閉店の伝え方 伝えるべき4つの相手 ~閉店が決定したら~

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店員Kです!

今回は雇われ店長向けにお送りします。

雇われ店長として働いていると、
店舗の「閉店」に立ち会うことになる可能性も高いです。

グループ企業というものは、採算の取れない店舗や
不要と判断した店舗はすぐに閉める決断をします。

もし、自分の店舗が閉店してしまったら、
そこのお店で働くアルバイトの皆様にどう伝えれば良いのか?
そして、お店を利用してくれていた常連さんやお客さん、
取引先などにどう伝えれば良いのか?

難しい問題ですよね。

そこで、本日は、雇われ店長時代、
店舗の閉店を経験した店員Kが、各所への伝え方を
お伝えしていきますね。

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閉店を伝えるべき相手

まず、閉店を伝えるべき相手を整理していきましょう。

・お店で働くスタッフ
これは真っ先に伝えるべきですね。特にアルバイトの方は
そのお店が閉店になれば、同時に解雇となる場合がほとんどです。
なので、次を探さなくてはいけません。
その為、出来る限り早く伝えてあげるべきです。

・お店のお客さん
閉店となるお店を利用してくれるお客さん。
これに関しては閉店決定後、本社から一般告知日が指定される
ことが多いです。それに従って、告知日が来たら
貼り紙などで告知しましょう。

・取引先など
これも発表日の指定があることが多いですね。
ただ、大事な取引先などには予め伝えておいた方が良いかもしれません。
向こうには向こうの都合がありますからね。。

・家族など
家族などにも当然伝えなくてはなりません。あなたがその会社に残留
するにせよ、しないにせよ、勤務地が変わるなりなんなり、
何らかの環境の変化があるはずです。その為、隠さずにしっかり伝える
必要がありますね。

では、今度はそれぞれへの伝え方について、
詳しく見ていきましょう。

お店で働くスタッフへの伝え方

何よりも真っ先に伝えるべきはスタッフさんたちです。

上でも書いたように、特にアルバイトスタッフさんは閉店と共に
解雇となる場合が多いのd、次のアルバイトを探さなくてはなりません。

グループ店舗の場合は、閉店1か月前ギリギリでお店側に告知してくることも
多いです。

なので、本社から閉店の打診があったらすぐに全アルバイトスタッフさんに
伝えましょう。

その際に、直接口頭で伝えられる人には口頭で伝えるのが一番ですが、
その日、シフトが入っていないアルバイトさんに対しては
LINEでもメールでも良いので閉店をお知らせしましょう。

とにかく、早く伝えるべきです。
そうでないと、次のアルバイトを探す時間がどんどん減っていってしまいますから。。

人によっては…?

人によっては、閉店に対して動揺するスタッフさんなども
居るかも知れません。
その場合は、しっかりと相談に乗り、心のケアをしてあげましょう。
話を聞いてあげるだけでも、大分気持ちが和らぐと思いますから。。

店員Kの場合

私の場合は、店舗の近くのファミレスに呼び出されて、閉店を伝えられました。

その日のうちに、出勤していたアルバイトスタッフさんに対しては
直接口頭で伝え、
残りのアルバイトスタッフさんに対してはその日のうちにメールで
連絡しました。
このように、なるべく早く伝えることが重要です。

私の店舗のスタッフさんは皆、冷静に受け入れてくれたので、
この点は問題ありませんでした。

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お店の客さんへの伝え方

閉店が決まれば、当然お店を利用してくれている皆様にも、
閉店をお伝えしなければなりません。

しかしながら、一般告知の日は本部が指定してくる場合も多いです。
○○日になったら発表してね、、という感じで。。

閉店の話があった時点で、本社の人間に必ず確認しておきましょう。
確認を忘れてしまった場合も電話などで必ず確認した方が良いですよ。

告知は貼り紙やホームページなどで行い、後は接客の中で
「閉店なんですよ~」みたいな話がをするような感じですね。。

常連さんには・・・

一部常連さんの中には閉店が決まったことを察する人も居ます。
公表前に尋ねられた場合は無理して隠さず、
「そうなんですよ、実は~~」みたいな感じでお話すると良いかと思います。

店員Kの場合

店員Kの場合は、閉店を本部から告げられた日の会話の中で
「公表は○○日から~」と言われていたので、その日にネットと店頭で
閉店を告知しました。

しかしながら、上でも書いた通り、常連さんの何人かは事前に閉店を察知したので、
尋ねてきた方に関しては、素直にお答えしていました。

取引先への伝え方…

商品を仕入れしている取引先や、その他何らかの契約でお世話になっている会社
(警備会社とか その他もろもろ)にも閉店を伝えなくてはなりません。

これも、本社側が日付を指定することが多いですね。
本社に確認しつつ、主要な取引先から順番にお伝えしていくと良いと思いますよ!

店員の場合

これは本社側がうやむやな対応だったので、お店にやってきた取引先の
方などに関しては、閉店を先にお伝えしていました。
取引先にも取引先の事情があるのでしょうから、早めに伝えておくに越したことは
ありません。

家族への伝え方

一緒に暮らす家族がいるのであれば、これも伝えなければなりませんね。
閉店になると、店長は他の店舗か部署に異動、もしくは退職ということに
なると思います。

いずれにせよ、あなたの勤務形態は大きく変わるわけです。

なので、閉店を伝えるのがたとえ心苦しかったとしても、
しっかりと伝えましょう。

先送りにすれば先送りにするほど、伝えるのがつらくなるものですよ。

店員Kの場合

こちらも、閉店が決定した日にすぐに伝えました。
私の場合は、退職することを決意していたので、それも一緒に。。

伝える文言…

どのようにして伝えるか…悩んでしまいますよね。
言いだしにくい、という気持ちも分からないでもないです。

しかし、上でも書いた通り、
言いだすのを先送りにすればするほど、言うのがつらくなるでしょうし、
言いだしにくくなります。

また、伝えられた側も直前であればあるほど困るでしょう。

なので、一刻も早く伝えましょう。

口頭で伝えにくければメールやLINEでも良いのです。
とにかく、知らせるべき人間には早めに知らせておきましょうね。

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店員Kが送ったメール

店員Kが実際に閉店決定の日にアルバイトスタッフさんにお送りした
メールをご紹介します。

相手によって違う内容で送ったので、まとめた感じのものを
載せますね。

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お疲れ様です。

大変残念なことですが、
○○店の閉店が決定してしまいました。

閉店予定日は○○月のようです。

突然の閉店決定で驚かせてしまい、
申し訳ありませんが、もう少しの間だけ、
宜しくお願いします。

ご不明な点があれば、お尋ねください。

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こんな感じのメールをお送りしました。

閉店が決定したこと、
現時点で閉店が予定されている日、
お詫びとこの後もよろしくお願いしますの挨拶、
不明な点があれば答えるよ、という意思表示

これらを盛り込むことが大切ですね。

加えて、まだ公表してはいけない!という段階の場合は、
公表はまだできません、と付け加えておくと
良いと思います。

まとめ

閉店が決まってしまったことを伝えるのは、辛いものです。

誰も好き好んで閉店を伝える人など居ないでしょう。

ですが、店長になった以上、
しっかりと事実を伝えることも仕事の一つです。

隠すことなく、なるべく早く、
伝えるべき相手に閉店を伝えることが大切です。

閉店が決定したばかりというのは、店長である自分自身も動揺するかも
しれませんし、今後に不安を感じることもあるかと思いますが、
それを表に出すことなく、しっかりと最後まで、役目を全うしましょう!

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