言葉遣いが悪い人は、
色々と注意をしなければいけない部分もあります。
「根はいいやつなんだ」というのは
仲間内だけで通用することであり、
知らない人からすれば「なんだこいつ」だとか
「怖い人」だとか、そういうマイナスのイメージを
持たれてしまう、というのが現実です。
できれば言葉遣いが悪いことを自覚しているのであれば、
せめて、親しい人以外に対しては
「偽りの自分」でも良いですから、言葉遣いを改善するべきですが、
それがなかなか出来ない、という方のために
注意すべき点を解説していきます。
言葉遣いが悪いとマイナスは多い
まず、”現実”として、
”言葉遣いが悪い”ということは
”マイナス”になることが多いです。
「言葉遣いが悪いから得をした」なんてことは
日常生活で考えてみても、ほとんどない、
というのが現実でしょう。
ですので、まず”言葉遣いが悪いということはマイナスになる”ということは
現実として受け入れておかなくてはいけません。
言葉遣いが悪い方がかっこいい！だとか
そういうのは仲間内でのみ、通用することであり
外では通用しません。
先程も書いた通り、出来れば親しい人以外には改善したほうが
良いですが、改善出来ない場合、そして
親しい人相手であっても、注意するべき点を、
それぞれ解説していきます。
怖い人だと思われる可能性は非常に高い
言葉遣いの悪い人が、まず覚悟をしておかないと
いけないことは「怖い人」だと、相手から
思われる可能性は非常に高いです。
「こいつ、根はいいやつなんだ」は
知らない人には通用しません。
第1印象は見た目や話し方で決まります。
仮に見た目が穏やかそうでも、
仮に中身がどんなに優しくても、
言葉遣いが悪い、その1点だけで
怖い人だと思われてしまう可能性は非常に高いでしょう。
それだけ、言葉遣いは人間のイメージづくりに
非常に重要なポイントの一つになります。
相手が気の弱い人物だった場合、
話しかけるだけで怯えられてしまうような
そんな可能性もあります。
社会での評価は厳しいものになる
会社や面接など、社会的な場所でも
言葉遣いが悪い状態でいれば、
当然、その評価は厳しいものになりますし、
色眼鏡で見られる可能性は高いです。
例えば、面接で言葉遣いが悪いのは
これは論外ですし、
仮に経歴がどんなに良かったとしても、
即刻落とされる可能性は高いです。
そして、職場やバイト先で、悪い言葉遣いを
続けていれば、やはり評価は落ちるでしょうし、
周囲からの反感も買いやすくなります。
上司から睨まれたり、仕事上にも
影響を及ぼしてしまう可能性は
非常に高い、というのが事実です。
この点は、特に注意をしなくてはいけない部分の一つで、
プライベートはともかく、
職場や面接などにおいても、言葉遣いを
コントロールできないのであれば、
それは少し問題と言えます。
怒っていると誤解される可能性
言葉遣いが悪い人は、
本人にそのようなつもりが一切なかったとしても
「怒っている」と誤解されてしまう可能性も
十分にあります。
怒っていないのに、怒っていると思われてしまう…
と、いうことですね。
「この人は、元々こういう言葉遣いの人なんだ」と、
分かってくれている相手であれば良いですが、
そうでない場合は、「この人、怒ってるのかな？」と
勘違いする可能性も高いです。
人は、普段穏やかな言葉遣いの人でも
怒るとだんだんと言葉遣いが荒くなっていく人は
よくいるものです。
それが「最初から言葉遣いが悪い状態」だと
「言葉遣いが悪いってことはこの人何か怒ってるのかな？」と
勘違いしてしまう人は絶対にいますし、
場合によっては、そんなつもりが無くても、
相手を委縮させてしまう可能性もあります。
脅しているように捉えられる可能性も
言葉遣いが悪いと、相手からすれば
「脅されているような」感覚に
陥るような場合もあります。
話の内容次第では、そういうつもりじゃなくても、
脅しのように捉えられてしまう可能性もあるでしょう。
そういうつもりでなくても、相手を無意識のうちに
”萎縮”させてしまう、と、いうことですね。
これは、場合によっては大きなトラブルに
発展する可能性があり、
例えば、お店などで、（正統な）クレームをつけたりする場合でも
言葉遣いが悪いことによって
相手からクレーマーであると勘違いされてしまったり
最悪の場合「脅し」と勘違いされて、警察に通報
されてしまったり、そういう事態に発展する可能性もあります。
大袈裟な話ではなく、
人間の”誤解”は、言葉から生まれることが多いので、
その点は注意しておく必要があります。
「そのつもりはなかった」と言ったとしても、
相手が「脅された」と、感じた場合、それは”脅し”になりますので
この点も、注意しておかなくてはいけない部分の一つです。
泣かせてしまう可能性
子供相手だったり、気の弱い人相手だったりする場合、
普通に喋っているだけで、
相手を泣かせてしまう可能性もあります。
特に子供からしてみれば
”悪い言葉遣いの人”は怖いモノです。
その本人が慣れてくれば、
懐いてくれる可能性もありますが、
そうでない場合
怖い人と思われてしまい、最悪の場合は
泣かれたりしてしまう可能性もあります。
その場合、「あなたが泣かせた」ということに
なってしまい、これも重大なトラブルを
引き起こす可能性がありますので、
注意をしておいた方が良いでしょう。
恨みを買う可能性も
恨みを買う可能性もあります。
職場や学校、そして、プライベートも例外ではありません。
言葉遣いが悪い、ということは
これまで書いてきた通り
相手から「負」のイメージを持たれる可能性は高く、
それによって恨みを買う可能性もあります。
職場で恨まれたり、
学校で恨まれたりすれば、
職場・学校での立場が悪くなる可能性もありますし、
プライベートで恨まれれば大きなトラブルに
発展してしまう可能性もあります。
”他人から恨まれる”ということは
とても怖いことですから、
この点も非常に大きなリスクの一つとして
頭の中に入れておく必要があるでしょう。
少しずつでも場面によって改善を
元々口が悪い場合、
それは性格なので、なかなか治すことが
出来ない場合もあるとは思います。
とは言え、「言葉遣いが悪い」という状態は
デメリットの方がはるかに多く、
メリットは限りなく限定的かつ、少ないです。
プライベートだったり、気心知れた相手との
会話だったりする場合は、どのようにしても
構いませんが、
知らない人相手だったり、職場の人だったり、
お店の人だったり、
そういった人が相手の場合に関しては、
極力「悪い言葉遣い」をしないように
注意していくことが重要になります。
年齢を重ねていれば重ねているほど、
長年の癖というものは
そう簡単には、直らないとは思いますが、
それでも、少しずつでも良いので、
改善していかないと、
言葉遣いが悪いことによるトラブルなどに
いずれ巻き込まれることになると思いますし、
それによって、自分自身も、相手もイヤな思いを
することになってしまう可能性は
十分にありますので、注意しておきたいところです。
少しずつで構いません。
少しずつ、一歩一歩、改善していきましょう。
まとめ
言葉遣いが悪いことは、
相手から誤解される原因を作り、
トラブルの原因を作ります。
「そんなつもりじゃなかった」
「そんな気はない」
と、いうのは通用しません。
相手が「怖い」「嫌だ」と、負のイメージを抱いた時点で
アウト、だということは
覚えておきましょう。
いきなり直すことは難しいとは思いますが、
知り合いなどを除き、ある程度言葉遣いに注意する必要はあります。
