PS4はもう生産終了してるの?現在の出荷はどうなっているのかを解説!

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プレイステーション系のハードは
「次のハード」が発売されても、
前のハードからの移行に比較的時間がかかるハードであり、
毎回、”次のプレイステーション”が発売されても、
前のプレイステーションの生産・出荷もしばらく続きます。

PS1から4に至るまで、今までのPS系ハードは全てそうでした。

新作も数年間は「前のハード」にも発売されています。

PS5は発売以降、品薄の状況が続き、入手できない人も多く
「代わりにPS4を」という人も多く見受けられます。
しかし、中には「PS4も全然売ってないんだけど!」という人や、
「PS4ってまだ生産されてるの?」と疑問に
感じる方もいると思います。

では、実際、PS4は生産されているのかどうか。
その点を解説していきます。

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現在の生産・出荷状況

(2021年12月末時点)※今後新しい情報があれば更新します。

2021年12月末時点では、
PS4全モデルの生産終了、という発表はなく、
現時点では「通常モデル(スリム)の500GB」のみ
生産終了や、販売終了にはなっておらず、
出荷が行われていることを意味します。

しかしながら、他のモデルに関しては
既に生産終了になっており、現在は中古か、売れ残りで入手するしか
入手方法は無くなってしまっています。

PS4 PROは既に生産終了

プレイステーション4の上位モデルにあたる(遊べるソフトは同じです)の
プレイステーション4 PROに関しては
既に生産が終了しており、2020年9月の時点で
国内向けの出荷も終了しています。

そのため、2020年には生産も出荷も既に終了していたことになり、
2021年に入ってから話題にもなりましたが、
既にその時点では「とっくに生産が終わっていた」ということになります。

このため、上位モデルにあたるPROシリーズは、
通常のPS4本体よりも先に生産が終了した、ということになっています。

生産終了後の入手は難しくなっており、
場合によっては定価以上の価格で取引されているような
ケースも見受けられます。

通常のPS4とは性能の差も一部ありますが
遊べるソフト自体は同じなので、
通常のPS4で我慢するか、
どうしても性能を求めるのであれば、
後継機のプレイステーション5の購入も視野に入れるしかありません。

と、言いたいところですが執筆現時点で、PS5自体も
手に入れるのが困難なため、
どうにもできない…というのも現実です。
地道に抽選などに応募しつつ…という感じになるでしょうか。

ただ、クオリティを求めないなら、通常のPS4を手に入れることも
視野に入れるのは良いと思います。
(クオリティを求めない、と言ってもよほどこだわりがなければ
PS4のグラフィックでも十分満足できるはずです)

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1TBモデルは既に生産終了

プレイステーション4には本体の保存容量が
500GBのものの他に、2倍の容量を持つ
「1TB」モデルも発売されていましたが、
こちらは既に生産・出荷が終了となっており、
「500GBモデル」のみ後々、出荷が続いている形になります。

PS4 ジェットブラック 1TB(CUH-2200BB01)
PS4 グレイシャーホワイト 1TB(CUH-2200BB02)

この2モデルに関しては
2020年4月の時点で出荷が終了しており、
より保存容量の大きいPS4は入手が難しくなりました。

ただ、遊べるソフトなどには変わりはないため、
通常のPS4などを持っている、あるいは入手できるのであれば、
ハードディスクの容量を増やす(多少の知識は必要ですが
調べればそこまで難しいことではありません)ことで、
代わりにすること自体は可能です。

ブラック以外のカラーは生産終了

2021年末時点で生産が行われているのは、
ブラックの本体のみになっており、
それ以前に生産されていたホワイトなどの
カラーに関しては、全て2020年のうちに
生産・出荷が終了になっています。

このため、それ以降のPS4を新品で購入する場合は
必ずカラーは「ブラック」ということになります。

カラーバリエーションを選べなくなってしまったのは
残念なことではありますが、
遊べるソフトや性能自体は同じなので、
色の部分は我慢するか、
パーツメーカー製の見た目をカスタマイズするグッズなどを
用いて、対応していくしかありません。

いつまで生産・出荷は続くの?

プレイステーション4はいつまで生産されるのか。
これに関しては今の時点では不明ですが、
プレイステーション3⇒プレイステーション4の時の
事例で見てみると、
PS4が発売されたのは2014年のことでしたが、
PS3本体は2017年まで出荷が続いていました。

PS5が発売されたのが2020年ですから、
もしも同じようなペースで考えれば、
2023年までは出荷が続くこと…にはなります。

PS2⇒PS3のタイミングに至っては
PS3の発売が2006年、PS2の出荷終了は2012年となっていたため、
かなり長期間、前のハードが生産されていたことになります。

PS4は発売後からそこそこ堅実に売れていた感じですが
PS3は発売当初、高価格な点などから苦戦し、なかなか普及しなかったこともあり
PS2も長期生産されたものと考えられます。

そう考えると、PS5が普及にPS3以上に苦戦している状況から、
そう簡単にPS4の生産・出荷を打ち切るとは思えませんが、
”半導体不足”という事情でハード自体の生産が難しいことや、
PS4の時とは違い、PS5ではPS4のソフトも遊べること(※PS4はPS3ソフト使用不可)、
ソニーの会社の体制や方針が当時とは変わっていることなどもあり、
いつまで生産が続くのかは不透明です。

近頃は、強引な感じも少し見受けられるために、
(ツイッターなどのツイートからも
”PS4とPS5で同時発売の新作”の告知ツイートで
なぜか「PS4」のハッシュタグだけつけずに
「まるでPS5だけに発売」みたいな空気を出していることも多いです)
PS5の生産が回復する前に、PS4の生産を打ち切るなどの可能性も0ではありません。

PS4が欲しい人もいるわけですから、
ある程度は生産を続けるべきであるとは思いますが
このあたりはメーカー様の判断次第なので、何とも言えません。

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周辺機器は生産されているの?

これは、モノによります。
PS5などでも引き続き使用するような周辺機器は
大半が生産されています。

ただし、PS4でしか使わないような周辺機器の中には
生産終了になっているものもありますし、
コントローラーのデュアルショック4に関しても
以前よりは出荷が減っている印象を受けます。

とは言え、周辺機器に関しては最悪の場合でも
ソニー製以外のパーツメーカー製の商品も
たくさん発売されているため、
本体とは異なり”全く手に入らなくなってしまう”というような
状況になってしまう可能性は比較的低く、
本体と比べれば、そこまで入手難易度は高くはありません。

コントローラーやケーブル類は、パーツメーカー(ソニー以外)が
発売しているものも多いですが
流石に「パーツメーカー製本体」は、ありませんからね…。

まとめ

半導体不足も影響しているのか、
いつも以上に強引に前のハードを
切り捨てようとしている印象も受けますが、
メーカー側の想いとは裏腹に、
現実はPS5への移行は2021年末時点では
全く進んでいない状況です。

「PS5が手に入らないならPS4で」という人もいると思いますので
従来通り、一定期間はPS4の展開も力を入れた方が
良いのではないでしょうか。

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