閉店したお店のあった場所はどうなる?その後の傾向を教えます!

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どんなお店もいずれ閉店を迎えます。
人がいずれ最後の時を迎えるように、
お店というものも、そのうち最後を迎えるものです。

ところで、お店が閉店すれば、その場所は
空きますよね?
空いたスペースに、次、何がやってくるのか
気になる人も多いと思います

そこで、
空いたその空間が何に使われるか、
今回はその部分を見ていきたいと思います

新しいお店になることもあれば
更地になることもあります。
その未来は色々。

ですが、ある程度の傾向は、閉店したお店の種類や
環境によって見えてくるものです!

閉店したお店の跡地について、見ていきましょう!

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閉店したお店の跡地はどうなる?

閉店したお店の跡地は基本的に、何らかのかたちで
再び利用されるはずです。
そのまま別のお店が入るケースもあれば、
駐車場などになるケースもあります。
閉店したお店が50あれば、50通りの結末があることでしょう。

ですが、その閉店したお店が自営業なのかチェーン店なのか、
借り地なのか、自分の土地なのか
そういった部分から、ある程度の予想をすることもできます。

自分の土地で営業していた自営業の場合

自営業の方が自分の土地(家の一部を改装するなど)で、
お店を営業していた場合、
その跡地はおそらく、何も出来ません。
そのまま、その自営業をやっていた方の家が
残るのみでしょう。

新しく別のお店が入ったりだとか、
更地になったりだとか、
別の事業が始まったりだとか、
そういう可能性は低いかと思います。

実際に私も、これまで何度も自営業の方が
家の一部でやっているお店の閉店を見ていますが、
大抵の場合は、店舗部分が無くなって
そのまま普通の住宅になっているケースが非常に多いです。

なので、家の一部の自営業の店が潰れた場合は
何も出来ない、と考えておいて間違えないと思います

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借りている物件で営業していたお店

物件を借りて営業していたお店の場合は、
そのお店がチェーン店、自営業だったとしても、
その結末は同じです。
その建物は、営業していたお店の人のものではありませんから、
そのお店が潰れれば当然のことながら、
物件は返却します。
つまり、大家さんのものに戻るわけです。

なので、その後、その場所がどうなるかは
物件の所有者、つまりは大家さんの判断に
委ねられるわけです。
大家さんがまた次の人に建物を貸そう!と思えば、
また新しいお店が入ると思いますし、
「もうこの物件はいいや」と思えば、
何も入らないでしょう。

よく街で「テナント募集中」と貼られている
建物を見かけませんか?
あれば、多くの場合、その前に居たお店や事務所が
出て言って、空いた建物を、建物の所有者(大家さんなど)が
「次に使う人居ませんか~?」と募集している状態です。

つまり、次に「この建物を借りたいのですが」という人が
現れるまでは、空きスペースになる、ということですね。

借りている物件で営業していたお店が潰れてしまった場合は、
全く違うものになったり、
違うお店が出来たりするケースが多いかと思います。

立ち退きさせられたお店の場合

お店の閉店理由が「立ち退き」だった場合。
この場合は、恐らく建物自体が、何らかの目的のために、
取り壊しになると思います。
例えば、都市開発などの一環として、
新しくショッピングモールを作る際などには
周辺の住宅や商店が立ち退きを迫られる可能性もあります。

このように、立ち退きによる閉店の場合、
周辺地域の様子が激変することが予想されます。
私も働いていた場所の付近が、立ち退きになったことがあり、
そこにあった住宅街や、個人商店は全て無くなりました。
そこは、駅周辺の大型施設のようなものが出来上がる
予定になっていました。

立ち退きが閉店理由の場合は、
その周辺が激変する、ということを覚えておきましょう。

自社物件で経営していたチェーン店が潰れた場合

大きい会社が、自分たちの所有する建物で営業していた
お店が潰れた場合…。
この場合は、別の業態に変換する可能性も高いですね。
その会社が、その土地を手放さない場合は、何らかの
新しいものが出来上がると思います。

が、恐らく赤字が業種変更のために閉店したのだと思いますから、
自社物件のお店が閉店になった場合、
今までとは全く違う業種のものが、そこに新しく出来上がる、と
考えておいて間違えないかと思います。

また、会社が土地を手放す可能性もあります。
土地を手放した場合は、別の業者や個人が
その土地を買うまで、しばらくは何も入らないかと思います。
もしも、新しい買い手が現れた場合は、
住宅が出来るなり、お店が出来るなり、色々な結末を
迎えるかと思います。

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店のカタチがそのまま残っている場所

賃貸物件の場合で、店のカタチがそのまま残っている状態で
閉店になったお店の跡地…
この場合は「同業者」が入る可能性が高いですね。
居ぬき物件と言って、出ていく側にも新しく入る側にも
メリットのあることです。

居ぬき物件の説明記事ではないので、簡単に説明してしまいますが、
居抜きとは、備品や器具などをそのままにして退去して、
次に入る人は、そのままそれを使うことができる!というものですね。

閉店時って、処分するだけでも相当な費用が掛かるのです。
なので、出ていく人にとっては、その処分費用が掛からなくて
とても助かりますし、
床や店長などもそのままで良いのであれば、内装費用なども
浮いて、出ていく側としても、相当助かります。

また、入る人にとっても、同じ業種であれば
そのままその店内を使うことができるので、
双方にとって、大きなメリットになる!
ということですね…!

ちなみに、私が働いていた場所のすぐ近くでも
閉店した本屋が、すぐに別の本屋になったりとか(別のグループの本屋)
ファーストフード店が、別のファーストフード店になったりだとか、
そういうことも結構ありました。
実際に店をやってみると、分かると思いますが、
居抜きの物件をそのまま使うって、結構大きなメリットもあるのです。
(もちろん、デメリットもあるのですが)
なので、同じ業種のお店がはいることはとても多いですよ!

…まぁ、冷たい事を言えば
”前に同じ業種の店が潰れている場所で同じ業種をやる”
ということですから…
どうなる可能性が高いかは…分かりますよね…??

デパートの中のテナントの跡地は?

デパートなどの中には色々なテナント(店)が入ってますよね。
それらは閉店になってしまった後、
また違うテナントが入る場合がほとんどです。
ただ、業種は全然違うモノになることも多いですね。

例外として、デパート側が店内の構造を変えたい!だとか
そういう理由でお店が退去させられている場合は、
お店が入らない!なんてケースもあるかもしれません。

また、その大元のデパート自体が閉店になってしまう場合は
デパートの中にあったテナントは次々と退去していき、
最終的には誰も居なくなって…というかたちになります。

ちなみに以前、デパートで、唐突に夜逃げでもしたのか、
テナントがすっからかんになっていることがありました。
本当に突然だったのか、慌てて対応したような様子でした(汗)
結局アレは何だったのかは知りませんけれど…。

まとめ

閉店したお店の跡地は、このように、そのお店の種類や
実態によって、そのあとに入って来るものも変わってきます。
利用していたお店が潰れるのは悲しいことですが、
また新しいお店が入るのは楽しみの一つでもありますよね。

新しく何が始まるのか。
そういうことを楽しみにしつつ、日々を過ごすのもまた、
面白いかもしれませんね!
…自分の好きなモノができることは少ないかもしれませんけれど…。

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