消費期限が切れた食品を食べてしまった!そんな場合はどうすれば?

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「消費期限」が切れてしまった
食べ物を食べてしまった場合は
どうすれば良いのか。

その点について解説していきます。

「消費」期限は、「賞味」期限とは異なり、
”安全に食べることができる期限”を示しているものに
なりますので、
賞味期限切れのものを食べることとは、意味合いが
違います。

「賞味」期限のほうは
”おいしく食べることができる期間”を示しているものになるので、
賞味期限が切れていても、実際にはそのまま普通に
食べることができるものも多いです。
(※すべてが安全とは限らないので、必ず食べる前に自分で
食品の状態は確認してください)

が、「消費」期限のほうは、期限切れの時点で
「安全に食べることができる期限」は過ぎているので、
「賞味」期限切れのものを食べることよりもはるかに
リスクが高い、というのは事実です。

とは言え、間違えて食べてしまったりすることも
あるかもしれません。
もし「消費」期限切れの食べ物を食べてしまった場合は
どうすれば良いのかを解説していきます。

⇒賞味期限切れのものを食べてしまった場合に関しては
賞味期限切れのものを食べてしまったらどうすれば?の方を
参考にしてみてください!

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消費期限切れ=必ず腐っているとは限らない

消費期限切れのものは、安全のためにも
基本的に食べないほうが良いですが、
ひとつ、覚えておきたいことは
「消費期限が切れていても100%腐っているわけではない」
ということです。

食べることはおすすめしませんが、
間違えて食べてしまっても「絶対に腐っているわけではない」ので、
体調に何の影響が出ない可能性も当然、あることです。

逆に言うと、
消費期限内でも「100%腐っていないわけではない」ということも
覚えておかなくてはいけませんが、
とにかく、”必ずしも腐っているわけではない”ということは
覚えておきましょう。

そのため、消費期限切れのものを食べてしまった場合でも、
「もうだめだ…!」だとか、そういう必要以上に
不安を感じないように、注意しましょう。

ただし「消費期限は守ること」が前提です。
絶対に腐っているわけではない、というのは事実ですが、
だからと言って、消費期限切れのものをホイホイ食べてもいい、
ということではありません。
モノによっては非常に危険です。

食べてしまった場合はどうすれば?

消費期限切れの食べ物を
食べてしまったらどうすれば良いのか。
この点を見ていきましょう。

上でも書いた通り、
消費期限切れでも必ず腐っているとは限りません。
また、腐っているものを食べてしまっても
人間は必ず体調を崩すとも限りません。

そのため、しばらく様子を見てみることをおすすめします。

「体調に何も異変がなければ」
特に問題はありません。
腐っていなかったか、身体には影響が出なかったか、
そのどちらかでしょう。

体調に異変があった場合は対応が必要ですが、
何もなければ、病院に行ったりしなくても
特に問題はありませんので、
自分自身が消費期限切れの食べ物を食べてしまったなら
自分で自分の体調をしっかりと把握しておくことが大事ですし、
身の回りの人(子供など)が消費期限切れの食べ物を
食べてしまったのであれば、本人が体調の変化を気にすると同時に、
周囲にいる人も、何か異変がないかどうか、
注意深く観察してあげてください。

翌日、翌々日と特に何もなければ、
問題なかったとみて、大丈夫でしょう。

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体調に異変があった場合は診察を受ける

↑のように、消費期限切れの食べ物を
食べてしまった場合でも、
特に何も起きずに、そのまま大丈夫だった、というケースも
実際のところは多いです。

しかしながら、逆に「体調を崩す」可能性も当然あるので、
もしも体調に異変を感じた場合は、
医師の診察を受けることをおすすめします。

この際に「どのぐらい消費期限が切れているものを食べたのか」
「いつ頃食べたのか」などが説明できるようにしておくと
よりスムーズに診察が進むのではないかと思います。

軽い腹痛など、診察を受けるほどではない症状のみに
とどまる場合もあるかとは思いますが、
症状がだんだんとひどくなったりする可能性もありますので、
最終的には自己判断ですが、あまり無理をしすぎないように、
調子が悪くなってしまった場合は医師の診察を受けることを
おすすめします。

食中毒などを引き起こした場合は
嘔吐や腹痛などを中心に、かなりつらい症状が
出ることがあるので、その点は注意が必要です。
(※先ほどから書いている通り”必ず”そうなるということではなく
そういう可能性もある、ということです)

特に危険な「消費期限切れ」を知っておく

消費期限が切れていても、
最初に書いた通り、腐っていない場合もたくさんあります。

ただ、食べてしまったものが、
「危険な消費期限切れ」だったのか「まだ腐っていないもの」だったのか
このあたりを見極めるのは、なかなか難しいところですよね。

下記に危険な場合の「特徴」を挙げていきます。
当てはまれば当てはまるほど「危険」なので、
下記のような特徴に当てはまる場合は
できるだけ食べないようにし、
既に食べてしまっている場合は
体調の変化により注意を払うようにしてください。

・消費期限切れたから大幅に時間が経過していた

・変な匂いがした

・変な味がした

・変色や、カビのようなものが見えた

・既に開封済み+消費期限が切れていた場合

これらは、非常に危険な状態で、
絶対に食べるべきではありませんが、
万が一、これらに当てはまるものを食べてしまった場合に関しては、
一度食べてしまったものをどうこうすることはできませんので、
しっかりと自分の体調を把握して、
万が一体調を崩した場合はすぐに対応できるようにしておきましょう。

消費期限はしっかりチェックする

「消費期限切れ」の食べ物を間違えて
食べてしまったりしないようにする、
ということが、そもそも一番大事なことです。

消費期限が切れていることを分かったうえで、
自分でその食べ物を確認して
「これなら腐っていないな」と判断し、
自己責任で食べるのであれば、これはこれで
個人の判断なので、良いのですが、
「消費期限切れだと知らずに、消費期限切れのものを食べてしまった」
という状況は、避けるべきです。

食品の消費期限にはしっかりと注意するようにし、
食べる前に期限を見たり、食品自体の状態は、
しっかりと確認しておくようにしましょう。

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過剰に心配しすぎるのはマイナス

消費期限切れの食べ物を食べてしまった場合でも、
過剰に心配しすぎるのはマイナスになります。

なぜなら、人間は心配事やストレスを抱えると
体調を崩す可能性のある生き物だから、です。

消費期限切れの食べ物を食べてしまったこと自体は
自分の身体に何の影響もなかったとしても、
精神的に強い不安やストレスを感じ続けることで、
胃の調子が悪くなったり、腹痛を起こしたり、
頭痛が始まったりする可能性は十分にあります。

「消費期限切れの食べ物は害はなかったけれど、
 気持ちの問題で調子が悪くなってしまった」
という状態ですね。

そのようなことになってしまわないためにも、
万が一消費期限切れのものを食べてしまったとしても
冷静に対応するようにしてください。

まとめ

消費期限切れの食べ物は
できれば食べないことをおすすめします。

実際に食べても大丈夫な場合は当然多いのですが、
それでも、賞味期限と比べれば危険性は高いです。

ただ、間違って食べてしまった場合でも
体調を崩しさえしなければ特に問題はありませんので、
過剰に気にしたりしてしまわないように、
という点は、注意していきましょう!

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