スポーツ新聞に書かれていることは全部本当なの?嘘はないの?

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「スポーツ新聞」は、スポーツなどの話題を中心として
新聞で、各社から発売されているものです。

一方で、「スポーツ新聞には嘘が書かれている」
「間違ったことが書かれている」などと言われることも
よくあることです。

では、スポーツ新聞に書かれていることはすべて本当なのか、
嘘は混じっていないのかどうか。

客観的に解説していきたいと思います。

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書かれていることは全部正しいの?

この答えは「No」です。
ただし、これはスポーツ新聞が悪い、ということではなく
普通の新聞でも、ネットの情報でも、ニュース番組でも、
何らかの本でも、全てにおいて言えることです。

もちろん、意図的に嘘が書いてあるような記事も
あるにはあると思いますが、
例えば「取材不足による間違い」だったり「憶測に基づく記事」
だったり、事実とは限らない「予想」のような
内容が掲載されていることもありますし、
悪意が無くても、間違った情報などが掲載されてしまうことはあります。

そのため、どんなに誠心誠意作られている新聞があったとしても、
「100%正しいことが書かれている」というものは
この世に存在しません。

この点はしっかりと覚えておき、
”自分で考える力”を失ってしまわないように、
注意をしましょう。

では、スポーツ新聞の情報について、
もう少し詳しく見ていきましょう。

「飛ばし記事」はそこそこ存在する

予想や憶測に基づくような
確実な証拠がないのにも関わらず
「AとB、結婚秒読みか」だとか
「〇〇選手、チーム移籍を決断!」だとか
そんなような記事が出ていることが多いのは事実です。

これらに関しては、
「内部の関係者によると」みたいな言葉が
決まり文句のように使われており、
真偽不明のネタとして記事にされていることが多いです。

実際、このような記事は、
後に事実であることが判明するような場合もありますが
即日否定されたり、別の結果になったりすることも多く、
こういった「飛ばし記事」が多く存在することが、
スポーツ新聞=嘘というイメージを
染みつける原因の一つになるのでしょう。

とは言え、事実などが書かれている記事もありますから
当然、全て嘘ということではありません。

ただし「憶測に基づくような内容」や
「都市伝説レベルの話題」などが
スクープとして記事になっていることは
度々見かけることなのも事実です。

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ちゃんと正しい記事もある

スポーツの試合の結果など、
記事をちゃんと「分別」してみれば
正しい「事実」が書かれている記事も
たくさん存在します。

嘘をついている、というイメージが先行してしまいがちですが、
「事実」が書かれた記事もちゃんとあるので、
事実と、憶測に基づく記事が混在しているもの、と
考えておくと分かりやすいのではないでしょうか。

どうして間違った情報が載るの?

どうして「飛ばし記事」と言われてしまうような
事実とは異なる憶測の基づくような記事が
スポーツ新聞をはじめ、こういったものには
掲載されてしまうのでしょうか。

「憶測や予想、証拠がないなら、そういうことは
書かないでほしい!」と思う人もたくさんいるとは思います。

それでもそういう記事が定期的に掲載される理由としては
「飛ばし記事を書いてでも注目を集めないと競争に生き残れない」
という業界であることが理由の一つになっているかと思います。

真面目に、事実だけを書いて、
確実に裏付けの出来ている内容だけを記事にしていたのでは
恐らく「他の新聞」に飲み込まれて、その新聞は
売上が下落して、いずれ消滅します。

それが正しいことなのかどうか、ということはさておき、
そういう世界であるのも事実です。

”確実な証拠はないけれど、もしかしたら実現するかもしれないレベル”の
お話を憶測として書いたり
”確証はないけど、そういう噂がある”レベルの話を書いたりして、
それを見出しにしないと生き残れない業界に
”なってしまっている”
というのが、悲しいことでもありますが、一つの事実です。

全社が一斉に「事実以外は書かない」とすれば
また話は別ですが(全紙共倒れの可能性もありますが)
なかなか、事実だけで伝えていくのは難しい、というのが
スポーツ新聞にしても、週刊誌にしても、バラエティ系ニュース番組にしても
あるのが事実になります。

付き合い方を考えて「読み物」として読むのが一番

スポーツ新聞を「情報源」としてだけ見るなら
おすすめはできません。
何故なら、飛ばし記事や噂レベルの内容は確実に
存在するからです。
それなら、信頼のおけるニュースサイト(大手がやっているところなど)で
事実のみを淡々と確認したほうが良いでしょう。

スポーツ新聞は「そういう読み物」であることを理解し、
一つの物語として楽しむ、一つの小説として楽しむ、ぐらいの
気持ちで、試合結果など、そういう”確実なもの”以外の話題は
「話半分」に、あ~はいはい、ぐらいに受け止めておくのが
一番ベストではないかと思います。

真面目に書いていないんだから(悪口の意味ではなく)、
真面目に読む必要もない、ということです。
そういううわさ話を楽しみながら読むのであれば
人によっては、楽しく読めると思いますよ!

まとめ

スポーツ新聞に書かれていることは
「全部事実」ではありません。
嘘や憶測、間違いも掲載されているので、
この点は理解した上で
スポーツ新聞と接していきましょう。

くれぐれも”すべて鵜呑み”にしてしまったりしないように、
という点は注意です。
これは”スポーツ新聞”以外にも言えることなので、
よく覚えておきましょう!

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