理髪店の模様が回ってる看板はなに?サインポールを解説!

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理髪店などのお店の前に
青と赤と白の模様がくるくると回っているような
看板のようなものを見たことは
一度ぐらいはあると思います。

あれを見るだけで、
ここは「理髪店なんだな」ということを
理解できると思いますし、
定番の看板ですよね。

では、あれはいったい何なのか。
名前は何なのか、
どのように営業中であることを示すのか。

その点について解説していきます。

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名前は「サインポール」

理髪店の入り口などで、くるくるしている看板の名前は
「サインポール」という名前です。
見たことはあっても、名前までは知らなかった…!
という人も多いのではないでしょうか。
私も数年前までは知りませんでした。

地域の理髪店などの前を通ると、
多くのお店で見かけることができると思います。

設置が義務化されているわけではない

サインポールを設置するかどうかは
あくまでも”任意”です。

「理髪店は必ずサインポールを設置しなくてはならない」
だとか、そういった決まりはありませんので、
サインポールを設置していなくても
法律上は何も問題がありませんし、
実際にサインポールを設置していない理髪店も存在します。

あくまでも設置するかどうかは
”そのお店の自由”ということになりますね。

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いつから始まったの?

サインポールがいつから始まったのか、
その由来は何か、という点についてですが、
これは”明確な記録が残っていない”というのが
答えになるようです。

中世のヨーロッパあたりから使われている…
と言われていますが、他にも調べると
諸説が存在しており、はっきりとした「答え」を
突き止めることは不可能です。

ただ、言えることは日本で始まったものではなく、
世界共通的なもので、海外から伝わってきたもので
あるということ、
そして、最近始まったものではなく、
遠い昔から存在しているものであるということは
事実であると思います。

ずっと前から存在するもの、ということですね。

営業中のサインとは?

営業中を示す合図として
模様がくるくると下から上に回転していくような
不思議な動きをしています。

サインポールの模様が動いていれば
基本的にはその理髪店は営業中である、
ということになりますね。

また、照明付きのサインポールも存在しており、
夜になると、電気がつくなどして、
営業中であることをより分かりやすくしているような
お店も存在しています。

閉店時間を迎えると
模様の回転が止まり、
照明がついているサインポールの場合は
照明も消える、ということになります。
(※お店によっては、照明はつけたままだったりするところも
あり、必ずしも「こうしなければいけない」というルールは
存在していません)

なお、混雑などにより、店が満タンの状態になっていると
回転を止めたりするようなお店も存在しています。

このあたりは、臨機応変に判断されている、ということになりますね。

設置はどうすればできるの?費用は?

サインポールは専門の業者(看板業者)などに
依頼することにより、設置できます。
また、スタンド型のものであれば、業者に依頼しなくても
サインポールさえ用意することができれば
自分で設置可能です。

工事が必要な取り付けタイプの場合だと、
車道にはみ出てしまうだとか、そういった心配は
いりませんが、工事費なども必要になるために、
費用としては高くなりますし、
万が一お店を閉店する際などにも撤去費用などが
かかってしまうリスクがあります。

一方で、スタンド型(しまったり出したり移動したり
できるタイプ)の場合は、自分で手軽に設置できますし、
閉店時なども不要であれば処分する以外に
費用は掛かりませんが、
盗まれたり、営業中に風に飛ばされて歩道や車道に
飛び出してしまったり…と、
そういったリスクはあるので、その点には
注意が必要な代物になるのは事実ですね。

費用としてはモノによりますが、工事費も含めて
数万~数十万程度が必要になります。

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美容院では基本的に使われない

サインポールが使われるのは
基本的に、理髪店のほうで、
美容院などでは使われることは
あまりありません。
(使ってはいけない、というルールはありませんが、
美容院として営業しているのに勘違いされる原因にも
なりかねませんから、あまり一般的に
使われることはないでしょう)

サインポール=理髪店、と覚えておくと
分かりやすいかと思います。

効果はあるの?

もちろん、サインポールがお店のすべてを
決めるわけではありませんが、
効果はある、というのが答えになります。

「サインポールだけ」にこだわっていては
サインポールの効果も打ち消してしまうぐらいに
マイナスになってしまいますから、
それではダメですが、
サインポールを設置することで、
遠目からでも「あそこに理髪店がある」と、
伝えることはできますし、
「ここに理髪店があります!」という宣伝効果・誘導効果は
大いにある、というのが事実です。

もちろん、必ずしも設置する必要がある、
というわけではありませんが、
あのマーク=理髪店、というイメージは
多くの人にしみついているので、
もしも、自分がそういうお店をやる場合は、
有効的に活用していけると、良いですね。

まとめ

サインポールについて解説しました。

説明されずとも「理髪店!」という
イメージはあると思いますが
意外と名前までは知らなかった…!という人も
多いのではないでしょうか。

設置するとなると、
費用も掛かるので、もしもお店をやる場合は、
後から後悔しないように、慎重に設置場所などを
検討しましょう!

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