新聞折込チラシの効果が無くなりつつある理由6つと今後!

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新聞折込チラシ…
昔に比べて、その効果は薄まりつつあります。

それは何故か…。
まぁ、一言で言うのならば「時代の流れ」でしょうね…。

私の前の勤務先でも、以前は新聞折込チラシを入れていたのですが、
私が退職する少し前からは折込チラシを入れることもなくなって
しまいました。

やはり、年々新聞折込チラシによるお客様の反応が薄くなってきていた!
というのが一番の原因です。

もちろん、効果がないわけではありません。
新聞折込チラシを入れれば、多少の効果はあります。

ですが、店舗ごとのデータなども見ましたが、
チラシについていたクーポンの使用率なども年々悪くなっきており、
どんどん、新聞折込チラシの効果が薄れてきているのは
明白でした。

では、何故、新聞折込チラシの効果がなくなりつつあるのか。
それを見ていきたいと思います。

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新聞折込チラシの影響力が下がった理由

もちろん、企業によっては、効果が薄くなっている、ということが
無いところもあると思います。
しかしながら、全体的に見れば、その効果や影響力が
薄れてきているのは事実です。

業種にもよりますが
”よく見ていた広告”があまり入らなくなったりと、
新聞折込チラシによる効力などを考慮して、
折込チラシ自体をやめて、別の方法で広告を入れる企業や
お店なども増えています。

もちろん、折込チラシ自体に効果がないわけではありません。
が、時代に合わせてより良く、そしてより効果的な方法を
選ぶ企業が増えてくるのは当然のことですし、
仕方のないことだと思います。

本題の、新聞折込チラシの影響力が下がりつつある理由について、
順番に見ていきましょう!

①新聞を購読している人の減少

新聞を購読している人が以前と比べて減っているのも事実です。
新聞を読んでいる人が減れば、当然のことながら
チラシに目を通す人も減るわけです。

そのため、昔に比べれば、新聞折込チラシ自体の
価値も下がりつつあるわけです。

特に、若い層は新聞を読む、という習慣がない人も多いです。
昔は本当に新聞やら、ニュースやらを見なくては
世の中の出来事が分からなかったものですが、
今の時代は違います。
新聞やらニュースを見なくても、スマートフォンなどで
すぐにニュースを見ることができてしまいます。

そのため、新聞自体を全く読まない!という人も
多いのではないでしょうか。

私も、実際のところ、ニュースはネットで見て
済ませることが多いのも事実です。

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②ネットの時代に…

昔に比べると、ネットというものが圧倒的に普及しました。
昔だと、お店の情報を知るのにも、当然のことながら
本当に新聞に入っている広告を見るか、直接お店に
行って確認してみるか、ぐらいしか方法はありませんでした。

ですが、今は違います。
現代では、ネット上でいくらでもお店の情報は手にすることが
できます。
チラシなど、見なくても、です。

例えば、Web上でチラシを掲載していれば
それを見たほうが実際のところ、早いかもしれませんし、
そのお店などのツイッターやその他のSNSがある場合、
それを見たほうが現在のお店の状況を知ることが
出来る場合も多いです
(更新していないお店もありますけど…)

ブログなどもその一つですね。とにかく、今の世の中、
形はどうあれ、お店のPRをしているところは多いですから、
わざわざ新聞折り込みチラシをみなくても、
お店の情報はいくらでも入ってくるのです。

③チラシを面倒に感じる人も?

チラシと言うモノを面倒に感じる人も居ます。
確かに1枚1枚、見たくもないお店のチラシの中から、
目的のお店のチラシを探すのは面倒ですよね…。

ネットであれば、目的のお店の情報がすぐに
手に入るわけですから…。

チラシと言うモノを全く見ずに終えてしまう人も居ますし
(バイト仲間の一人がそう言っていました)
仮に新聞をとっていたとしても、チラシまでは目を通さない、
そういう人も居るわけです。

ですから、なかなかチラシを新聞折り込みで
入れてみてもらおう、というのも難しい時代に
なったわけです。

④若い層であればあるほど…

もしも、チラシのメインターゲット層が若者であるのであれば
新聞折り込みチラシではなく、別の媒体で宣伝を行うべきです。
新聞折り込みチラシでは絶対にヒットしません。

勿論、若者でも新聞折り込みチラシを読む人は居ますが、
割合としては、年配の方に比べると低いでしょうね。
新聞すらとっていない人も多いでしょうから。

ファミリー層を狙った広告であるならばともかく、
若者中心に狙った広告の場合は、ネットを活用するなど、
現代に合せた広告を利用していく必要があると思います。

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⑤クーポンなども効果が出にくい

チラシにクーポンをつけても、使用率が低いです。
実際に、私の旧勤務先では、毎年のように、チラシにクーポンを
つけていましたが、その使用率は毎年のように下がっていって
いました。

やはり、こういう部分の使用率もどんどん下がっていって
いるみたいですね。

背景の一つには「スマホクーポン」などがあげられると思います。

わざわざアナログのチラシのクーポンを切り取って、
それを使う、というのが面倒くさい、そういうことなのだと思います。

今の時代、スマホクーポンが多いですからね。
スマホなら、さっと見せるだけでクーポンを利用できますし、
チラシをわざわざ切り取って、その紙を持っていく、という
面倒な作業が敬遠されるのも仕方のないことかもしれません。

⑥インパクトのあるチラシも作りにくい

昔ほど、インパクトのあるチラシを作りにくいのも問題の一つですね。
と、いうのも価格の物価がネットの登場により、全体的に
下がりつつあります。

お店が必死に「安売り」したつもりでも、
大量入荷の大手ネットショップが「さらに安い価格」で普通に
販売しています。

「大特価!」なんて広告を出しても、
「え?普段からあそこではもっと安いけど?」と言う話に
なってしまうのです。

お店が堂々と大安売り!と叫んでも、
個人のオークション出品物だとか、アマゾンだとか
そういうところで売られているものの方が
元々販売価格も安かったりしてしまうため、
チラシを出すだけ恥をかくことも…。

だったら安くすれば?と思うかもしれませんが、
安くすれば赤字になる…
難しいところです。

別の方向に目を向けるべき

業種やターゲットにする層にもよりますが、
今の時代では、下手に新聞折込チラシを入れるよりも、
お店のブログやツイッター、その他のSNSを利用したほうが
効果的な場合も多いです。

実際に、私の前のお店は、ターゲット層が基本的に若い人たち
だったので、新聞折込チラシを入れたときよりも、
ツイッターで大々的に告知したほうが効果がありました。

なので、効果的な宣伝方法と言うのも、変わってきているのだと思います。

ですが、逆にネットを見ない方も多い、
高齢者の方をメインターゲットにしているような業種で
ある場合は、ネットよりも、新聞折込チラシの方が
効果的だとは思います。

どの層に、一番アピールしたいか。
それで判断するのが良いのだと思います。

まとめ

前の勤務先で、毎年のようにクリスマスの時期に新聞折込チラシを
入れていましたが、明らかに年々効果が落ちてきていました。
ちょうどツイッターだとか、SNSだとか、そういうものが
広がり始めた時期だったので、特にそれを強く実感しましたね^^

5、6年前と今では、全然時代が違います。
今ではスマホを持っている人がほとんどでしょうし、
何かしらのSNSなどに触れている方も多いと思います。

時代は変わりました。
宣伝の方法も、それに合わせて変えていかなくてはなりません。

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