年中無休の休みナシ雇われ店長に聞く!そんな生活で楽しいの?

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店員Kです!

私がアルバイト時代の店長の一人は
「一切休まない人」でした。

一番酷い時は、1年間一度も休みナシで
朝から晩まで働いていたものです。

その店長は激しい気分屋でしたが、機嫌の良い時は
色々と話してくれていたので、
機嫌の良いときを中心に、そんな生活で辛くないのか?
だとか、休まない理由は何なのか?など、
色々聞いて見ました。

今回は、休まない店長に色々聞いて見た部分を
まとめていきたいと思います。

先にお断りしておきますが、
あくまでも「私のバイト時代の店長」のお話なので
休まない店長が全員、同じ考えだと言うことではありません

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休まない店長に色々聞いてみた!

私の当時のアルバイト先の店長は
休みナシの店長、と言っても
「休めない」わけではなく「休まない」方の店長でした。
つまり、休もうと思えば、休むことはいくらでもできた、
ということです。

そのため、私をはじめ、アルバイトスタッフは
何度も「休んだ方が良い」ということを伝えました。
が、結局、それでも休むことなく、私が強引な手段
(会社の本部に助けを求めました)を使うまで、
朝から晩まで、毎日のように休みナシで
この店長は働いていました。

そんな店長に当時、色々聞いて見たので、
それをまとめていこうかと思います。

どうして休まないのか?

休める環境にあるのにどうして休まないのか?
これを聞いて見ました。

やることがたくさんあるから、とも言っていましたが
次第に「店に居ないと自分がダメになっちゃう気がする」だとか
「仕事をしていない日のほうが体調が悪くなる」だとか
そういう話もしてくるようになりました。

このことからワーカホリックのような状態に
なっていたものと考えられます。
後半、本部指示で強引に休まされていましたが、確かに
調子が悪そうにも見えました。

また、家に帰ってもやることがない、とも言っており、
休日であってもお店にやってきたりするようなことも
多かったです。
本部に伝えてからは家に居るようにはなりましたが、
家で仕事をしていたようですし、
私の一緒に働いた店長の場合は、
単純に”仕事中毒”になってしまっていました。

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どんな生活スタイルなのか?

朝から晩までいつも仕事に来ているので、
どんなライフスタイルなのかを確認してみました。
店長の答えは
少し買い物をして、お風呂に入って、少し食べて、寝て、
朝の準備をして、お店に来る、の繰り返しとのことでした。

朝が9時からで、閉店が22時だったので、
確かに毎日のように朝から晩まで来ていれば
そのライフスタイルが限界でしょうし、
趣味の時間を入れることはできませんよね。

辛くないのかどうか?

1年中休まずに働いていて辛くないのか、
聞いて見ました。
しかし、これは、店長本人も分かっていなかったみたいで
「う~ん、あんまり考えたことがないや」みたいな
答えでした。

常に仕事ばかりの生活を送っていたため、
そういう部分が曖昧になってしまっていたのかもしれません。

確かに、辛そうにしている感じはあまりありませんでしたし、
そういう部分での弱音は、数年間いっしょにやっていて
聞いたことはありませんでした。

休みたいとは思わないのか?

これは、特に思うことはなかったようです。
上でも書いた通り、
「仕事をしていないと調子が悪くなる」だとか、
「仕事以外にやることがない」だとか、
そういう理由なのだと思います。

確かに、一度も「休みたい」と言われたことはないですし、
むしろ、休めるのに休んでくれない、という異常事態で、
私を含むアルバイトスタッフさんたちが、
何度も休むように言っても休まず、
最終的にはブラック企業である会社上層部から
休むように指示が出ると言う異例の状態に
なってしまっていました。

あまり趣味が無い、とも言っていましたし、
本当に仕事一筋になってしまっている印象でした

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バイトを信用できないのか?

休めるのに休まないと言うことは、
アルバイトスタッフを信用できないのか?と
言うことも聞いて見ました。
これは、店長は否定していました。

〇〇(私の名前)のことは信用しているし、休まないのは
そういう理由じゃない、とここは
はっきりと慌てて否定されました。
本心かどうかは分かりませんが、
少なくとも、そういう理由ではなくて、先に書いた理由、
「仕事をしていないと調子が悪くなる」だとか
そういう方面がメインであったみたいですね。

健康状態は大丈夫なのか?

これは店長に直接聞いたわけではないのですが
見ていた感じでは、あまり良く無さそうでした。
首の周りに謎の湿疹(最初はなかった)がありましたし、
(ストレスかも?)虫歯も治療する時間が無く、
放置しているから、痛い、というようなことを
いつも言っていました。

そのため、健康状態は決して良い状態では
なかったのだと思います。
また、帰宅後に夕食中に寝落ちして
そのまま朝になっていたりだとか、そういうことも
あったようなので、睡眠不足に関しても、
心配な面はありましたね。

何か楽しみはあるのか?

ずっと仕事のような生活をしていて、楽しいのかどうか、
と言うことも聞いて見たことがあります。
その答えは「う~ん」でした。
仕事が生きがい!という人の場合は「仕事!」と
答えるのだとは思いますが、
この店長の場合は、仕事を生きがいにしている、というよりかは、
仕事から離れられない身体になってしまった、と
そういう感じでした。

そのため、仕事が決して楽しいわけでもなく、
プライベートは当然、何もない状態で「うーん」という
答えになったのではないかと思います。
答えようがない、ということでしょうか。

自分のしていることへの自覚は?

これは私から聞いたわけではなく、
店長が勝手に語りだしただけですが、
自分のやっていることが「良くないこと」だと言う
自覚はあったみたいです。

「俺と一緒ばかりのシフトで嫌だよね」だとか
「俺みたいになっちゃダメだよ」だとか
よく言っていました。

そういうことを何度も言われたことがあるので、
自分の生き方自体に後悔…というか、
こうなってはいけないよ、と言う思いは
あったのだと思います。

ですが、それを止めてくれるような人が
店長にはいなかったのかも知れません。
当時バイトの私は、バイト仲間は色々言ってましたが、
店長から見れば、やはり所詮バイトはバイトであり、
家族や友人からそういう言葉は無かったのではないか、と
勝手にではありますが、推測してしまいます。

今後は…?

今後もずっと店長やるんですか?と聞いたことがあります。
店長の答えは「とりあえず、もうこの年齢(30代)だと
他にできることも少ないし…」と言っていました。
確かに、それはそうですね。

今の時代、転職はなかなか難しいですし、
それゆえに例え、ブラック企業だったとしても、
自分の置かれている状況が辛いものだったとしてみお、
そのまま我慢してしまうような人が増えている、という
側面はあるのだと思います。

この店長もそうですが、人間、どんな形であれ、
お金を稼がないと生活していくこともできなくなって
しまいますからね…。

まとめ

悲しい事ではありますが、この店長の答えはこんなところでした。
気分屋の店長で話しにくかったですが
機嫌の良い時は色々冗談を言って来たり、
上記のような質問をしたりすることもできました。

もちろん、休まない店長の想いは人それぞれです。
会社から強要されているような人も居るでしょうし、
この店長のように、仕事中毒のような状態になってしまっている
店長も居るでしょう。

ですが、私はやっぱり、人間には休日が必要だと思いますし、
この店長の言っていた通り「そうはならない」ように
生きていきたいと思います。

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