学校のテストで「100点」を取れば、
当然のことながら、
成績にも大きなプラスとなります。
しかし、勘違いをしてはいけないことは
”テストで100点を取っているから、あとは適当にやっても大丈夫”
と、いうことではないので、
この点に関しては注意が必要です。
テストでどんなに100点を取っていても、振る舞い次第では
単位を落としたり…と言う結果に繋がる可能性もあるので、
テスト以外の部分にもしっかりと目を向けるようにしていきましょう。
では、どのような点に注意をすれば良いのでしょうか。
その点を解説していきます。
100点＝絶対安全ではない
学校のテストで100点を取っても、
それで絶対に成績が保証されるか？と言われれば
答えはNoですし、
100点取っていれば単位を確実に取れるのかどうか、と
言われれば、それも、答えはNoです。
仮に全ての教科のテストで100点（流石にそんな人は
まずいないと思いますが）を取っていたとしても、
この答えに関しては変わりませんので、
しっかりと”注意点”は理解しておきましょう。
授業態度や提出物も成績に影響する
学校の成績は、テストだけで決まるわけではなく、
先生や学校によっても大きく方針は異なりますが
「テストの点数」＋「授業態度や提出物」などで
採点されていきます。
先生によっては、この比率が半々ぐらいなこともあり、
テストの点数（中間＋期末で200点）と、授業態度100点、
提出物など100点みたいなことも実際にあることです。
（実際にそう説明していた先生もいましたし、
違うことを言っている先生もいました）
そのため、仮に上の説明のような採点が行われた場合は、
テストで2回とも100点を取っても、授業中にずっと寝ていて、
提出物も何も出さなければ、成績は”半分”の成績しか
取ることはできない、ということになります。
そういった点も踏まえて考えると
”テストで100点を取っているだけでは安心できない”ということが
分かるかと思います。
授業態度は、最低限失礼のないような
常識的な振る舞いをするべきですし、
提出物に関しても、しっかりと期限内に提出することを
心がけなければ、せっかくテストで100点を取っても
それが成績上にはあまり結果として出て来ないようになってしまいますので、
しっかりと提出物・授業態度に関しても徹底しましょう。
逆に言えば、テストで点数を取ることができなかった場合でも、
授業態度や提出物で成績自体はある程度カバーすることも
可能ですので、
どちらにしても、このあたりの部分はしっかりとやっておくことが
大切なポイントになるのです。
出席日数が足りなければ…
どんなにテストで高得点を取ったとしても、
その授業に対する出席日数が足りなければ
単位を落とすことになります。
（※学校によって条件・ルールが異なる場合があります）
単位をあまり落としていると、
進級できなかったり、場合によっては退学になったり
することもありますので、
将来にも非常に大きく影響してくる部分になってしまいます。
テストで100点取ったからと言って、
授業に出ずに休んでいたりすれば、
最悪の場合は単位を落とす、ということですね。
ただ、単位を落とさない程度であっても、
授業を良く休む生徒は、やはり先生から見れば
あまり”授業態度”は良くないと判断される可能性も高まりますし、
提出物などの提出が、休んだことによって滞れば、
そこでも成績に影響を与える可能性も考えられます。
そのため、単位を落とすようなことにならなかったとしても、
授業に出ない日が多いと、成績を落とす結果になり、
結果的に普段100点を取っていても”あまり意味がない”という成績に
なってしまう可能性も十分にありますので、
この点も、注意するようにしておきましょう。
問題を起こせば退学もあり得る
どんなにテストで100点を取れるほど
勉強をしたとしても、
学校内で問題を起こしたり、ルールを破ったりすれば、
停学処分になったり、退学処分になったりする可能性は
十分に考えられることです。
停学処分でも、出席日数が減り、授業に出られなくなることから
やはり成績への影響は出て来ると思いますし、
退学処分になってしまった場合は、
将来に大きな影響を与えることになります。
実際に私の出身校では（100点ではありませんでしたが）
テストの成績が良いにも関わらず問題を起こして退学になった
生徒がいました。
どの程度で退学になるかは学校によっても異なりますが
”どんなにテストで100点を取り続けていたとしても、
重大な問題を起こせば退学になる可能性は十分にある”
と、いうことは覚えておきましょう。
テストで高得点を取っているから、
何でも好き放題やってもいい、ということでは
ありませんので、この点は注意が必要です。
まとめ
テストで100点を取っていたとしても、
場合によっては大した成績を残すことが
できなかったり、
生活態度次第では、どんなにテストの点数が良かったとしても
退学処分などの対応が行われる可能性もあります。
もちろん、テストも成績の上では
大事な要素の一つではありますが、
近年では授業態度や提出物などの部分も
かなり重視されるようになってきましたし、
問題を起こしてしまうようなことがあれば
成績に関係なく、その学校にいられなくなってしまう可能性も
非常に高いので、
”テストの点数だけ取っていればいいや”ではなく、
しっかりと自分をコントロールすることも大事になります。
