冬場に子供を一人にする際のストーブの注意点!危険を理解する!

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冬場には、
大抵のご家庭が何らかの暖房器具を
利用することが多いと思います。

しかしながら暖房器具は
正しく使わないと、
命を落とす原因になったり、火災の原因になったりと
場合によっては大きな事故に繋がってしまう可能性もあります。

特に”子供”には注意が必要で、
留守番など、子供を一人にする場合には
ストーブなどの暖房器具には細心の注意を
払う必要があります。

しっかりと注意点を理解した上で、
トラブルを起こさないように、心がけていきましょう。

では、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。

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何の対策もしないと非常に危険

子供を一人にするタイミングで
ストーブをはじめとする暖房器具を
”何の対策もせず”に、利用しているのは
非常に危険なことで、
最悪の場合は本当に火災や、命を落とすような原因にも
なりかねません。

例えば、子供は換気が必要云々なんて
なかなか分かりませんから、
換気が必要なタイプのストーブを使っている場合、
命に関わるような事態になってしまう可能性は
十分に考えられますし、
ストーブの前の遊び終わったものなどを放置して
火災に発展する可能性、
ストーブを直接触って火傷する可能性など、
あらゆる危険が潜んでいます。

もちろん、大人からしてみれば
どれも”当たり前”のことではありますが、
子供がまだ小さい場合、なかなかそういうことは
分からないものですから、
注意するのは親の役割ですし、
子供に何かあった場合は、親の責任です。

このあたりはしっかりと監督責任を
果たしていく必要があります。

しっかりと危険性を教える

まだ学校にも通っていないような
小さな子供だったり、
小学校低学年あたりの子供の場合は
なかなか教えても難しい部分はありますが、
いずれにせよ、”ストーブ”について、
しっかりと「危険性」を教えておくことが
重要になります。

例えば、親が一度も「ストーブには直接触っちゃダメ」みたいな
ことを教えてあげていなければ、
当然のことながら、子供は普通にストーブに触るでしょうし、
そのまま火傷してしまう可能性もあります。

大人からしてみれば当たり前のことでも、
子供は、誰かが教えてくれなければそれを理解することは
できませんから、
しっかりと親が、ストーブに関する危険性は
教えておかなければいけません。

ただし、小さいうちは
”教えても、完全には理解しない”子もたくさんいますし、
寧ろそれが当たり前ですから
”子供に教えておくことは大切”ですが、
教えたからと言って”もう大丈夫”ということでは
ありませんので、
「しっかりとストーブなどの危険性を教える」+「その他の対応」も
することが重要になります。

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なるべく一人にしないようにする

まだ小さい子供の場合、
”一人にしなくても大丈夫なタイミング”には、
なるべく一人にしないようにする、ということも
大事になります。

流石に小学校の中学年だとか、そのぐらいの年齢になれば
一人で留守番も十分にできると思いますが
入学前だったり、そのぐらいの年齢の場合は、
ストーブ云々以外にもトラブルを引き起こす可能性は
十分に考えられます。

もちろん、子供と24時間365日ずっと一緒にいることは
なかなか難しいと思いますから、やむを得ない事情の時は
仕方がありませんが、
”一人にしなくても大丈夫な方法”がある場合に関しては、
なるべく一緒にいてあげた方が安全なのは確かです。

子供というのは”一人にしておくと”
何をし始めるか分からない危うさもありますからね。

安全性の高い暖房器具を使う

子供目線で考えた際に、
どの暖房器具が安全か、と考えると
やはり一番は「エアコン」になるのではないでしょうか。

ストーブとなると、どうしても子供が触れてしまうリスクや、
場合によっては火災などのリスクがありますが、
エアコンの暖房であれば、
子供が直接触れることは難しいので、
火傷の心配は無くなりますし、
事故などの心配も無くなります。

もしも、子供を一人にしなければいけない都合が
あるのであれば、普段はストーブを使っているご家庭でも、
その時だけはエアコンの暖房(エアコンがあれば、ですが)を
使うと、安全面は飛躍的にプラスになるかと思います。

また、エアコン以外でも、ホットカーペットなども
比較的安全性は高いので、
(ただしこちらは火傷などのリスクは0ではありませんが)
そういったものも検討してみると良いでしょう。

ただ、エアコンやホットカーペットなどがない!という場合は
この方法は買わない限りは使えないので、
別の方法も含めて、検討していく必要があります。

ストーブガード(柵)などをつける

子供などがストーブに近付いたり、
直接手を触れたりすることができないようにするための
柵も販売されています。

そういったものを用意すれば、
よほどのことがない限り、
子供がストーブに直接手を触れてしまって
火傷してしまったり、
ストーブを勝手に操作してしまって、
思わぬ事故に繋がってしまったり…
と、いうことは無くなります。

もちろん、ある程度の年齢になった子供の場合は
勝手に柵を越えることもできてしまいますから
(そのぐらいの年齢なら言って聞かせれば
 基本的には分かると思いますが)
注意が必要になりますが、
小さなお子様の場合は、ストーブガードの柵を
用意することで、安全性を高めることが可能です。

ただし、忘れてはならないのは
石油・灯油・ガスなどのストーブの場合は、
火傷の安全性は確保できても、
換気せずにずっとそのままにしておけば
最悪の場合は命に関わる自体となりますし、
例えばティッシュや紙などを放り投げたりして
悪戯していて、それが柵を越えてストーブの前に
行ってしまったりすれば、当然のことながら
火災になってしまう可能性も十分にあります。

そのため、あくまでも
”子供を火傷から守ることができる”点と
”火災のリスクを減らすことができる”だけで、
”これさえしていれば絶対に安全”ということでは
ありませんので、その点は注意するようにしてください。

しっかり子供に言って行かせるなど、
その他の対処も重要になります。

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短時間なのであればストーブを消す選択も

子供を一人にする時間が長時間である場合は、
ストーブを全て消してしまうと、
子供が寒くなってしまいますし、
辛いと思います。

夏場とは違い、熱中症のリスクなどは少なく、
何もつけていなかったとしても、
命に関わる可能性は、少なくとも国内の気温では
比較的低いですが、
それでも辛いことは事実ですから、
万が一暖房器具を消す場合に関しては
なるべく暖かい格好ができるようにしてあげるなど、
色々とできる配慮を考えてあげて下さい。

ただ、子供を一人にする時間が
短時間の場合に関しては
一旦ストーブを消しても、大して部屋も
冷えたりしないでしょうから、
その方が安全な場合があるのも事実です。

色々と、その時その時の
環境・用途に応じて
使い分けていくことが大切ですね。

事故は親の責任

暖房器具で起きた事故は、
暖房器具自体に問題があって(初期不良など)
予期せぬ事故が起きてしまった場合などを除き、
全て親の責任になります。

子供が中学生とか高校生で事故が起きたなら
それは本人の責任でもありますが、
それ以下の場合は、子供の責任ではないですし、
当然、メーカーや販売店の責任でもありませんから、
しっかりと子供の監督責任は
親として果たしていくようにしましょう。

まとめ

子供が一人のタイミングで
ストーブを利用するのは
危険も伴います。

しっかりと安全を親側の方で
確保してあげることが大切ですし、
それと並行して、子供にもしっかりと
ストーブの危険性を教えることは
重要なことになります。

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