怒鳴る奴は時代遅れの害悪!部下・バイトの正しい怒り方&叱り方

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店員Kです!

怒鳴る人。
よく居ますよね。
プライベートでも職場でも。

特に職場で部下にどなり散らすような人間は
現代では流行りません。

そこで、今日は職場のアルバイトさんや部下を叱るとき、
どうすれば上手く行くか、を書いていきます。

え?怒鳴れば良いじゃないかって?
貴方は何時代の人間ですか?

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怒鳴ることは時代遅れ!

部下やアルバイトが何かミスをしたときや、怒らなければいけないとき。
やたら怒鳴り散らす人もいますよね?
ただ、こういう怒り方をする人はザンネンながら”時代遅れ”です。

もう流行りません。
今は「平成」です。もう昭和ではないんですよ?

昔、怒鳴り散らして、部下がそれに耐えて成長する、っていうのが主流でした。
いわゆる「愛のムチ」だの「愛情の裏返し」だの、そんな感じのヤツです。

しかし、時代は変わりました。

今の時代、愛のムチなどという”言い訳”は通用しないのです。
例え怒鳴ったり、怒ったりするのが、愛からであっても現代では”言い訳”になります

「昔のヤツはな~」

「最近の若いヤツは」

などと、言っている人はお話になりません。
時代遅れです。

人の上に立つものならば、時代についていかなくてはなりません。

今はもう、怒鳴り散らしたり、やみくもに怒ったりするのは
”流行らない時代”。
昔は良かったから~などと寝言を言っていないで、
とっとと、現代の叱り方 を身につけなくてはなりません。

人の上に立つ、とはそういうことです。

まずは何故やみくもに怒ったり、怒鳴ったりしてはいけないのか、
という部分から説明していきましょう。

①部下、バイトさんをダメにする

昔はきつく叱れば、這い上がってきて結果的に人が成長する、
そういう時代だったとは思います。
しかしながら今の時代は違うのです。

きつくう叱れば、部下やアルバイトスタッフさんの心は
”折れて”しまいます。
それだけじゃありません。場合によっては、退職してしまったり、
最悪の場合、自殺、なんてことにもなりかねません。

また、今の世の中、叱り方を間違えれば
それは”パワハラ”になります。
貴方がいくら「違うんだ!」と言っても、世の中は認めてくれません。
パワハラは被害者がパワハラだと思ったらその時点で
成立するのですから。。

若者の心がすぐに折れるのは、甘やかされているからだ!などという
古い人間も居ますが、違います。
昔とは生きている時代が違うのです。
時代が変われば、人の心も変わる。
それだけの事です。

今の時代は、そういう時代なのです。
それがどうしても気に入らない、
というのであれば、あなたはもう時代にはついてこれないでしょう。
いつまでも古人間です。

諦めてこのページも閉じてください。
時代に適応しようとしない方がこの先を読んでも、
申し訳ないですが、時間の無駄でしょう。

ただ、そういう方には一つだけ。
貴方はこの先、どんどん時代遅れになり、嫌われていきます。
それだけは、覚えておいてください。

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②周囲から見て不愉快、みっともない

お店や工事現場など、よく上司と思われる方が汚い言葉で
部下を叱っている場面を見かけます。

私はこう思います「どっか裏でやれよ」と。

人を叱っている場面。
見せられる無関係の人間からしたら不愉快極まりないです。

場所を選ばず周りをに不快感を与えるような上司は、
人を叱る資格などありません。
まず、そういう周囲への配慮を身に着けるべきです。

衆目が見ている場所では叱らない。
叱るとしても、冷静に諭すように叱る。
これは鉄則です。

店長が店先でバイトにがみがみ言ってるようなお店は
悪いですが、潰れます。

現代の”怒り方”

怒鳴ったり、きつく怒るのは”古いやり方”
では、どうすればいいの?と思う方もいらっしゃいますよね?

ここから先は現代に適した怒り方、叱り方を書いていきますね。

勿論、叱られる側も人間なので感じ方は違います。

これから書いていくパターンでも、心が折れてしまう人も
居るでしょうし、
昭和テイストの怒られ方をしてもぜんぜん大丈夫な人も居るでしょう。

なので、下記はあくまに参考しつつ、
自分なりの叱り方を開拓していくのが一番です。下記参考までに…。

バイト・部下を叱る際の禁止事項

まずは部下をしかる際にしてはいけないことを書いていきましょう。
なお、下には書いてませんが”暴力””暴言”はもはや論外です。
繰り返しになりますが、昔は良かった!じゃないですからね!!!
貴方が今いる時代ではダメなのです!

してはいけないこと①怒鳴らない

まず、現在の怒り方で大切なのはこれですね。

”怒鳴らない”
これが一番大切な事です。
叱るとき、イライラしながら叱ることもあるでしょう。
しかしこの”怒鳴る”をしてしまえば、もうおしまいです。
その場では、叱られたことを受け止めてはくれるでしょう。
でも、それまでです。

怒鳴られた部下は以降、あなたに対して”恐怖”も抱くようになります。
恐怖の中、仕事をする人間は必ず再びミスを繰り返しますし、
作業の効率も落ちていきます。

また、怒鳴ることは周囲にも不快感を与える行為。
怒る際の典型的な失敗例と言えます。

してはいけないこと②きつく言いすぎない

叱るとき、きつく言いすぎてはいけません。

「この会社には向いてないな」
「お前やる気あるのか?やる気がないならやめろ!」
「使えねぇヤツだな」
「そんな事もできないのかよお前は」

こういう否定するような言葉は論外です。
これらの言葉を使って、解決しようとする上司・店長は
責任者として不適合だと思いますよ。

私が昔バイトをしていた勤務先の店長の一人は、
自分が嫌いなアルバイトスタッフさんが仕事をしている時に、
お客さんにも聞こえるほどの大きな声で
「アイツ使えねーなー」と言ったり、「お前のやり方が気に入らない」と
言ったり、していました。

私は個人的にお世話になってましたが、
この件に関しては、今でもこの店長を内心で蔑んでいますし、
店長としては失格だと思っています。

・スタッフと”対話”して問題を解決しようとせず一方的に敵視している
・関係のない第3者(お客さんやスタッフ)にも聞こえるように言っている
・そもそも言葉づかいが悪い

こういうのはダメな例です。

してはいけないこと③感情的にならない

上と少しかぶりますが、感情的になってスタッフを怒鳴りつけたり、
感情的になって汚い言葉を吐いたり、
「俺はお前が気に入らない」などと、仕事とは関係ない部分にまでケチをつけたり、
また、一つのミスをいつまでも根に持って無視や嫌がらせをしたり、
こういうことはしてはいけません。

と、いうよりしているのであればあなたは上司失格です。サヨナラです。

人間の良いところは感情をコントロールできること。
本能の赴くままに部下やバイトさんをしかっているのであれば、
それはチンパンジーと同レベルです。

人間ならば、感情をコントロールできるはずです。

現代の適切な叱り方

では、現代の適切な叱り方について書いていきますよ!
叱る相手によって、少しずつ変えていくことも大切では
ありますが、下記は店員Kの経験上、悪い影響を与えにくい
と思います。

①感情的にならずに…

まず、怒るときは声を荒げたり、感情的になったり、
汚い言葉を使ったりせず、冷静に穏やかに話しましょう。

この時、なるべく人目につかないよう配慮してあげることも大切です。

先ほど、書きましたが、お客様や通行人に見える場所で叱る、というのは
論外です。必ず見えない場所で叱るようにしましょう。

叱る際には、まず何で叱るのかをちゃんと説明しましょう。

「何で呼ばれたか分かるか?」や
「分かってるよな?」とか、そういう面倒臭いマネはやめましょう。

単刀直入に伝えるのです
「最近遅刻がおおいけど…」みたいな感じですね。

この時、相手を必要以上にせめてはいけません。

「ヤル気あるのか!」
「遅刻ばかりしやがって、どういう学校で学んできたんだ?」などと
度を超した発言はしないようにしてください。

②「何故」ダメなのか「どうして」欲しいのか伝える

感情的にならずに、自分の思いをしっかりと伝えましょう。

遅刻の場合は「心配するから…」や「周りのみんなも困っちゃうから…」と言った
言葉を伝え、~~~~から、直すように努力してほしい~~そういう説明の
仕方が大切です。

何故「それが」いけないことなのかを優しく伝えて、
「それを」どのように改善してほしいかをやんわりと伝えます。

この時も上から目線でものを言ったりしては逆効果です。

あくまでも
「この人が困っている。だから直さないと…」と思わせる方向に
持っていくのです。

”力”で押さえつけることは言葉は悪いですがバカでもできます。

ですが、あなたは上に立つモノです。
理性を持ち、頭を使って、力で押さえつけるのではなく、心に訴えかけましょう。

③最後に煽てる

叱ったあと、最後には”煽てる”ことが大切です。
叱りっぱなしだと、叱られる側はテンションが下がったまま。
最後は別の事でも、そのことに関してでも良いので
「でも、○○は~~を頑張ってるから、○○だけ直せば完璧だよ」
みたいな感じで、褒めてあげます。

他の良い部分を褒めたりして、
気持ちよく説教タイムを終わらせるのです。

そうすることで、叱られた側も、叱られたことをその日、引きずることなく、
素直な気持ちで指摘されたことを受け入れることができるはずです

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その他注意すること

部下やアルバイトスタッフさんの叱り方。
昔は高圧的・愛のムチスタイルでしたが、
現代では、優しく指摘する感じで対話する感じ、これが主流です。
一方的に意見を押し付けるのではなく、あくまでもお願いする感じで。

さて、叱る点について少しだけ補足を…

何も言わない!はダメ!

上を読んだ方に勘違いされると行けないのですが、何かやらかした
部下やアルバイトさんに何も指摘しないのはダメです。

叱るのは面倒ですし、叱る側も嫌なモノです。
ですが、何も言わなければ、その部下の成長もありませんし、
また同じミスを繰り返してしまうかもしれません。

どうしても聞かない人は…

いくら優しく、とはいえ、どうしても改善が見られなかったり、
反抗的な部下やアルバイトさんには奥の手を使うしかありません。
しかし、これも怒鳴ったり、高圧的に縛り付けるのではなく、
”見放す”ことです。

どんなに話し合っても、どんなに歩み寄っても
何の改善も無い。
そういう部下やアルバイトさんもごく一部にはいるでしょう。

このように”改善不可能”と感じたら時には見放す
(バイトさんなら契約期間満了で辞めてもらったり、
 会社での部下なら、人事に相談するなど)ことも
大切です。

まとめ

人を叱る。難しい事ですよね。
ただ一つ言えるのは、現代において怒鳴ったり、キツイ言葉を投げかけるのは
ありえない、ということです。

理知的に、歩み寄る感じで間違えを指摘する、
そんな叱り方を心がけていきましょう!

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