冷凍食品を加熱しすぎるとどうなるの?良いことはないので要注意。

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冷凍食品には
「加熱時間の目安」が、
商品パッケージの裏面などに記載されています。

電子レンジで調理する場合などは、
500Wや600Wなど、種類ごとに
その加熱時間が記載されている形ですね。

人によっては「熱いほうが美味しいから」と
記載されている加熱時間よりも多く加熱したり、
加熱時間の表示をそもそも確認せずに、
適当に加熱したりしてしまう人もいるかもしれませんが、
これは「調理不良」を起こす可能性がありますので、
注意しなくてはいけない部分です。

「加熱しすぎるとどうなるのか」を
詳しく解説していきます。

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必要以上の加熱はマイナスに

冷凍食品を記載された時間以上に加熱することは
「マイナス」になります。
場合によってはトラブルの原因になったり、
味が落ちたりする可能性もあるので、
その点は注意し、
”必要以上に加熱しないように”ということは
気を付けたい部分です。

そこまで至ることはまずないとは思いますが
最悪の場合は「発火」などのリスクもありますので、
その点は、しっかり注意するようにしてください。

何事も「やりすぎ」はよくないということですね。

絶対にオーバーしてはいけないということではない

↑で「加熱しすぎはよくない」とは書きましたが
これは「商品に記載されている加熱時間を絶対にオーバーしてはいけない」
と、いう意味ではありません。

冷凍食品の商品に記載されている
加熱時間はあくまでも「目安」になりますので、
同じワット数でも使っている機種によって、
書かれている通りの時間、電子レンジで加熱しても
十分に温まらない場合もあります。

そういった「必要な場合」は記載されている時間を
超えて電子レンジで加熱しても大丈夫です。

上で書いているのは「温まっているのにそれ以上温める」
つまり「必要以上に加熱すること」を言っているのであり、
「温まっていない」のであれば、説明に書かれている以上の時間、
加熱しても全然問題はありません。

商品パッケージにも書かれていることが多いですが、
十分に温まっていない場合に関しては
数十秒ずつ加熱していき、十分に温まったら食べる、
という感じで、追加で加熱していくようにしてください。

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必要以上に温めるとどうなる?

では、冷凍食品を必要以上に加熱してしまうと
どのようなことが起きるのでしょうか。
起きる可能性のあることを見ていきます。

・固くなったりして味が落ちる
冷凍食品を必要以上に加熱すると、
固くなってしまったりするなどして、風味が
かなり落ちてしまいます。
私も、ミスで必要以上の加熱を、冷凍食品のご飯もので
してしまったことがありますが、
米が固くなってしまい、かなり風味が落ちていました。
せっかく食べるのですから、そういったことには
なってほしくないですよね。

・具材などが飛び跳ねる
冷凍食品の種類によっては
必要以上に加熱することにより、具材などが
電子レンジで飛び跳ねてしまう可能性があります。

・発火する
さすがにここまで加熱してしまう人は
まずいないとは思いますが、
度を超した加熱を続ければ、最終的には発火に至ってしまう
可能性は十分にあります。
ここまで行ってしまわないように、十分注意したいところです。

味が落ちる可能性もあるほか、
発火など、事故につながる可能性もある行為なので、
「必要以上の加熱」は控えるようにしましょう。

決められた時間を超えて加熱するのは
「温まってない場合のみ」にしましょう!

電子レンジのW数に注意する

冷凍食品のパッケージの裏には
電子レンジの「W数」ごとに加熱時間が
別途明記されています。

これは、W数が高いほど早く加熱されるので、
電子レンジのW数ごとに、別の時間が
書かれている、というものになります。

例えば、500Wで5分の冷凍食品を、
1000Wの電子レンジで5分加熱してしまったら
「温めすぎ」になってしまいます。

そのため、W数ごとに表記を変える必要がある、
ということですね。

冷凍食品の場合は
一般的に「500W」と「600W」、
商品によっては「1000W」などの加熱時間が記載されているので
「自分の使っている電子レンジのW数は何か」と、
「自分の使っている電子レンジのW数では何分加熱すればよいのか」と
いう点をしっかりと確認しておきましょう。

なお、700Wなど、中途半端なW数を使っている場合
(私がそうですね…笑)
冷凍食品のパッケージに加熱時間が表記されていないことも多いので、
一番近いW数の加熱時間を確認して、温めすぎにならないように、
注意していきましょう。

電子レンジ以外の調理方法でも同じ

冷凍食品は、電子レンジ以外の調理方法のものもありますが
”加熱”して作る食品の場合、
「加熱しすぎ」には注意してください。

例えば、フライパン調理などの場合は、
今度は「焦げ」などの問題が発生し、
風味が落ちたりする可能性もあります。

どのような作り方をするにしても、
しっかりと加熱時間は守り、
「温まっていない場合のみ」追加で加熱するようにしましょう!

まとめ

冷凍食品を加熱しすぎてしまうと、
味も落ちますし、食感も悪くなりますし、
良いことは何もありません。

ついつい加熱しすぎてしまう気持ちも
分からないでもないですが、
「味」に関しても「安全性」に関しても
マイナスでしかないので、
加熱時間は守ったうえで、
「それでも温まらない場合のみ」
追加で加熱していくようにしましょう。

最初から書かれている時間+2分加熱したりだとか
そういったことは
避けるようにするのが、ベストです。

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