コロナの終息はいつ?いつまで続くのかを現実的に解説。

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新型コロナウイルスによる騒動はいつまで続くのか。

経済的な意味でも、
娯楽的な意味でも、
もちろん、感染対策的な意味でも、
もう疲れた…という人も多いのではないでしょうか。

では、コロナがどうこう、という一連の騒動は
いつ頃終わりを迎えるのでしょうか。
完全に元通りになるのは「いつ」なのでしょうか。

煽りだとか、綺麗事だとか、そういう情報も多い中、
「いつまで」続くのかを、現実目線で
解説していきたいと思います。

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「いつ」かは決まっていない

まず、新型コロナウイルスは人間が作り出したものでも
プログラミングで動いているわけでもありませんので、
「ここで終わり」と明確にゴールが決められているわけでは
ありません。

自然災害と同じように
「いつ」発生するかも分からなければ
「いつ」終わるのかも分からない、
ということですね。

そのため、長い間ダラダラと続く可能性もあれば
急激に変化してさらに強力なウイルスになる可能性もありますし、
逆に急激に人間に対しては弱い作用に変異して
勝手に消滅する可能性だってある、ということです。

ただ、「春におわる」だとか
そういうことは、言えない、ということです。
ウイルスがどのようになっていくか、など
人間には分からないのです。

完全に「0」にするのは難しい

「終息」をどのように捉えるかによっても
変わってきますが
少なくとも、ここまで全世界に広がってしまったものが
「0」になることはあり得ません。

インフルエンザと同じように
今後、長い間「当たり前のように存在するウイルスの一つ」に
なっていく、と言うのが現実的なところです。

完全に「0」にする、ということは
非常に難しく、
仮に国内で抑え込んだとしても、
(そんなことはまずないとは思いますが)
国外から運ばれてくれば、また繰り返しになります。

地球上から新型コロナを「無」にすることは
もはや不可能に近い状態です。

そのため、最終的なゴールとしては
「インフルエンザと同じような扱いになり、
 病気のことも色々と分かり、対処法が確立された状態」
ということになるはずです。

コロナ「0」の世界は、
もう、見ることはできない…
そういう可能性が強いですね。

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ワクチン完成=終息ではない

コロナワクチン完成で、コロナ騒動は終わる、
と思っている人もいるかもしれませんが
残念ながら、それは難しいかと思います。

”終息のためのひとつの要素”にはなりますが、
ワクチンが完成したから、コロナが0になるのか?と
言われれば、そんなことはありません。

インフルエンザを考えてみてください。
インフルエンザもワクチンはありますが、
「0」にはなっていませんよね?

コロナもそういう形となり、
最終的にはワクチンや治療方法が確立されて
共存、というところがゴールになるでしょう。

ワクチン完成でも、コロナが消えない理由としては
他の予防接種の一部もそうですが
ワクチン接種=「100%それに感染しなくなる」
わけではありません。

インフルエンザもそうですが、軽度ながら
ワクチンを接種していても、感染することはあるのです。

そして、「全員が接種するわけではない」
ということもポイントの一つです。
予防接種やワクチンの類を嫌う人もいますし、
純粋に「面倒臭いからいいかな」みたいな人もいれば、
「新しいワクチンなんて怖いから、当分様子を見る」という人も
いると思います。

仮に全員が接種したとしても
「100%感染しなくなる」ということではない上に
全員が接種することなど、ありえませんから、
コロナワクチンが接種できるようになったら終息、
というのは、甘い考えであり、
現実逃避に入っている…と言わざるを得ません。

もちろん、ある程度のポイントにはなりますが
コロナワクチンが出来た!よし!終息だ!
という風にはなりません。

ちなみに、日本には予防接種の類を強制する
法律は存在しておらず、
”努力義務”が限界となります。
努力義務は強制ではなく
”できるだけ受けてください”の意味合いのものになりますので、
コロナワクチンを全員が打つ、ということは
あり得ません。
(⇒予防接種の努力義務とは?も参考にしてみて下さい)

厳しい移動制限などで終息させることはできないの?

これは厳しいです。
時々、強い制限(緊急事態宣言+αのような感じ)で
1か月以上自粛して、一気にコロナを終わらせよう!みたいのも
見かけますが、そんなに甘いものではなく、
それをしたところで、またしばらくすれば増えて行くでしょう。

無症状者もたくさんいるため、
感染者を識別するのが困難であることや、
国内から無くなっても海外から流れて来るリスクは残っていること、
そして、厳しい移動制限が行われると
生活が破綻してしまう家庭・店・企業があまりにも多いことから、
強引に終息させることは不可能です。

家族間や身近な人間が、無症状⇒無症状と移したりしていれば
徹底的に自粛をしたとしても、広がりますし、
再発するケースなどもあります。

解除後に「無症状」が一人でもいればまたコロナは
広がる可能性が高いですから、
強い自粛で0にする、という行為で
解決するのは難しいです。

指定感染症から外して終息はできないの?

指定感染症から外せば
隔離や自粛なども必要なくなり、
「共存スタイル」にいち早く出来るのではないか?
という人もいますが、
これも難しいです。

多くの人が軽症・無症状であり、
重傷者は全体的な割合からすればわずかではありますが、
重症になる人も確実にいる、というのも事実です。

指定感染症から外して、インフルエンザや風邪のような
扱いと同じようにするのは
「まだ先の話」です。

今の時点で行えば感染はさらに広がるでしょうし
その中のごく一部は重症になったりと被害は広がります。

当然、人同士の対立なども深まり、
医療現場も混乱するでしょうから、
これもなかなか不可能に近いことなのです。

ある程度、共存スタイルが整ってきた段階になるまでは
解除は難しいでしょう。

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最終的に「共存」スタイルで終息する

コロナが消えることはありません。
ここまで広がった以上、
インフルエンザと同じように、毎年冬になったら
より流行する、というスタイルを
繰り返していくことになるでしょう。

ですので、コロナ騒動の終息は
「コロナがなくなった=0」の状態ではなく
「コロナと共存していくスタイルが確立された」というタイミングに
なるかと思います。

人間は既に、インフルエンザと共存しています。

インフルエンザとコロナは違う!というのはその通りですが、
とは言え、確実に人間の命を奪ってしまうようなレベルの
ウイルスではありません。
そのため、ワクチンの完成、治療方法の確立など、
そういった「共存のための土台」が整えば、
最終的にはインフルエンザと同じような付き合い方で、
上手く付き合っていく、という「共存」が可能になります。

それがしっかりと出来上がったタイミング…
それこそが、新型コロナウイルス騒動の一定の区切りとなり、
一旦の終息、ということになるかと思います。

ただ、そこにたどり着くまでには、
どのぐらいかかるのか分かりませんし、
人間がギャーギャーと騒ぐことで、余計に
その終着点への到着が、遅れてしまう可能性は
十分にあります。
あまり、足を引っ張るような騒動や煽りは
控えたほうが良いですね…

まとめ

コロナ=0は、現実的に限りなく不可能に近いです。
ワクチンが出来ても、コロナが0になる可能性は
低いです。

そのため、コロナ騒動の終息は
「共存スタイルが確立されたとき」ということに
なるかと思いますが、
それがいつになるのか、ということは
非常に難しいのが現実ですね。
(まだ数年単位かかる恐れも)

また、”完全にコロナ前のスタイル”に戻るのは
部分的に見ると
「厳しい」部分も出て来るかもしれません。

言うならば
「コロナ前”風”スタイル」が限界…になるかもしれませんね。

「終息」ではなく「収束」が限界でしょう。

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