上司から違法行為やグレー名行為を指示された場合どうすればいいの?

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店員Kです!

会社組織において、
上司などから違法行為やグレーな行為を指示されてしまう、と
いうことは残念ながら時々あることです。

そんなときに自分はどうあるべきか、
これはとても大切なことですし、間違った行動をしてしまえば
場合によっては自分ひとりが悪者にされてしまう可能性もありますから
注意しなくてはいけません。

いかに上司と部下の関係であったとしても、あなたは
上司の操り人形ではありません。
言われるがままに違法行為をしたり、
グレーゾーンな行為をする必要など、全くないのです。

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上司のグレーな指示はどうすれば?

上司からのグレーな指示が飛んでくる場合は
よくあることです。
最悪な場合グレーではなく、ブラックな指示が
飛んでくる可能性まであります。
そんな指示に対してどのように対応するべきなのかどうか。

上司と部下の関係とはいえ、この辺りは
言いなりであってはいけません。
下記のようなことも起こり得ることなので、
しっかりと覚えておきましょう。

指示の内容をよく考える

まず、指示の内容をよく考えてみましょう。
上司に指示された内容が
「ブラック」か「グレー」か、ということですね。

もしも「ブラック」
つまり、違法行為の場合、例え上司からの指示で
あってもそれを拒むようにして下さい。
どのように拒めば良いか、という点に関しては、
後ほど記述します。

違法行為を上司に言われるがままにしてしまい、
それが見つかった場合に
「上司に頼まれたのでやりました」なんて言い訳を
してもザンネンながら通用しません。
上司も、上司の指示で行動したあなたも、罪に問われる
ことになりますし、最悪の場合は、
上司に切り捨てられてあなたが独断で罪をおかしたことに
されてしまう可能性もあります。

そのため、上司から違法行為を頼まれた場合に
関しては”絶対に”断るようにして下さい。
どんなに親しい上司だったとしても、
どんなに信頼している上司だったとしても、です。

また「グレーゾーン」の場合は、
自分で状況を判断して決断するようにして下さい。
ただし、これも出来ればお断りするようにしてください。
グレーゾーンにも2種類あり、
法律上アウトではないけれど、よくないタイプ、
そして法律上アウトではないけれど、会社の規約上
アウトなものもあります。
これの場合、発覚すれば、会社を解雇される可能性は充分にあります。
どのみち、グレーゾーンなことも上司に指示されて
言われるがままにやるようなことではありませんから、
可能な限り、お断りすることがポイントになります。

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いざとなったら、上司は部下を捨てる

覚えておきたいことは
上司からのブラックな行動、グレーな行動の指示は
上司が都合が悪くなった場合、部下の事を
切り捨てるものです。

いざというときに上司はあなたを守りません。
もしも上司から指示されたブラックなこと、グレーなことが
発覚してしまった場合、上司は知らん顔をして、
あなた一人に罪をなすりつけようとします。
そういうものです。

もちろん、上司がそれで言い逃れできるとは
限りませんが、
いずれにせよ、あなたが罪に問われたりする
可能性は非常に高く、
上でも書いた通り、上司に頼まれたから、なんて理由では言い逃れ
することはできません。

会社内部だけでの違反の場合、
上司は自分の立場を利用して自分だけ
助かろうとする可能性も高く、
自分だけ助かってしまう場合もあります。

どのパターンにせよ、上司があなたを守ることは
まずありません。
場合によってはあなたに全ての罪をなすりつけて
そのまま知らんぷり、ということになるでしょう。

はっきりとNoを告げる

上司から違法行為を指示された場合に関しては
はっきりとNoを突きつけておくことが
大切になります。
優柔不断な態度をとったり、上司からの指示に
逆らえずにそのまま違法行為に手を染めてしまったり
そういうことはないようにすることがとても
大切になります。

例え上司からの指示であっても、ダメなモノはダメなのです。
はっきりとNoを告げることで、拒否の姿勢を
示してください。
もしも違法行為を上司に言われるがままにしてしまえば、
あなたも罪に問われることになります。
自分の人生を上司に言われるがままに壊してしまう必要なんて
全くありません。
くれぐれも上司の操り人形になって、法を犯さないように
注意して下さい。

どんなにお願いされても、
どんなに下手に出られても、
逆に、どんなに脅されても、
従ってしまってはいけないのです。

悪質な場合は相談する

もしも違法行為の強要や、グレーゾーンな行為の強要が
酷い場合は、会社に相談するようにして下さい。
ただし、ただ相談するだけではダメです。
場合によっては、上司はそんなこと言っていないと、とぼけて
あなたに不利な状況を作り出す可能性もあります。

そのため、上司の上司に相談したり、会社に相談したりする場合は
「ある程度の動かぬ証拠」を持っていき、言い逃れが
できないようにすることも大切です。
しかしながら、それをすれば、上司との関係は悪化する可能性が大ですし、
何らかの報復まがいな行為も予想できます。

ただし、それでも上司の言いなりになってブラックな行為をしたり、
グレーな行為をしたりすることは避けるべきです。
会社がどのような判断をするかは分かりませんが、
Noを突きつけても、それを強要するような上司の元に
あなたが居る場合は、証拠を突きつけて、さらに上に相談するしかありません。

上司がしつこく違法行為やグレーな行為を指示してくる場合、
できることは限られています。

「上司に言われるがままに違法行為・グレーな行為をしてしまう」
「上司からの指示を拒む」
「誰かに助けを求める」

このうち、上司からの指示を拒んで、
上司がそれで落ち着いてくれればよいですが、
違法行為を指示するような上司が
「そっか、悪かったな」などとなることはないでしょう。
指示を拒んだあなたに嫌がらせをしてきたり、
最悪の場合、上に、嘘の報告などをする可能性もあります。

そのため、先手を打って上に報告してしまうのが
ベストであるかとは思います。

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拒んで不当な扱いを受けたら…?

例え違法行為であっても、上司からの指示を拒むことで、
上司から不当な扱いを受ける可能性は充分にあります。
もしも不当な扱いを受けてしまった場合は、
上と同じように、会社の上層部に相談しましょう。
その際も、「動かぬ証拠」を突きつけることが大切です。

何の証拠もなく「こうされました」というだけでは
高い確率で誤魔化されてしまいます。
そうなってしまわないためにも、
写真でも、文章でも、音声でも構いませんから
証拠を確保するようにしましょう。

ただし、会社が守ってくれるかは分かりません。
もしも守ってくれない場合で、不当な扱いが続くのであれば
労基など(労基も動くとは限りませんが)に訴え出て
対応するしかありません。

ただ、違法行為を指示してきて、それを拒んだら
不当な扱いが始まり、会社も助けてくれない、というような場合、
褒められた会社ではないですし、
そこにずっといることは、あまりおすすめできません。
さっさと転職を視野に入れた方が良いかもしれません。

まとめ

上司から違法行為、グレーな行為を指示された場合、
それに従うことは絶対にあってはならないことです。
はっきりと「No」の意思を継げるようにして下さい。
で、ないと本当に自分の人生を上司に壊されてしまいます。

いざと言う時に「命令されたから」では済まないのが
この世の中です。
上司の操り人形になることなく、ちゃんと、自分で
判断できるようにすることが、大切です。

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