ウォシュレットの寿命はどのぐらい？故障のサインはどんな感じ？

トイレに利用される
「ウォシュレット」。

今では利用しているご家庭も多く、
利用している人にとっては
必需品と言える存在の一つであると思います。

しかしながら、
ウォシュレットも電化製品となりますので、
”永遠に”使うことができる…

なんてことは、残念ながらありません。
ウォシュレットにも寿命があり、
使っていれば、いつかは必ず故障してしまいます。

では、ウォシュレットの寿命はどのぐらいなのでしょうか。
寿命を過ぎて使っているとどうなってしまうのでしょうか。
そして、どのような症状が出てきたら要注意なのでしょうか。

その点を、それぞれ見ていきましょう。

ウォシュレットの平均寿命は？
まとめ

ウォシュレットの平均寿命は？

ウォシュレットの平均寿命は長くて１０年程度と
されています。
あとは機種や利用方法などにより
７～１０年ぐらいの間で前後する感じですね。

もちろん、あくまでも”平均・目安”のお話になりますので、
１０年以上普通に使うことができる場合もあれば、
３年や４年、あるいはもっと早く故障してしまうようなケースも
実際にはあることです。

ただ、一つの目安として
上のような年月が挙げられている、ということですね。

また、商品自体の説明書や、シールの説明書きなどにも
「〇〇年を超えて使用しないでください」みたいな
文章が書かれている場合もあります。

寿命が過ぎても使い続けることはできるの？

故障さえしていなければ、
”平均”とされている寿命を超えても、
使用し続けることは可能です。

ただし、長年使えば使うほど
故障のリスクは高まっていきますし、
最悪の場合は予期せぬ事故などが発生する可能性もあります。

実際のところ、たいていの場合は事故が起きることなく、
壊れるほうが先なことが多いのも事実ではありますし、
何事もなく、１０年を超えても当分使うことができるような
ケースも多い、というのは現実ですが、
”安全性”が使っていれば使っているほど、
どんどん下がっていく…ということも、また事実です。

全体的な割合で言えば「何事もなく壊れるまで使える」
可能性が高いですが、事故が起きる可能性も０ではなく、
自分がその低い確率の方に入ってしまう可能性もあるわけですから、
なるべくであれば、寿命を過ぎたようなウォシュレットを
使い続けるようなことは、控えたほうが
”安全面”を考えるのであれば、正しいことです。

ただ…
金銭面とか、色々な事情がありますから
平均寿命を超えても、すぐに買い替えができない…という人も
やはり、多いのも現実だとは思います。
うまく、このあたりは各家庭の事情によって
判断していかなくてはいけません。

どんな症状が出たら要注意？

どんな症状が出てきたら「寿命が近いサイン」なのでしょうか。
その点を見ていきます。
（※もちろん、寿命を迎えるようなほど使ってなくても
下記のような症状が出てきたりした場合は、注意は必要です）

・電源が付かない、急に消える
・正常に動作しない
・温水などが出なくなってしまった
・ノズル関連の異常
・異音などがする
・異常に熱くなっている
・異臭などがする

このあたりの症状などが出てくるようになった場合は、
ウォシュレットのどこかに異常が出ている状態で、
寿命が近づいている可能性が高いです。

特に異音・異臭・熱などは
非常に危険ですので、
そういった場合はただちに使用を中止するなどして
対応してください。
（最悪の場合、家電製品は発火してしまう可能性も
ありますので、その点は注意しなくてはいけません）

修理した方がいいの？買い替えの方がいいの？

ウォシュレットは、故障してしまった場合に
関しては、基本的には”買い替え”をするのがベストです。
特に、寿命で故障してしまった場合、
発売から年数も経過していると思いますから、
そもそもメーカーに修理することのできるパーツなどが
そろっているかどうか、という問題もありますし、
長年使い続けてボロボロになったウォシュレットを
修理するとなると、費用が案外かかってしまったり
する可能性もあります。

そのため、買い替えの方が手っ取り早いでしょう。

ただし、例外として購入して1年以内に壊れてしまったりした場合は
”メーカー保証”が存在していますので、
この場合は修理を依頼した方が良いです。
保証期間内であれば、基本的に無料で修理をしてもらうことができるので、
費用も掛かりません。
（※自分で破壊した場合などは対象外になります）

そういった場合や、保証の期間を過ぎてしまっていても
保証期間後すぐなどであれば、
修理の方を選ぶのも一つの方法です。