集団バックレが発生したら? 店長・責任者がとるべき行動と原因

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店員Kです!

集団バックレ。
つまりアルバイトスタッフさんが、突然大量に
居なくなってしまう事です。

普通の職場であればそんなことは起きないと思いますが、
もし起きてしまった場合の対処法などに
ついて書いていきましょう。

起きるところでは本当に起きるのです。

まず、前提として集団バックレが起きてしまった!ということは、
店長・責任者の責任です。

勿論、会社や社員がどうしようもない、という可能性もありますが、
基本的に店長や責任者がしっかりしていれば、
集団バックレなど起きないハズです。

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集団バックレの原因!

集団バックレが起きる、ということは、
それだけ、その職場、もしくは店長・責任者に嫌気がさしているということです。

誰一人としてバックレを思いとどまったり、
バックレするのはやめた方が、となだめる人も居ない状況。

つまりは”相当ひどい職場”ということですね。。

集団バックレなど、よほどひどい環境でなければ起きません。
私も実際に体験したことはありませんが、
一度、集団バックレをされてしまった、という人が会社内に
居たので、その話を元に色々と書いていきます。

集団バックレの原因ですが、
・職場環境が劣悪
・スタッフ(主に社員)の態度が最低レベル
・アルバイトスタッフさんに対する扱いが最低レベル
・労働基準などを守っていない

などなど…
とにかく、相当ひどい環境でなければ集団バックレなど起きません。

集団バックレを予防する

予防…などせずとも、普通にやっていれば集団ばっくれなど
起きないとは思いますが、
予防策としては、やはり日頃からのアルバイトスタッフさんの
扱いを気を付けることですね。

気を付ける、と言っても「並」であれば大丈夫かと思います。

アルバイトスタッフさんに怒ってばかり、
偉そうな態度をしている、休憩も与えていない…
こんな感じの扱いをしている場合は要注意です。

アルバイトスタッフさんは機械ではありませんし、
責任者の命令に忠実に従う操り人形でもありません。

そういうところを間違えてしまうと、
集団バックレで手痛い目に遭いますよ。

特に、アルバイトスタッフさん同士は仲が良く、
それでいて、悪い扱いをしている場合は注意が
必要です。

ただちに、まっとうな対応をするべきでしょう
(アルバイトさんへの態度を改める など)

集団バックレが起きてしまった当日の対処

集団バックレが発生してしまった…
お店や事務所、工場などにとっては一大事です。
特に接客業の場合は、大変な大打撃を受けることになりますね。

ただし、集団バックレが起きたという事は
自分自身にも大いに問題があったという事。
それをまず自覚しましょう。

ハッキリ言えば集団バックレが起きた現場の責任者は
”欠陥レベル”です。

アルバイトさんを人とも思わぬ横暴な対応をしていませんでしたか?
職場の環境が相当劣悪ではありませんでしたか?

勿論、バイトさん側に問題があった可能性も否定はできませんが、
集団バックレを起こすような人材をそろえてしまった、という点から
考えても、やはり集団バックレの責任は
店長や責任者にあるのです!

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起きたときの行動

集団バックレが起きてしまったら、ただちに行動しましょう。

まず、誰がバックレしてしまったのかを大体でも良いですから
把握します。
(この時、バックレしてないスタッフまでバックレ扱いに
 してしまわないように注意)

直接電話して確認しても良いですし、時間的余裕が無ければ
LINEでも良いかと思います。

また、並行して、本社や上司(居る場合は)にも直ちに連絡します。
そして、指示を仰ぎましょう。

本社から応援が送られてくる場合もありますし、
そうでなくても人員の補給や今後の対応の相談も
しなければいけませんし、
バックれたスタッフの退職処理なども行わなくてはいけません。

店の場合

店の場合、営業できるかどうかを考えます。
例えば、本社から応援が来るのであれば営業できると思いますし、
集団バックレが起きたとしても、全員でなければ、残ったスタッフに
お願いすることもできますね
(強要してはいけません 更なるバックレを招きます)

また、人数的・時間的に営業が不可能な場合は、上司が居れば
上司と相談しつつ、居ない場合は自分の判断で、
臨時休業を判断するしかありません。

この時点で大打撃にはなりますが、
集団バックレが起きたという事は現場にも非があるのです。
諦めて臨時休業するしかありません。

無理して営業できる人数じゃないのに営業すれば
お客様からのクレームなどにつながるので、これはやめておきましょう。

集団バックレのその後…

集団バックレが起きれば、当然、責任者であるあなたは責任を問われることに
なるでしょう。

そのまま責任者として残留できない可能性もありますし、
人が居ないゆえに、休みなしで鬼のように働く必要が出てくるかもしれません。

いずれにせよ、集団バックレを発生させてしまった時点で
責任者としては不適合だと思います。

まずは反省する…

今までの自分のやり方に問題が無かったか。
これをしっかり考え、反省しましょう。

アルバイトスタッフさんに対して
・偉そうな、横暴な態度をとっていなかったか。
・自分中心の考えになっていなかったか。
・休憩や残業代など、ちゃんと与えるべきものは与えていたか。
・会社の悪い部分にスタッフさんを巻き込んでなかったか。

そして、これらを考えて今後の糧とし、
自分のやり方を変えてください。

そうでなければもしも集団バックレ後に店長や責任者に
残ることができたとしても必ずまた同じことが起きます。

なので、自分の今までの行いをしっかりと見直しましょう。
そして反省し、改善して下さい。

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雇われ店長や責任者の場合

基本的には会社の指示に従うことになりますね。
ただし、会社側にも突然、複数の人員を応援で送ることは
できないでしょうし、最悪の場合、あなたの職場は閉鎖されて
しまったり、管理不行き届きという事で、降格されたりする
可能性もあります。

営業が続く場合、しばらく休みなし、
もしくはほとんど休めない覚悟をしておきましょう。

経験者の話によれば、そこから長い間、ほとんど休みも
とれない状況が続いたのだとか。

アルバイトスタッフさんの存在がどんなにありがたいモノだったか
見直すには良い機会です。

自分がトップの場合…

直ちに、補充の人員を募集しなければいけません。
また、それまでの間、営業を続けるか、臨時休業するかも自己判断なので
自分で考えて決定しましょう。

一人やる場合は雇われと同じように、しばらくの間、過酷な環境で
働くことになると思います。

バックレした人たちへの対応

これはもう、放っておくべきです。
バックレを擁護するわけではありませんが、
集団バックレが起きたということは必ず、
その職場、もしくは責任者であるあなた自身に原因があります。

バイトに問題があったんだ!と思いたいかも知れませんが、
問題のあるバイトは”集団”ではバックレしません。

単体でのバックレなら、バイトさん側が問題のある人物
だった可能性もありますが、
集団でのバックレの場合、そこの責任者か、
そこの職場そのもの、どちらかに非常に大きな問題があるのです。

なので、バックレした人は放っておくべきです。

必要以上に電話を続けたり、
裁判どうこう言いはじめれば、ダメージを受けるのは
ほぼ確実に会社・お店側です。

まとめ

集団バックレ。お店や職場としては致命的なダメージを受けるものです。
通常であれば集団バックレなど起きません。

集団バックレが起きてしまったらまずは、
事実関係の確認→(連絡すべき上があるなら)本社や上司への連絡 これを
迅速に行いましょう。

その上で、自分の今までの行動をしっかりと見つめ直して
今後再発しないように対策、改心することが大切です。

最後にもう一度言います。
集団バックレが起きる職場は”職場が異常”です。

貴方か、残ったスタッフの誰かかは分かりませんが、
必ず職場に何か原因があります。

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