新人のアルバイトが使えないと感じたらどうすれば?対処法と考え方。

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新人のアルバイトスタッフが使えない…!

そう感じてしまった場合は
どうすれば良いのかを解説していきます。

まず、大事なこととして、
これを読んでいるのが先輩のアルバイトスタッフさんの
立場だったりするのであればまだしも、
店長や社員の立場で
”新人バイトが使えない”と、考えているのであれば
厳しいようですが、まずはその考え方を直すべきです。

仮に仕事ができないバイトスタッフがいたとしても、
店長自身や、社員が「あいつ使えないな」という考えでいると
必ず、いずれその職場は崩壊します。

実際に私がバイト時代に「あいつ使えない」と、平気で口にしていた
店長がいましたが、そのバイト先は”崩壊”していました。

そうならないよう、考え方を改めた上で、
対処法を考えていきましょう。

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状況に応じて、対処していく

新人のアルバイトが使えない…
そう、感じた場合に関しては、
状況に応じて、対処法を考えていくことです。

先ほども書いたように、あなたがもしも
店長や社員など”雇う側”の立場なのであれば、
”使えない”という考え方は、まずやめるところからスタートです。

私も店長経験者ですので、確かに仕事のできる人、できない人が
いるのは事実です。

ですが”使える”・”使えない”と、バイトをモノのように
考えている考え方では、必ずいずれも問題が生じるので
この考え方を改めることです。

一方、同じバイトスタッフの立場であれば
”使えない”と感じたりするのも、まぁ、ある程度は
仕方のないことです。
出来れば直した方が良いですが、
バイトが貰える報酬は限られていますし、
そこまでの責任を要求するのは、酷ですからね…。
時給、安いところも多いので。

…少し話が逸れましたが本題について解説していきます。

採用してからまだあまり時間が経っていない場合

「使えない」と判断するのが早すぎです。
もう少し待ちましょう。

アルバイトスタッフさんは、カップ麺ではありません。
すぐに完成するものではありませんし、
人間なので、少しずつ色々教えていく必要があります。

人によっては、最初から物分かりが早い人も当然
いますが、最初は”ミスをするのは当然”ですし
”作業速度が遅い”のも当然です。

そのことを忘れないようにし、
例えば採用してから3日目の時点で「あいつ使えない」とか
思っているのであれば、判断が早すぎです。

特別厳しくするようなやり方ではなく、
普段通りに、仕事のやり方や、色々な物事を
教えていくようにしてください。

”教える側”が焦ってしまってはいけないのです。

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ある程度時間が経っても改善しない場合

どのぐらいの期間を見るか…というのは
職場によっても異なりますが、
一般的にアルバイトスタッフさんが
”このぐらいの期間があれば、大体のことはできるようになる”
という期間は、そこで仕事をしているうちに
だんだんと分かってくるかと思います。

そういった平均的な期間を超えても、
なかなか仕事の物覚えが悪かったり、
作業効率が改善されなかったりした場合に関しては
物覚えや慣れるまでの期間が若干、他の人よりも長いタイプの
人である可能性もあります。

人間は”ロボット”ではありませんから、
全員が全員、同じ期間で同じように仕事が
できるわけではありません。
当然これは、アルバイトスタッフであっても同じことです。

根気よく教えていきつつ
同じミスを繰り返す場合や、苦手にしている場所が
あるのであれば、本人としっかりとコミュニケーションを取りつつ
対応していく、ということも大事になります。

単純にやる気がない・不真面目な感じの場合は?

”本当にそうなのであれば”
その点に関しては指摘したり、必要であれば
叱ったりするのもバイトを指導する立場の仕事の一つです。

ただ、この点で大きく勘違いしてはいけないことが
「やる気がないと決めつけてはいけない」ということです。

バイトのパワハラでよくありがちなのが
「店長や上司が勝手にやる気がないと決めつけて激しく叱責する」と
いうケースなので、
自分がこれになってしまわないように、注意してください。

もちろん”本当に”不真面目だったり、
”本当に”やる気がない”のであれば、それはしっかりと
指導を行うべき部分になりますが、
誤解や決めつけでそう判断してしまうようなことが
ないようにしなくてはいけません。

その”見極め”は非常に難しいことですが
勘違いは、指導する側の立場としては
許されないことです。
慎重に見極め、判断していきましょう。

バイトスタッフ全体が”使えない”場合は?

これは、店長や社員、責任者の”責任”です。

アルバイトスタッフがほとんど全員”使えない”と
感じるのであれば、その責任は
アルバイトスタッフにはありません。

何故なら、”普通は”
そんな状況にはならないからです。

考えられる原因としては

・アルバイトに高望みしすぎている
・”見る目”が極端になさすぎる
・教え方が悪すぎる
・店長や上の人間の振る舞いが悪い

などになります。

一つでも思い当たることがないかどうか
”自分たちに厳しく”考えてみて下さい

「バイトのせいだ!」と、アルバイトのせいにすることは
簡単です。
しかしながら、もしも店長や社員の側に原因がある場合、
いつまでも責任転嫁していては
本当の問題点に気付くことができなくなってしまいます。

このあたりはしっかりと、よく考えてみて下さい。

雇うアルバイトが、その都度”使えない”と感じるのであれば
それは個人個人ではなく
雇っている側にほぼ必ず、問題があります。
まずはそこを直さなければ
これからもずっと”アルバイトは使えない”と感じたまま
やっていくことになるでしょう。

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考え方のポイント

”新人アルバイトが使えない”そんな風に思ってしまいがちな人に
ありがちな”一度考え直すべきポイント”を解説していきます。

・いきなり優秀な人はいない
いきなり優秀なアルバイトスタッフはいません。
初日から活躍したり、数日で活躍できるようになったりするバイトは
”特殊”な人であり、普通はそうではありません。
最初から何でも出来てしまうタイプの人こそ”変わり者”(良い意味で)なのです。
普通はそうではないということは、しっかりと覚えておきましょう。

・自分が出来たからと、それが当たり前にならない
自分がアルバイトスタッフ時代に”最初から仕事が出来ていた”としても
それは上でも書いた通り、”あなたが変わりモノ”だっただけです。
あなたはきっと、優秀な人間なのでしょう。
しかし、優秀な人間にありがちな”大きな勘違い”の一つが
”何でも自分基準で考えてしまう”ということです。
その結果、すぐに新人さんに対して「使えない」などと思ってしまう…。
その考えは改めるべきですし”自分が出来たからできるはずだ”という
考えでは、必ずトラブルになります。

・気持ちに余裕を持つ
新人さんは、最初は失敗するものですし、仕事も遅いですし
トラブルも起こします。
ですが、誰だってほとんどの人は最初はそういうものです。
いきなりイライラせずに、最初はある程度気持ちに余裕を持って
対応していくようにしてください。
もしも、店長や社員などの”雇う立場の人間”で
「それはできない!」という人がいるのであれば
”あなたにアルバイトを雇う資格はありません”。

まとめ

最初は不手際も多いです。
ですが、それはどのアルバイトスタッフさんも
一部の”変わり者”を除き、同じことです。

まずは気持ちに余裕を持って
ある程度の時間をかけることも想定しながら
しっかりと仕事内容を教えていき、
育てていくようにしましょう。

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