仕事のプロ意識は必要なの?あまり考えすぎるのもマイナス!

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仕事において
「プロ意識」を持つことは大切なのかどうか。

よく「プロとしての意識を持て」などという人もいます。
確かに職人だったり、何かを作る技術的な人だったり
そういった職業であれば、
自分の技術力は必要になるかとは思います。

ただし、プロ意識だとか
プロとしての誇りだとかそういったものまで
必要なのかどうか。

それは、考え物だと思います。

プロ意識という言葉を盾に悪い方向に使っているような
会社や人もいますから、
あまり深く考えすぎることも、良くない流れであると
個人的には思いますね。

プロ意識を持つ必要はあるのかどうか、に
ついて考えていきます

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プロとしての意識は必要か

これは、別に必要ないでしょう。

大事なのは結果であると、私は思います。

例えば、いかにプロとしての意識を持っていても
仕事をしないのであれば全く意味がありませんし、
意識だけが高く、結果が伴っていなかったり、
無駄に意識が高く、周囲との人間関係で
トラブルを生んでしまっているようなことがあれば
全く意味がありません。
トラブルなく働くことのできる人間のほうが
社会においては重宝しますし、
同僚や先輩、後輩の立場から見ても、
そういった人間の方が一緒に仕事をしていて、
やりやすいと思いますし、本当の意味で
優秀なのは、意識を持つ人間ではなく、結果を
出すことのできる人間でしょう。

プロの意識の塊はどこか壊れている

プロ意識の塊のような人間は、どこか壊れていることも多いです。
もちろん、プロとしての意識を持つことは自由です。

しかしながら、その意識が強すぎることが原因で
どこかプライドが髙かったり、
周囲からとっつきにくい性格になってしまっていたり
プライベートが犠牲になってしまっていたり…
そういった人間としてのマイナス面が目立つような人が
多いのも事実です。

そういった人は、いかにスキルがあったとしても
社会では重宝されないこともありますし
プライベートも上手くいかないような場面も多く出てくるでしょう。

そうなってしまわないようにも
何でも”ほどほどに”ということはとても大切なことです。

プロ意識に関しても同じことです。
意識を持つことは自由でも、
それが強すぎれば他の面が犠牲になってしまう。
そんなことになってしまわないように、
ある程度の”加減”というものは知っておく必要が
あると思いますし、
それが出来なければ、どこかが犠牲になってしまうことは
間違いないかと思います

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意識は持つ必要はあるの?

仕事をしたりする上でプロ意識は必要かどうか。
これは、最初にも書いたとおり、
意識の問題ではないかと思います。

大事なのは結果。

例えば、プロ意識は持っていなくても
仕事がしっかり出来てさえいれば、
誰も文句は言わないでしょう。

逆にプロ意識を持っていて、スキルもあって
強いこだわりを持っていたとしても、
仕事へのこだわりが強すぎたり、
性格面に問題があれば、扱いは難しいですし
社会においては重宝されないでしょう。

大事なのは結果です。
どのぐらい仕事をしたか、
周囲からどう思われているか。

そして、仕事をする、ということは
プロ意識なんて無くても正直、出来てしまいます。

なので、社会においてプロ意識を持つことは
必要かどうか?と言われれば
他にもっと大事なことがある、というのが答えになります。

本当に、仕事はできるけれども、とっつきにくく
扱いにくいような人も社会に存在しますし、
周囲との間に壁を作ってしまって
扱いにくいような人間が存在することもまた事実です。

プロ意識以前に、もっと大事なモノが
あるのではないか?ということですね。

プロ意識なんて二の次ですし
必ずしも必要なものではありません。
大事なのは社会的な常識だとか、
ある程度の真面目さ、になります。
意識を高くもて、だとかそういったことよりも
そういった基本の方が社会でははるかに大事なことに
なりますから、そのことを覚えておいた方が
良いかと思います

意識が高すぎると人間関係が壊れる

プロ意識、というものが高すぎる人間に多いのは
人間関係が壊れる、ということです。

職場においても、意識の高すぎる人間
というのは周囲から嫌われてしまい
チームワークなどにおいても、非常に大きな問題が
生じてしまいます。
一人でやっているような自営業者であれば
問題はありませんが、
会社などに勤めるサラリーマンであれば
周囲との人間関係も非常に大切なモノの一つになります。

それが構築できない、ということは
社会人として大きな問題です。

もちろん、プロ意識を持っている人=人間関係が構築できない、
わけではありませんが、
意識が高すぎるだけの人はそういった部分が欠けていることが
多いのもザンネンながら事実です。

もしも、プロ意識を強く持つのであれば
「周囲との人間関係」が壊れてしまわないように
注意が必要です。
これは、仕事でもプライベートでも言えることです。
まず、プロ意識を持つ前に、持つべきものがある。
これは忘れてはいけません

周囲に強要しないことも大事

プロ意識を持つことを周囲に強要しないこと。
これも、とても大事なことの一つです

時々、部下や同僚に対してプロ意識を持つことを
強要する人間がいますが
これはやめた方が良いです。
相手からしてみれば非常に悪印象でしょう。
プロ意識は強要するものではありませんし、
仕事さえできていれば、正直なところ
大半の職業にとって、プロ意識など必要ないでしょう。

むしろ意識の高すぎる人間は
扱いにくく、邪魔になります。
そのようなことになってしまわないようにも
程よいぐらいの意識の方がちょうど良いですし
あまり過剰に反応するべきではありません。

また、仕事をあまりしない部下などに何か
苦言を呈するのだとしても、言い方というものがあるはずです。
”プロ意識を持て”なんて
反感を売るような言い方はするべきではありませんし、
もっと他に、いくらでも言い方というものはあるでしょう。

相手から反感を買うような言い方をするのではなく、
何がいけないのか、どうするべきなのか、
そういったことを伝えるのが指導する側の役目です。

ただ単に”プロ意識を持て”なんていうのは簡単ですが
それじゃ何も伝わっていませんし、
社会人としてコミュニケーション不足なのは否めません

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意識を高く持つ場合は注意

もしも仕事に対して意識を強く持つ場合は
「自分が嫌なやつ」にならないように注意が必要です。

仕事をする上ではコミュニケーションも
とても大切なことになります。

「一匹狼」みたいなことをしているのも
個人の自由ですが、そんなことをしていれば
孤立しますし、会社上でも次第に扱いにくい人間として
ぞんざいに扱われていくことになるでしょう。

そういったことになってしまわないためにも、
意識を高く持つのは自由ですが
”嫌な人間”になってしまわないように
注意して下さい。

一匹狼的な優秀な人間が重宝される、みたいなのは
ドラマだとか映画だとかそういった世界の中だけの
お話です。
勘違いして現実世界でそういったことをすれば
たちまち孤立しますから
プロ意識の持ちすぎ、というのは
非常に大きな問題であると思います。

まとめ

プロ意識を持つこと自体は自由ですが
度を越してしまえば、単なる嫌な奴になってしまいますし、
意識云々よりももっと大事なことがあります。

また、プロ意識云々は人に押し付けるものではありません。
プロ意識を持つのは自由でも、
人にそれを押し付けるようなことがないようにしましょう。

仕事はプロ意識など持っていなくてもすることはできますし
プロ意識を持つ人間が優秀か?と言われれば決して
そうではありません。

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