春闘って意味あるの?最初から結果ありきで進んでいる場合も…

春闘…ご存じですか?

春闘は、毎年2月ごろからスタートするもので、
サラリーマンたちが団体を作り、
会社に賃金アップや待遇の改善などを
訴えるものになっています。

そういう言葉を耳にしたことがある人もいると思いますし
実際に春闘を経験したことのある人もいるのではないかと思います。

ただ、逆に”春闘”ってなにそれ?うまいの?
みたいな人もいるかと思います。
春闘は全ての会社にあるわけではありませんから、
当然、縁のない会社に勤務していれば、春闘のことなど
何も分からないわけです。

私自身も、勤務していたブラック企業には
労働組合などというものがそもそも存在しませんでしたから
春闘などというものも存在しませんでした(汗)

今回は、春闘とはどんなものか
そして、その裏側などについてお話していきます。

どのようなものなの?

春闘とは、上でも書いた通り、サラリーマンたちが団体を作り
(労働組合など)会社の経営陣などに
待遇改善を求める交渉のことです。

会社ごとに個別に行われるものではなく、
いくつもの労働組合が業種ごとに集まり、
連合を作り、それで交渉していく、というものになっています。

賃金引上げや、残業等の待遇の改善など、
労使の使われる側の待遇改善を求める、というものです。

歴史は古く1955年に初めて
春闘が始まり、1974年ごろには大規模なストライキ
なども発生していたようです。
最近の春闘に関しては出来レースのようなものも多く、
1つの行事のようになってしまい
形骸化しているような一面も見受けられるのが現実ですね。

行われる時期は?

春闘が行われる時期に関しては
連合によって異なります。
2月ごろにスタートし、順番に行われていく、というのが
春闘の流れになっていますね。

大企業の春闘から始まり、中小企業の春闘、というように
順番に春闘が行われていくのです。
そのため、中小企業系統の春闘に関しては
3月に入ってからスタート、ということがほとんどのようです。
2~3月にかけて、各所で春闘が順番に行われていく、
ということになっています。

ただ、全ての企業で行われるわけではなく、
労働組合などが存在しない企業の場合、
春闘自体が存在しないことも多いです。
実際に私が勤務していたブラック企業も
そこそこの規模の会社ではありましたが、
労働組合というものがそもそも存在していなかったので、
春闘など存在していませんでしたし、
賃金UPだとかそういった交渉も一切行われていない、
というのが現実としてありました。

そのため、春闘が行われるのは
2月から3月の間が多いですが、
会社によっては、春闘などというものとは
全く縁がない、ということもあります。
もちろん、自営業などの場合でも、
自分自身が収入を稼いでいるわけですから
春闘とは縁のない業種になります。

本当に必要な会社に存在しないという現実

春闘は、本当に必要な会社にこそ
存在しないという現実があります。
私の勤務していたブラック企業もそうでしたが
”本当にどうしようもない会社”は
そもそも交渉することすら許されず、
そういったもの(労働組合)も用意されていないことも
多いです。

今すぐにでも環境を改善するべき場所、
”本当に必要としている場所”に
春闘は存在していない、ということになります。

もちろん春闘以外にも会社と交渉することは
できますが、労働組合などが存在せず、
会社に常に社員が弾圧されているような会社の場合、
個人で交渉しても、無視されて一蹴されるのがオチでしょう。
厳しいことですが、この世とはそういうものです。

本当に必要な会社には組合が存在しなければ
春闘というものも存在しない…
ということになります。

ブラック企業などで勤務している人からすれば
春闘って美味しいの?と本当に
そんな感覚だと思います。

出来レースと化している場合も

春闘はもはや交渉ではなくなりつつある部分もあります。
どういう意味かというと予めある程度の
結果が既に決まっている”出来レース”になってしまっている、
ということですね。

つまり、最初から結果が決まっていて
春闘は、ただの形式上の茶番劇になってしまっている、
とそういうことになります。
もちろん、全ての春闘がそうではありませんが、
茶番になってしまっている春闘も存在するのが
実情です。
労働者側が会社側に気を使って、
会社側も、適当なタイミングで改善の待遇を行う…。
最初から全てが決まっていて、
春闘があってもなくても、結局はそうなるという
完全な茶番劇です。

見分けるのは難しいですが
ちゃんとやっているところもあれば
茶番になってしまっているところもある、
ということは覚えておいた方が良いでしょう。

縁のない人にはとことん縁がない

春闘という言葉に縁のない人にとっては、
春闘はとことん縁のないものだと思います。
私自身も、春闘というものを経験したことはありませんし、
今も自営業なので、これからも経験することは
無さそうです。

そういった意味では、縁のない人にとっては
とことん縁のないのが春闘です。
人生で定年までに一度も春闘を経験しない人も
いるでしょう。

上でも書いた通り、
ブラック企業など、本当の意味で春闘が
必要な会社には春闘どころか組合も存在していなかったりと、
社会全体でみると効果的な役割を
果たしているのかどうか、ということは疑問に
なりつつあるのではないかと思います。

組合がない会社にとっては、
会社と交渉することすら難しいですし、
なかなか会社も社員の言うことなんて聞きません。

ただのお騒ぎイベントになっている?

会社としっかりと交渉する目的ではなく
ただのお騒ぎイベントになってしまっている
ところもあります。

もちろん、ちゃんとやっているところは
ちゃんとやっているところもあるとは思いますが、
上でも書いたように、最初から結果ありきで
結果が決まっていて、ただ単に形式的に
労働者たちが騒いで、形式的に会社がちょっとだけ譲歩する…
こんなことでは春闘などやる意味がありません。

既に、そのやり方を見直す時が
来ているのかもしれません。
昔はストライキなどもあったようですが、
今では本当にただの形式的なイベントに成り下がっている
一面もありますし、
へらへら笑いながら適当に参加して
大した結果が会社から出なくても、
嬉しそうに飲みに行っている…
こんなのでは、もはや花見と同じでしょう。

会社側のブラック企業化は、
全体的に見れば、ますますひどくなっています。
今後も、どんどんひどくなっていくでしょう。
サービス残業なども増えるでしょうし、
細かな不正はさらに増えるハズです。
もはや、数分単位のサービス残業に対して、
何の罪の意識も感じていない企業も
多いのではないでしょうか。

働く側も数分ぐらいなら
仕方がない、とそう思っているのかもしれません。

形式化した春闘では、
この先、ますます意味のない
やり方になっていくのでしょう。
今後、長い目で見れば春闘ではなく、
時代に適した新しいやり方で
会社に交渉していく、ということもまた
必要になるのかもしれませんね。

まとめ

春闘は、この先、ますます茶番化が進んでいくのでは
ないかと思います。
企業のブラック企業化も進んでいますし、
今後、ますます景気が悪くなっていけば
さらに黒くならざるを得ない企業も
出てきてしまうのでしょう。

この先、
労働する立場の人間は
さらに苦しむことになってしまうのかもしれません。
そうなってしまわないためにも、
春闘もそうですが、しっかりと会社にNoを
突きつける、ということは非常に大切に
なってくるのではないでしょうか。

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