回らない寿司屋は苦しい!今度もどんどん苦しくなる?その理由は?

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寿司屋の経営というものは
全体的に非常に苦しい状況です。

寿司自体が好きな人は
多いと思いますし
私も好きですが
それでも寿司屋はどんどん
苦しくなっていってしまう…。

特に「回らない寿司」は
非常に苦しいのが現実で
多くのお店が閉店、もしくは
苦しい状況に追い込まれているのが事実なのです。

では、どうして
日本では寿司が好まれる傾向に
あるにも関わらず、寿司屋苦しい状況に
なってしまっているのでしょうか。
それを見て行きましょう。

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寿司屋が苦しい理由は?

寿司屋が苦戦を強いられている理由としては
おおざっぱに言えば「時代の流れ」ということに
なるのでしょうか。

もちろん、寿司が嫌いな人が増えた、
だとかそういったことではないと思います。

ですが、寿司屋を訪れる人は減り、
経営が苦しくなっている…
それが、今の世の中の現実です。
その理由を見て行きましょう。

回転寿司の登場

まず、回らない寿司屋に限った話をすれば
影響が大きいのは「回転寿司」の登場に
なるでしょう。
回らない寿司屋に比べると回転寿司は
お店の雰囲気が入りやすい雰囲気に
なっていることが多く、ファミリー層から
一人で食べる人まで、色々な人を
引き寄せることに成功しています。

また、価格面でもやはり圧倒的に
回転寿司に分がありますし、
見た目の華やかさなどの点でも
回転寿司は回らない寿司よりも
遥かに有利なイメージを作ることが
できています。

特に、子供だと
どっちに行きたいか?と言われれば
恐らく回転寿司を選ぶ子が
多いのではないでしょうか。

回転寿司というものが存在しなかった時代と
比べると、回らない寿司屋にとっては
遥かに苦しい戦いを強いられている、というのは
紛れもない事実なのです。

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持ち帰り寿司の登場

これはかなり前からあることですが
持ち帰り寿司の存在も、やはり
回らない寿司屋にとっては
ダメージの一つであると言えます。

選択肢が増えれば増えるほど
それぞれを選択する人は
減って行くものです。

持ち帰り寿司が登場したことによって
それが存在しないころに比べれば
回らない寿司屋が苦しくなるのは
やはり当然であるかと思います。

ただ、今現在で言うと
そもそも”持ち帰り寿司”も
苦戦している状態にあり、
大手のお店もどんどん閉店しているのが
現実でもあります。

お金が無いので食べられない

近年での大きな理由としては
これになるかと思います。
回らない寿司にとっても
回転寿司にとっても
苦しくなる原因と言っても良いでしょう。

とにかく、現代の人は
”お金がない”人が多いのです。

低い収入で働かされている人もいれば、
本当にその日ぐらしが限界の人もいます。
そして、税金は上がりつづけており、
世の中はどんどん不景気になっている…
そういう状態ですね。

不景気な世の中では、
”外食”が削られていくのは当然のことです。
回らない寿司で食事をすれば、本当に数千円の
お金が飛んでいきますし
回転寿司だって10皿食べれば、
全部100円のメニューを食べていたとしても
1000円を超えます。

今の時代、1食で1000円、となると
正直非常に高いと感じる人が
多いと思いますし、お金に余裕のない人にとって、
1食に1000円ものお金を出すほどの余裕は
絶対にありません。
200、300円で済ませたり、100円で済ませたり
食事の回数を1回や2回に削ったりしながら
生きている人も多い時代です。

そのような不景気な時代ですから
寿司に限らず、様々な外食チェーン店が
どんどん苦しくなっていき、
最終的には倒れてしまう、という流れは
今後も止まらないのではないかと思います。

コストへの対応

世の中、何でも値上げの傾向にありますから
昔に比べて、各種のコストが上がってしまっている、
というのも一つの現実になります。
お客さんが減っている上にコストまで
上がっているとなれば、
本当にダブルパンチで苦しい要素に
なってしまいます。

また、アルバイトなどを雇うにしても
最低賃金も上がっていますから
その点もまた苦しい点の一つになるでしょう。

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個人で寿司屋を始めるのは?

個人で寿司屋をはじめたい!という人も
中にはいるかと思います。
ただし、現実をお話すれば
”非常に厳しい”というのが事実になります。
これまでにも書いた通り、
”寿司屋全体”が回転寿司も含めて
苦しくなっている世の中である上に、
個人経営となれば、回転ずし以外の
業種になるでしょうから
寿司屋の中でも厳しい部類の寿司屋を
オープンすることになってしまいます。

今後、さらに時代が進めば
寿司屋は、外食産業全体は
さらに苦しい状況になっていくことが
予想されますから、
正直なところ、非常に苦しい、というのが
事実になります。

もしも、それだけで自分が生活して
いけるような自営業の仕事を探しているのであれば
寿司屋は選ばない方が良いでしょう。
”回らない寿司”を食べるほど余裕のある人は
今後もどんどん減って行くでしょうからね。

まとめ

これからの時代は、寿司業界全体、
外食チェーン店全体がさらに
厳しい時代になっていくかと思います。

本当に、毎食数百円(500円以下どころか
200円、100円の世界です)の人も
増えてきていますし、
今後も景気が回復する要素は
あまり見当たりませんから
どんどんと景気は悪くなっていくかと思います。

そのため、寿司屋に関しても、
明るい未来は待っていないでしょう。
もちろん、必ず失敗する、ということではありませんが、
それでも”かなり厳しい世界”であるということは
しっかりと理解しておいた方が良いでしょう。

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