宇宙には”太陽系の外”にも
たくさんの惑星があります。
太陽の周囲にある地球や火星、天王星や海王星など
そういった惑星だけではなく、
そのさらに先には膨大な数の惑星が存在しています。
では、人類は”太陽系の外の惑星”に行くことは
できるのでしょうか。
この点について解説していきます。
現代の技術では不可能
まず、”太陽系の外の惑星”に人類が
たどり着くのは現在の人類の技術では”不可能”で、
残念ながら到着することはできませんし、
到着したことは当然、ありません。
今の時点で人類が直接たどり着いているのは
地球の衛星である「月」だけで、
火星や金星など、地球から比較的近い惑星にも
人類がたどり着いた経験はありません。
(安全性などを全て無視すれば現在の技術でも火星ぐらいは
行けるかもしれませんが、少なくとも太陽系の外側の惑星や
その外となると不可能でしょう)
そのため、今の人類の技術では、
”太陽系の外”の惑星にたどり着くということは
”夢のまた夢”と、いう状態になります。
人工衛星であれば…
一方で、人工衛星であれば現在の技術でも
太陽系の外の惑星・天体などにたどり着くこと自体は可能で、
実際に無人探査機のニュー・ホライズンズなどが
太陽系の最も外側にある海王星にたどり着き、
さらには準惑星の冥王星や、太陽系外縁天体のアロコス(小惑星)などにも
到達しています。
この後は、太陽系から離脱した探査を行うとされており、
無人の探査機であれば”太陽系の外の惑星”にもたどり着くことは
技術的には可能な状態にはなっています。
(それでも太陽系から近い惑星限定だとは思いますが)

ただ、人類が直接たどり着くことは現時点では難しく
当面の間は無人の探査機の力を借りて
調べていくことになるかと思います。
将来的に人類が存続するためには…
太陽系は、数十億年後に太陽が寿命を
迎えることによって”終焉”が訪れるとされています。
もしもその時に、人類が太陽系の外に出ることが
できていなければ、高い確率で人類は滅亡することになります。
仮に月や火星への移住に成功していても
太陽が寿命を迎えてしまう以上、太陽系の他の惑星でも
地球でも、同じ運命を辿ることになりますので、
”何十億年後”を乗り越えるとするならば
人類は”太陽系の外”の惑星に移住を終えている必要があります。
ですので、今の人類にとってはSFのお話で済ませられることでは
ありますが、やがて”全力で太陽系の外を目指さないといけない”
(人類がそれまでに存続していればの話ですが)という
状況も訪れることになります。
※関連記事⇒地球の滅亡について
太陽系の外に人類が向かうには…
太陽系の外の惑星に人類が直接向かうとなると
”非常に厳しい”というのが現実で、
例えば無人探査機でも冥王星に到達するまでに
10年近くかかっており、
これが有人となればさらに時間がかかる上、
物資や健康面など、あらゆる問題に直面します。
しかも、冥王星より”さらに外”かつ、人類が住める星に
いかないといけないわけですから”相当苦しい”のが現状ですね。
こういったことを可能にするとすれば
下記のようなことになるかと思います。
・ワープに近い速度での移動を可能にする
まさにSF映画のような展開ですが
長距離を移動するには、もはや”ワープに近い速度”で
移動するしかありません。
今の技術では不可能ですが、そういう技術を生み出すことができれば
可能性は0ではありません。
・人間自体を”保存”する形での移動
時間を掛けずに移動するのが困難な場合
”人類を冷凍保存”するかのような方法で、
例えば移動に50年かかっても、身体自体の老化を防ぐような
手段が見つかれば、長時間かかったままでも移動自体は
可能になるかと思います。
ただ、この場合、長期の移動に耐えられる乗り物や
安全性など、多数のハードルをクリアする必要があります。
・少しずつ進んで行く
ある意味、一番現実的かもしれない方法としては、
火星⇒木星⇒土星⇒天王星⇒海王星⇒冥王星⇒その外…と、
少しずつ、何百年、何千年とかけて一歩一歩進んでいく形かもしれません。
例えばまずは地球⇒火星に移動し、火星での開発を進めて
火星で地球と同じような感じでの最低限の生活ができるようになれば
今度は、火星⇒木星への移動…と、順番に進んで行くことが可能になります。
こうなれば、1度の移動にはそこまで膨大な時間は掛からず、徐々に進んで行くことが
できます。
ただ、惑星を”居住可能にする”ということが今の時点では難しいので、
まず、太陽系の外に出る云々の前に、そのことを考えないといけないのは確かです。
このようなところになるでしょうか。
いずれにせよ”いきなり”太陽系の外に進むのは
現実的ではないため、
現実的には火星⇒木星⇒土星…という風に
順に進んで行く感じ(環境的に困難な惑星は飛ばしつつ)
ということになるのではないかと思います。
(※金星と水星は太陽側に向かっていくので、あまり意味はない気がします)
まとめ
太陽系の外の惑星には
現在の技術では人類が直接たどり着くのは
”夢のまた夢”という状況です。
無人探査機であれば今の技術でも
不可能ではありませんが、
まだまだ、太陽系のこと自体も
分からないことが多い今、
”太陽系の外”の話が本格的になってくるのは
相当先のことであるかと思います。
今から1000年後、1万年後と、
もし人類が存続していれば、どのぐらいまで
話が進んでいるのかどうか、楽しみではありますね。
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