ポストに投函する「はがき」の個人情報は大丈夫なの?対処法は?

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アンケートはがきだったり、年賀状だったり、
重要な連絡だったり、懸賞はがきだったり…
色々な「はがき」をポストに投函するような
機会もあるかと思います。

そんなときに心配になってくるのが
「個人情報」ですね。

封筒に入れて投函するようなものとは違い、
はがきの場合は、書いてある内容も基本的には
「丸見え」の状態で投函することになります。

それが当たりまえ…と言えばそうかもしれませんが
中には「個人情報、大丈夫なのかな?」と心配するような
人もいるのではないでしょうか。

では、実際にリスクはあるのかどうか、
その点を解説していきます。

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リスクは「ゼロ」ではない

ポストにはがきを投函することは
リスクは「ゼロ」ではありません。
そこから個人情報が洩れてしまうようなことは
可能性としては決して”0”ではない、ということですね。

基本的には「何事も起きず、普通に相手のところに届く」
場合がほとんどで、
過剰に心配する必要はありませんが
安全性としては「99.9%」が限界であり
「100%」になることはない、ということです。

その理由としては

・配達員が個人情報を悪用する可能性
・相手に配達されるまでに誰かがはがきの情報を悪用する可能性
・誤配送されてしまい、他の人が個人情報を見てしまう可能性
・配達中の紛失
・ポストから何らかの原因による盗難

などが考えられます。

勘違いしないように書いておくと
「ほぼ安全」であり、配達員さんも個人情報を悪用しようなどとは
基本的に考えない人ばかりです。

ですが、ロボットではありませんので
中にはそういう人がいる場合もありますし、
紛失などの恐れもある、というのも、また事実です。

「絶対に100%安全ですか?絶対ですか?」と言われたら
「99・9パーセントは安全です」と
答えざるを得ない、ということですね。

必要以上に個人情報を書かない

気になる場合のポイントとして
まずは「書かなくてもよい個人情報は書かない」と
いうことですね。

例えば年賀状などの場合、住所などは
どうしても必要になってくると思いますが
書く内容次第では、個人情報の量は
だいぶ抑えることもできるかと思いますし、
「書かなくても大丈夫な情報」はあるかと思います。

はがきを出す以上、個人情報を完全に「0」に
することは難しいとは思いますが、
できる範囲内で個人情報を減らすことは可能です。

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個人情報保護シールなどを使う

現在では、はがきの個人情報を保護するための
シールなども販売されています。
これを利用することで、はがきの個人情報を
隠すことも可能です。

何らかの契約関係のハガキだったりすると
あらかじめ「返信時に保護シールをご利用下さい」のような
感じで、保護シールが付属されていることもありますね。

ただ、これも気休めであり、
剥がそうと思えば剥がせてしまいますし、
保護シールを貼ったから誤配達されなくなる…
なんてことも当然ありませんので、
あくまでも「気休め」程度である、というのも
一つの事実にはなります。

それでも貼らないよりはましですが、
絶対に個人情報を守れるかどうか、と言われれば
やはり99・9パーセントが限界でしょう。

どうしても心配なら封筒などを活用する

「ハガキじゃないといけない」ものの
場合は不可能ですが、
別にハガキじゃなくてもいいや、という場合は
封筒で送ってしまうのも一つの方法です。

封筒に入れてしまえば、さすがに
配達中にそれを開けて中身を確認するようなことは
まずないでしょうし、
誤配達されてしまった場合でも
間違って受け取った人が開封するリスクは
多少下がります。
(封筒の場合、開けてしまえば、痕跡である程度
分かってしまいますから
ハガキとは違い、簡単に内容は確認できないでしょう)

もちろん、それでも覗く人や紛失などの可能性は
0になることはありませんが
かなり、確率としては下げることはできるはずです。

どうしても気になる場合かつ、はがきで出さなくても
大丈夫、というものがあれば、
こういった方法を利用してみるのも良いかとは思います。

過剰に気にしすぎないことも大事

「はがき」を出す以上、どんな方法を使っても
リスクを「完全に0」にすることはできません。

ただし、たいていの場合は「普通に届く」ことも
また一つの事実です。

そのため、自分で気になるのであれば
個人情報保護シールなどを用いて投函し、
できる限りのことをしたら、あとは
気にしすぎないことです。

ほぼ100%に近い数字は「安全」です。
何事も起こりません。
私もこれまでに年賀状をはじめ、
大量のハガキを人生の中で送りましたが
特に何か不都合が生じたことはありません。

もちろん、運悪く何かトラブルに巻き込まれて
しまう可能性も0とは言い切れませんが
そこまで気にしていると何もできなくなってしまいます。

そのまま出しても良いですし、
気になるのであれば、↑のような対策をしっかりと行い、
”あとは気にしすぎないこと”が
大切なのではないかと思います。

まとめ

残念ながらリスクを0にすることはできませんが、
これは何事においても同じことです。

例えば、外を歩いている限り、交通事故のリスクは
0にはできませんし、
電車やバスに乗ったりすれば、
事故に巻き込まれる確率を0にすることはできません。

気になる場合は自分のできる範囲で対策をしていくこと、
これはとても大事なことですが
「ゼロリスク」を目指してしまうと何もできなくなってしまうのも
また事実ですから、ほどほどに対応していくようにしましょう!

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