卒業アルバムの捨て方は?そのまま捨てると個人情報が心配!

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学校の卒業アルバム…

中には、
「最初の頃は見ていたけれど、邪魔になってしまった」だとか
「買ったけど全然見ない」だとか
そういう人もいると思います。

卒業アルバムは結構サイズが大きかったり、
分厚いものが多いので、
邪魔に感じる人もいますよね。

では、そんな卒業アルバムを処分する際には
どうすれば良いのでしょうか。

この点について解説していきます。

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捨てること自体は問題ない

”卒業アルバムを捨てる”ということ自体は
これは、特に問題はありません。
捨てるも、残しておくも、これは個人の自由です。

”卒業アルバムを捨ててはいけない”などという
法律はありませんので、
市区町村の分別に従って
ゴミに出したり、回収業者などに回収を
お願いすること自体は、何も問題のない行為です。

しかしながら、これは”ルール上”の問題で、
ルール上、捨てることは問題ないのですが、
ルール以外の部分で問題が生じる可能性があります。

それが「個人情報」の問題ですね。

卒業アルバムをそのまま捨ててしまうと、
ゴミ捨てのルール上は問題なくても、
自分を含む、同級生たちの個人情報が
第3者に見られてしまったり、
最悪の場合は悪用される可能性も
否定はできません。

遠い昔の卒業アルバムとは違い、
今の卒業アルバムには住所などは
掲載されていないケースも多いですが、
それでも顔写真や、フルネーム、
学校の様子など、色々な情報を
そこから得ることができてしまいます。

自分自身のためにもそうですし、
同じ学校に通っていた人たちの
個人情報を守るためにも、
処分する際には”個人情報の部分”に
注意をすることが望ましいです。

中には、学校に良い思い出がなくて、
個人情報なんて知ったことか!と
思う人もいるかもしれません。

が、万が一あなたの捨てた卒業アルバムから
個人情報が洩れて、何かが起きたりすると
後々、面倒なトラブルに繋がってしまう可能性も
否定できませんので、
”自分がトラブルに巻き込まれないためにも”
しっかりと処理をして処分することをおすすめします。

細かく切って処分する

卒業アルバムを処分する際には、
個人情報(顔写真や名前など)が載っている部分などを
重点的に、細かく切断してから
処分することをおすすめします。

ハサミなどで切断しても良いですし、
シュレッダー(卒業アルバムの紙質やシュレッダーの種類次第では
紙詰まりなどを起こす場合もあるので注意してください)などで
切断しても構いません。
※シュレッダーがベストですが、紙がぶ厚すぎて、シュレッダーの
機能が低いものだと詰まるリスクもあるので、
シュレッダーを利用する際はよく確認して行ってください。

会社の重要な書類などをシュレッダーで細かく切断して
捨てるのと同じような感じで
個人情報の部分を特に重点的に細かくして処分する、ということです。

一番手っ取り早く、簡単に行うことができる方法なので、
迷ったらこの方法で処分するのがベストです。

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切る以外の方法はあるの?

私としては「細かく切って捨てる」がベストだと思いますし、
実際、この方法が一番手っ取り早いと思います。

卒業アルバムはある程度ページ数があると思いますから
当然ある程度の時間はかかりますが、
それでも、他の方法よりは効率的と言えるでしょう。

残りの方法としては、

「接着する」
卒業アルバムのページ同士を接着剤やテープなどで
くっつけて開かないようにした状態でゴミに出すことで、
個人情報を簡単に見ることはできない状況に
することはできます。
ただし、これは”本気で中を見ようとしたら”
刻まれている時よりかは見やすいので、
個人情報保護の面で不安が残りますし、
接着剤を消費します。

「見えないようにする」
個人情報の部分を削り取ったり、色で塗りつぶしたりする方法でも
個人情報自体を隠すことは可能です。
この方法であれば、ちゃんと塗りつぶし・削り取りなどがされていれば、
個人情報の面では心配ないと思いますが、
切断する場合と比べると”無駄に時間がかかる”方法ですし、
この方法で時間をかけるぐらいなら、サクサクと切断した方が早いので、
”やりたければ可能な方法”ではありますが、
おすすめはできません。

どうしても事情や理由があって、
↑の方法を使いたい場合は止めませんが、
基本的には切断して処分するのが手っ取り早いです。

また、ヤマトの”機密文書リサイクルサービス”もありますが
これは費用も手間もかかる(卒業アルバムで考えれば、の話です)ので、
切断の方が良いです。

やってはいけないこと

卒業アルバムをそのまま捨てると
個人情報の観点で懸念が残り、後々トラブルになりかねないので、
自分の身を守る意味でも、必ず
細かく刻むなどしてから、処分するようにして下さい。

また、こういうものを処分する際に
稀に”火”を使って燃やそうとする人がいますが
これは”火災や事故などの原因になる”上に
自分でゴミを燃やすこと自体が違法行為なので、
これは絶対に控えるようにしてください。

危険ですし、ルール違反です。

まとめ

基本的には卒業アルバムが不要になった場合、
シュレッダーなどで裁断して処分するのが
ベストです。

ただ、表紙に関してはかなり固い素材になっていることも
多いので、この部分に関しては
学校名だけ削り取るなどして処分して下さい。
(色々な卒業アルバムがあるので一概には言えませんが、
シュレッダーやハサミでどうこうするのは、
表紙に関しては難しいケースが多いです)

面倒だとは思いますが、そのまま捨てるとトラブルの
原因になりかねないので、注意してください。

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