虫取りシートって効果はあるの？効果とポイントを解説！

「虫を誘引してくっつける」タイプの
害虫駆除グッズも色々と発売されています。

商品によって仕組みは異なりますが
色や形状、ニオイなどで害虫を
引き寄せて捕えて退治する、というものですね。

薬剤などが使われているものもありますが、
単純に粘着させるだけで退治するタイプのものも
多く存在しています。

では、実際にこういうシートの類を使うと
本当に害虫は駆除できるのかどうか。
その点について解説していきます。

本当に効果はあるの？
まとめ

本当に効果はあるの？

粘着シートの効果は本当にあるのかどうか。

答えとしては「一応」あります。
ただし、劇的に状況が改善するか？と言われると
多くの商品は、そうではありません。

環境や、使っている商品、
退治しようとしている害虫など、色々な
条件が関わって来るために、
粘着シートを設置したからと言って、
必ずしも効果を発揮する、というものではありません。

ただ、虫自体は確実にくっつく
（１００円レベルのものでも効果はあります）ので、
気休め程度に設置しておくのは、良いのではないでしょうか。

根本的な解決にはならない

粘着シートは、あくまでも近づいてきた害虫や虫を
捕獲して、退治するタイプのものになります。

そのため、害虫などの発生源が付近にあったり、
数が多かったりする場合は
「根本的な解決」にはなりません。

あくまでも一部退治できる、ぐらいのレベルです。

私が以前、勤務していたお店で
お店の前のマンホールからチョウバエが
大量に発生してしまったことがありました。

その際にも粘着シートを利用していましたが
確かに、ある程度、チョウバエがくっつくことには
くっつきましたが、
とても”減った”という感じではなく
根本的に解決することはできませんでした。

発生源がある場合に関しては
あくまでも”気休め”ぐらいに考えておくのが良いでしょう。

どこに売っているの？どんなものがいいの？

虫取りシートはどこに売っているのか。

夏の季節であれば、案外、色々な場所で
販売されています。
安いもので良ければ１００円ショップなどにも
簡単なものは売られていることがありますし、
ホームセンターやドラッグストアなどなど、
色々なお店の「害虫対策グッズコーナー」に売られています。

半面、冬場になってくると
虫も減りますから、当然、こういった
虫取りシートなどの需要もなくなってきて、
あまりお店などで見かけることは無くなってきます。

ただし、ネットであれば１年中購入することができるので
冬場などの、お店であまり害虫対策グッズが
売られていないような季節の場合は
ネットで探してみると良いと思います

虫取り上手強力粘着捕虫シート青色 20枚入

↑こんな感じのものですね。
設置型や吊り下げ型など、色々あるので
自分のお好みで選ぶのがベストです。

設置場所のおすすめは？

設置場所のおすすめは種類によっても異なりますが
当然「虫をよく見かける場所」に設置する、
というのは前提になります。

虫がいない場所においても、
効果を発揮できませんからね…。

自宅の中なら、自宅で良く虫を見かける部屋や、
玄関先などに設置し、
外なら庭先や玄関前、何かを栽培していて
害虫に困っているのであれば、栽培している
植物の周囲に設置するなど、
自分なりにうまく工夫をしていきましょう。

ただ、設置場所に関しては
「使う商品」「設置する環境」
「どんな害虫を退治したいのか」などによっても
大きく変わって来るので、
最終的には自分自身で色々と試行錯誤しながら
「一番効果があるな」といういところに
設置するのがベストです。

こればっかりは「人それぞれ」
住んでいる場所が違うために、
自分で試してみるしかありません。

くっついた虫はどうなるの？

粘着シートにくっついた虫は
基本的にそのまま脱出することはできません。

私も実際に粘着シートは何種類も
使っていますが
「安いタイプのもの」であっても、
一度くっついてしまった昆虫が
脱出できるようなケースは非常に少なく、
蜘蛛がくっついてしまったことが
あったのですが、（偶然くっつく瞬間を
見てしまいました…笑）
「クモの巣にいるぐらいだし、抜け出せるかな？」と
思っていたら、数日後、抜け出せないまま
既に動かなくなっている蜘蛛がそこにいました。

…と、いうことで、基本的に一度
粘着シートにくっついた虫に関しては
汚れなどで粘着力が落ちたりだとか
そういうよほどのことがなければ
脱出することはできない、かと思います
（さすがにゴキブリとか、そういう大型のだと
どうだかわかりませんが…）

なお、くっついた昆虫は
あくまでも「粘着しているだけ」なので
くっついてすぐに命を落とすわけではありません。