、嘘をついたりして、
”生徒の方が嘘をついている・勘違いしている”という展開に
持って行かれてしまう可能性も十分にあるのです。

そのようなことになってしまわないためにも、
できれば、部活の顧問の先生から嫌がらせ・いじめを
受けている場合”その証拠”を確保することをおすすめします。

文章などで嫌がらせ(例えば部活内の連絡手段などで)を
受けているならその文章、
部活内に「顧問の先生が嫌がらせをしている」と証言してくれる人がいるなら
その子に協力をお願いする、
最悪の場合は親などに相談してボイスレコーダーを用意して、
嫌がらせの決定的瞬間を録音するなど、対応を考えてみて下さい。

保護者に相談する

保護者への相談も、もちろん方法の一つです。
学校の活動に直接介入はできませんが、
担任の先生や顧問の先生に”保護者から”話が行けば、
先生としても対応せざるを得ませんし、
先生からすると”保護者からの正当なクレーム”は
恐ろしいものです。
そこで対応しなければ問題になる可能性もありますからね…

ですので、弱点を突く、という意味でも、
先生たちに相談しても成果が出ない場合、
保護者の方に相談して見る、というのは対処法の一つになります。

部活を辞めてしまう

部活内限定でのいじめなら
その部活を辞めてしまうのも方法の一つです。

どうしても、一度入部すると”途中で退部は許されない”
みたいな感覚に陥ってしまう人もいますが
”部活動は所詮学校における活動のおまけ”ですので
いじめを部活内で受けているなら退部してしまうのも
方法の一つです。

それは逃げではなく、戦略的撤退で、
社会人になってからも、このスキルを身に着けることは
大事なことです。

例えば、ブラック企業に就職してしまった場合でも
我慢し続けて壊れてしまう人もいます。
そういった時に”壊れる前に逃げる”ということは
とても大事なことで、部活内のいじめでも、
もしも対応が難しいのであれば、場合によっては
”逃げる”という選択肢を取ることはとても大事なことに
なるのです。

もしも対応が難しい場合、相談してもなかなか解決しない場合などは
その部活を辞めてしまうのも手です。

まとめ

部活内のいじめの場合、基本的には部活の顧問⇒担任⇒保護者の
段階で相談していくと良いです。
(途中で解決すればそれ以上は別に相談しなくても構いません)

部活内でのいじめの場合は、最悪の場合”やめてしまう”という
選択もあるので、最終手段として覚えておくと良いかと思います。

また、いじめの相手が”同じ部活のクラスメイト”である場合は
通常のいじめと同じ、担任の先生に相談したり、保護者に相談するなどして
対応していきましょう。

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