プロゲーマーとして生活するのは難しい。厳しい現実を知る。

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プロゲーマー…。

ゲームを仕事にして、
それで稼いで生きていく…
ゲームが好きな人にとっては
夢のような仕事ですよね。

しかしながら、プロゲーマーという世界は
想像以上に厳しい世界です。
もちろん「プロゲーマー」では生活できない、
ということではありませんし、
実際に生計を立てることができている人は存在しています。
また、引退後の心配をされている人もいますが
引退後にも、行動次第で、ちゃんと次の道に進むことは可能です。

ですので、プロゲーマーで食べていくことができない、
ということはありません。

ただ、一方で”厳しい世界”であるということも現実です。
ゲームをやって、楽しみながらお金もゲット!なんて、
そんな簡単な世界ではありませんから、
その点に関してはしっかりと覚えておいた方が良いでしょう。

プロゲーマーを目指すのであれば”現実”もちゃんと
把握しておかなくてはいけないのです

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決して簡単な世界ではない

プロゲーマーの世界は決して簡単な世界では
ありません。
ゲームだけやっていれお金が入ってきて
趣味漬けの生活を送ることができる…!とか、
そういう世界ではない、ということです。

プロゲーマーとまでなると
それは”遊び”ではなく”仕事”になります。
まさに真剣勝負の世界であり、
ゲームに命を懸ける、そのような状態に
なるわけですね。

少なくとも”遊び半分”な状態では
絶対に生き抜いていくことのできない、
厳しい世界である、ということは
紛れもない事実です。

知っておかなくてはいけない
”一面”について、解説していきましょう。

輝けるのはごく一部

プロゲーマーとして輝くことができるのは
本当にごく一部です。
まず、プロゲーマーになりたい、と思っても
そこの領域にまでたどり着くことができる人自体が
ごくわずかです。
これは、なんとなく想像がつくと思います。

スポーツ選手を想像してみてください。
野球にせよ、サッカーにせよ、人口はかなりいるのに
その中で”プロ”として食べていける人は
本当にごくわずかです。

ゲームもそれと同じで
”プロ”と呼ばれるような世界に足を踏み入れて
そこで食べていくことのできる、という人は
本当にごくわずか、というのが現実なのです。

また、プロゲーマーになることができたとしても、
さらに、その中で輝きを放てるような人は
本当にごくわずかであり、
”狭き門”であることは事実です。

稼げない、と言っているわけではなく、
”決して、プロになるのは簡単ではない”
ということです。

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収入源はどんな感じ?

プロゲーマーと呼ばれる人たちの
収入源として考えられる収入源は

・スポンサーからの収入
・大会の優勝賞金など
・イベントの出演料金など
・CM、テレビ、雑誌取材、ネット関係など

になるでしょうか。

大会の優勝賞金、というと
莫大な金額になるイメージを持っている人も
多いと思いますし、
実際に大会によっては莫大な賞金が
用意されているものもあります。

しかしながら、これはあくまでも”勝つことができたら”の話です。
プロゲーマーと呼ばれるような猛者同士の戦いを
常に勝ち続けることができるほど、
世界は甘くはありません。
ゲームによっては運の要素も絡んでくるようなこともあり、
減じて気に考えれば”大会の賞金”を確実に手に入れることの
できるプロゲーマーなど、なかなかいないでしょう。
そういった意味からもこれは、メインの収入するのは
厳しい、というのが現実です。

中心となるのはスポンサーからの収入や
その他活動での堅実な収入、ということになるでしょうか。
知名度が高くなれば、CMだとか取材だとか
イベント出演だとか、そういった仕事も増えて来るとは
思いますが、そうでない場合、収入はかなり
限られてきてしまう、というのも一つの現実になります。

”安定”は難しい

プロゲーマーで安定した収入を得る、ということは
非常に難しいことで、
なかなかそう簡単に、安定した収入を得るようなことは
できません。

上で書いた収入源の部分を見ていただければ
想像もある程度つくとは思いますが、
”安定”した収入を継続的に得る、ということは
難しいということが分かると思います。

大会の優勝賞金は、そもそもトッププレイヤーでも
確実に手にすることのできない”不確定要素”です。
CM、イベント、ネットでの活動等は
ある程度、ピーク時には、安定するとは思いますが
プロゲーマーの世界は世代交代も激しく、
当然、実力が落ちるなどしていけば、人気は低迷し、
それらの収入も不安定になります。

もちろん、スポンサーからの収入もそうです。
実力や名声が落ちて行けば、
嘘のように離れていく世界です。

そのため”将来的な安定性”を考えると
プロゲーマーの世界はなかなか厳しい世界であり、
過酷な世界と言えます。

間違っても、おじいさん、おばあさんになるまで
ずっと現役で輝き続ける、という稼ぎ方は
”不可能”に近いのです。

もちろん、これも”カバー”することはできます。
ただし、想像以上に安定からはかけ離れた
仕事ですよ、ということも同時に
覚えておかなくてはいけないのです。

鬼のような練習も必要

仕事として、ゲームをプレイすることで
お金を稼いでいくわけですから
「学校で一番上手!」とか、そういうレベルではなく、
さらにその上を目指さなくてはいけませんし、
その上に居座り続けなくてはいけません。

そのためには、どんなに才能があっても
ある程度の量の練習は必要で、
人によっては鬼のように練習している人もいます。
本当にフリーの時間はずっと練習に
費やすような、そんな感じですね。

練習量については、これはプロゲーマー個人個人に
よって異なってきますから
具体的な時間は人により異なりますが
並大抵の努力では、実力を維持することができず、
競争に負けてしまいますし、
競争に負けてしまえば、上でも書いたように
収入源が絶たれてしまう(あるいは減ってしまう)
厳しい世界ですから、
”遊び半分”では絶対に踏み込むことのできない世界です。

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引退後の心配も…

生涯プロゲーマー、というのはよほどのことが
ないと厳しいです。
不可能、とは言いませんが、現実的に
そうなれる可能性はかなり低いですね、

そうなってくると引退後の心配があります。

スポーツ選手のように、引退後は解説者とか、
バラエティ番組、とか、監督とか、
そういうルートも、まだまだプロゲーマーは
歴史も浅いために薄めです。

もちろん、引退後のプロゲーマーを採用しているような
会社などもありますが、
当然”必ずそこの道に進める”とは限らず、
引退後の仕事や収入面について、
ハードルがあるのも事実です。

引退後の道はあれど、
厳しい道もあるのが事実、ということです。

ただし”プロゲーマーなんて引退したら地獄だよ”
みたいな人もいますが、
それはそうとは限りません。
普通の企業に就職することも、(簡単な話ではありませんが)
できますし、プロゲーマーを生かした仕事も今の時代は
若干ずつではありますが、増えています。

”厳しい”のは事実ですが
”引退後に生活できない”ということではありません。
厳しいながらも、ちゃんと引退後も生活している人も
たくさんいますから、
その点は、最終的には自分の考え方次第、
ということになります。

まとめ

プロゲーマーという世界は
甘い考えでは生き残ることのできない世界です。
どんなにゲームが上手で好き、でも
”遊び”と”仕事”の世界ではやはり
大きく変わってきますから、
目指すのであれば”覚悟”は必要です。

eスポーツも少しずつではありますが
活性化していますし、今後はプロゲーマーという職業も
さらに発展するとは思いますが
いずれにせよ”厳しい世界”であることは
忘れてはいけません。
プロの世界は、厳しいのです。

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