お店が閉店!働いていたアルバイトの人たちはどうなるの?

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どんなお店にも、閉店する可能性はあります。

赤字であればもちろん閉店になることもありますし、
赤字でなくても、地域開発などで立ち退きする必要が出てくることもありますし、
会社運営の場合は、会社の業績が悪化していれば、黒字でも閉店に
なる可能性は十分にあります。

また、自営業などの場合は、経営者が体調不良を起こせば、
それが原因で閉店せざるを得ないことも。

ですから、どんなお店でも、
自分のアルバイト先が閉店になる可能性というのは常にあるわけです。

バイト先が閉店になる場合、
アルバイトとしての自分の立場はどうなるのか。

今回は、バイト先が閉店した際に、アルバイトスタッフさんに
待ち受ける未来について書いていきます。

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閉店したお店のアルバイトはどうなる?

閉店したお店のアルバイトスタッフはどうなってしまうのか。
気になるところだと思います。

特に、アルバイトスタッフさん本人にとっては、
自分の稼ぎにも関係することですから、
気になりますよね。

実際に、閉店を経験した店員Kが閉店になった場合、
そこで働くアルバイトスタッフさんはどうなるのかに
ついて書いていきます。

基本的には…

閉店になったお店のアルバイトスタッフさんは、基本的には
”全員解雇”になる場合が多いです。
私が店長をやっていたお店以外にも、閉店になった店舗が多数ありましたが
基本的には全員「退職」しています。

バイト先が閉店になった場合は、このように基本、
そのお店の閉店日、もしくは閉店作業終了時に退職というかたちに
なると思います。

もちろん、一部、別の道が待っている可能性(後述)もありますが、
あまり多いケースではないです。
大抵の場合は、そのまま退職となるはずです。

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他店舗などに異動を打診されるケースも…?

会社が、あなたを手放したくない!と考えている場合は
会社側から「他店舗への異動」を打診される可能性もあります。

特に、近くに別店舗があって、そこの店長もちょうど人材を
探している!となれば、そのまま異動できる可能性もあります
(実際にそういうケースはみたことがあります)

打診があった場合は、自分でよく考えて決断しましょう。

ただし、同じ系列のお店であっても雰囲気ややり方が
ガラリと変わると思いますし、
当然、店長は、閉店したお店とは別の人でしょうから、
環境としてはかなり変わります。

大まかな仕事内容は同じでも、
別のアルバイト先に勤務するのと同じような感じに
なるかとは思います。

遠くの店舗を打診された場合は、断った方が良いと思います。
特に、アルバイトスタッフの待遇のまま、遠くに行く必要はありません。
近くにいくらでも、別のアルバイト先はあるはずですから…。

また、もしも店舗の異動を受けるのであれば、
その前に必ず「待遇」を確認しておきましょう。
同じ系列の店舗でも勤務時間も時給も、待遇も違う可能性があります。
確認せずに異動するのは危険です。

週5日入れていたのに、
週2日しか入れてもらえなくなった…!とかある可能性もあるので
必ず確認はしておきましょう。

閉店を機に社員登用されるケース…

本当に稀ではありますが、閉店を機に社員登用されたケースも
知っています。

これは、アルバイトスタッフ時代にとても優秀な成績を
残していて、会社が、社員にしてでも「手放したくない!」と感じた場合に
ありえるパターンです。

ただし、この場合は社員登用ということで、別店舗の店長として
異動させられたりする可能性も高く、
場合によっては遠い勤務地になる可能性もあります。

また、接客業の会社はブラック企業であることも多いので、
これにも気を付けましょう。
アルバイトスタッフ時代は良かったかもしれませんが、社員になれば
そのブラックな部分を、全身で経験することになると思います。

その覚悟もしっかりしなくてはいけません。
そう簡単なものではないのです。

バイトの立場のまま異動のパターンと同様に、
自分の待遇がどうなるのかについてはしっかりと確認しておかなくてはなりません。
で、ないといいように会社に使われてしまう可能性も高いですから
気を付けてください!

店長に誘われる可能性?

閉店となったバイト先の店長が、別の職場に誘ってきたり、
閉店を機に独立する店長が、アルバイトスタッフさんを何人か…
みたいな話も、これまた相当なレアケースですが、あるみたいです。

実際に1例だけですが、私も知っています
(私も閉店⇒独立ですが、私のことではありません)

ただし、独立に付き合う、というのはかなりリスクの高いことですから
出来れば避けた方が良いと私は思います。

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決断はよく考えて!

パターンとしては「そのまま退職」「他の店舗にバイトのまま異動」
「社員登用」「店長の独立についていく」などになると思います。

上で書いた通り、たいていの場合はそのまま退職ですが、
もしも、何らかの誘いがあった場合は慎重に考えてください。

特に、社員登用や独立の場合は尚更です。
社員になると簡単には辞められませんから、
アルバイトスタッフのままでいたければ断るべきですし、
バイトの場合も、どうせメンバーや環境は変わるのですから
場所やそこの店舗の人柄なども吟味して、
よく考えた上での決断をしましょう。

別に新しいアルバイトを始めたって良いのですから
無理してそこの職場に居る必要はありません。

ちなみに、こういう誘いがあった場合でも、断るのは個人の自由ですし、
強要されるものではありませんから、
自分の判断でしっかりと決断しましょう。

断れば、恐らくは会社側はすぐにおとなしくなります。
しつこく”行きたくない”と言っているバイトさんを誘っても意味はないですからね…。

閉店はどのぐらい前に告げられる?

アルバイト先が閉店になると「退職」になる。
大変なことですよね。
ですから、アルバイトスタッフさんにとっては、早く知りたいことだと
思います。

で、閉店を告げられる日ですが、
即日解雇だとか、来週解雇!だとかそういうことはできませんから
基本的に「1か月以上前」には告げられるはずです。
解雇する1か月前までに予告しなければ、
ここでは具体的な話はしませんが、手当などをアルバイトスタッフさんに
支払うことになりますから、会社としてはそうならないようにするはずです。

なので、遅くても閉店作業が終わって、退職となる1か月前までには、
教えてくれると思います。

閉店した場合の給料は?

給料に関しては、ちゃんと振り込まれます。
バイト先の閉店作業を手伝った場合は、その日まで含めて全て、です。

銀行振り込みの場合は、ちゃんと経理部などが計算して、
いつも通り銀行に振り込まれるはずです。

もしも、振り込まれていない場合は、確認が必要ですが
基本的には振り込まれるはずです。

手渡しの場合は、閉店後の支払となる可能性もありますから、
この場合は、どのように支払われるのか、しっかりと
店長や会社に「退職になってしまう前に」確認しましょう。

退職すると色々と連絡を取りにくくなりますから、
聞くことがあるのであれば、退職日までにどんどん聞いてしまいましょう。

まとめ

お店の閉店時には、基本的にアルバイトスタッフさんは残念ながら
「退職」することになります。
ですが、上でも書いた通り、ごくまれにその他の選択肢を
掲示される可能性もありますから、その場合は、自分でよく考えて
決断しましょう。

ただし、異動や出世話を打診された場合でも、
必ずそれを引き受ける必要はありません。
やるか、やらないかはあくまでも個人の自由ですから、
自分の意思でしっかりと考えて、自分の思うように決断しましょう!

会社に流される必要はありません。

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