こんな事をバイトに強要してはダメ!ブラックバイト化しないために…

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店員Kです!

ブラックバイトと呼ばれるバイトがこの世にはたくさんあります。

もちろん、会社の姿勢そのものがブラックなところもありますが、
中には現場レベル…、
お店の場合は店長など、現場を仕切る人物が、
バイトをブラック化させてしまっている事例もあります。

店長そのものがブラックバイトを作り出している、
ということですね。
もちろん、上からの圧力が原因である可能性も十分にありますが、
店長自身の人間性に問題がある場合もあります。
(店長が変わったとたん、ブラックバイト化したり、
店長が変わったとたんに改善されるケースも実際にあるのです)

責任者として、ブラックバイト化しないために、
どのようなことを心がければ良いのかを
今回はまとめていきたいと思います。

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ブラックバイト化しないために…

会社の方針がそういう方針であったとしても、
最終的にその現場をブラック化させるかどうかは
店長(責任者)の手腕にかかっています。

会社がブラックでも、アルバイトさんたちにはそういう思いを
させないようにすることも可能ですし、
逆に会社がブラックでなくとも、店長や責任者次第によっては
現場をブラック化させることもできてしまうわけです。

良くなるも、悪くなるも店長次第だという一面は
実際にあることです。

そうならないためのポイントを見て行きましょう。

サービス残業をさせない

アルバイトにサービス残業をさせるようなことが
あっては絶対にいけません。

バイトに対しては1分1秒であっても給料を出すぐらいの
心構えでいてください。
例え、仕事内容がバイトさん自身が起こしたミスに対する
仕事だったとしても、給料は法律上発生します。
何らかのペナルティで給料の発生しない仕事をさせたりだとか
10分未満を切り捨てたりだとか、そういうことを
あってはならないことですから、
必ずアルバイトスタッフさんには働いた分の給料を支払う、
これを徹底してください。

サービス残業もダメですし、
休日出勤(給料が出れば別ですが)もダメですし、
自宅に課題などと称して仕事を持ち帰らせたりしてはなりません。

もちろん、これは社員にも同じことが言えますが、
給料の発生しない仕事なんて、本来はあってはならないのです。
ブラックバイト化の第1歩になりますから、注意です。

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罰金は絶対にダメ

いかなる理由であろうと、アルバイトスタッフさんから
罰金と称して、お金を徴収したり、給料から引くことは
許されません。
それがお店のためであったとしても、です。

時々、遅刻した分は、ペナルティとして罰金だとか
しょうもない「マイルール」を作る店長や責任者も
居ますが、それはやってはならないことです。
遅刻や問題を起こした際にするべきことは
再発防止のための注意であって、お金を取ることではありません。

遅刻した際は”遅刻した分、時給が発生しない”だけのことです。
別途、お金を引いたりすることは許されませんし、
それをやればブラックバイトです。
場合によっては大きな問題に発展することもあるでしょうし、
問題に発展すれば、例え会社からそういう圧力があったとしても
現場の責任者と言うモノは切り捨てられます。

ノルマもNG!

厳密に言えば、アルバイトスタッフさんにノルマを課すこと
自体はNGではありません。
ノルマを課す、ということは色々な場所であることでしょうからね…。
しかしながら、ノルマ未達成に対してペナルティを与えたり、
成績不良者を晒したり、そういうことをしてしまうのは、
許されないことです。

もしもそういう流れになってしまうのであれば、
ノルマなど最初から作らないべきでしょう。

コンビニのおでんだとか、クリスマスケーキだとか、
ノルマ未達成で自腹買取を要求するような悪質なケースもあります。
確かに、会社からの圧力が厳しいというのは、店長経験者でもあるので
分かります。
でも、それはやってはいけないことです
苦しいのは分かりますが、絶対にやってはいけない。
ノルマ達成ができないのであればそれがお店の現実であり、
その地域におけるニーズなのです。
自腹買取などをさせて数字を上げても意味がない。
怒られてでもそのまま報告するべきです。
そうじゃないと、本部は目を覚まさない。売れていると思い込み
翌年のノルマはさらにエスカレートする。

正に、負のスパイラルです。

アルバイトスタッフさんにノルマを適用するのであれば
考え方を変えるべきです。
成績の悪い人に「ペナルティ」という考え方ではなく、
成績優秀者に「ボーナス」という考え方。
結果的にそれが、アルバイトスタッフさんのモチベーション向上にも
繋がりますから、
マイナスではなく、プラスの方面の考え方にしていきましょう。

無理な勤務をさせない

アルバイトスタッフさんに無理な勤務をさせること。
これも、ブラックバイト化の一因です。
確かに、店長や責任者は忙しいのは分かります。

ですが、アルバイトと言うのは基本的には、メインでは
ないこともあります。
学生さんであれば「学業」がメイン。
それに、アルバイトスタッフは機械ではない。

ですから、無理なシフトを強要したりだとか、
そういうことは絶対にあってはならないことなのです。

時折、半分脅迫じみたような言い方でアルバイトに入ることを
強要したり、
体調不良でも代わりを見つけないと休ませないと発言したり、
とても酷い扱いをしている人も見受けられます。

バイトの勤務時間管理は店長や責任者の責務です。
それを放棄してブラックバイト化してはなりません。

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パワハラ関連ももちろんダメ!

これは、ブラックバイトだとかそうでないとか関係なく、
パワハラは絶対にしてはいけません。
当たり前のことですが、これすらもできていない悲しい人が
居るのも事実です。

店長や責任者によるパワハラ。
先輩からの後輩に対するパワハラ。
こういったものが蔓延していれば、ブラックバイトと
呼ばれてしまっても、仕方のないことでしょう。
そうなってしまわないためにも
パワハラに対する管理も、お店として、
しっかりと行わなくてはいけないのです。

また、パワハラとは関係ないですが、
特定の人物を店長や責任者が贔屓することも
職場崩壊を招くので注意です。

バイト先がブラックだったら…

これはアルバイトさん向けですが、
もしもアルバイト先がブラックだった場合、
一番良いのは辞めてしまうことです。

この世にアルバイトはたくさんあります。
色々な事情はあるかとは思いますが、
無理してアルバイトを続けることは自分のためにも
なりません。
無駄に精神的に、肉体的に体力を失っていくだけです。

そうなってしまわないように、辞めることをおすすめします。

辞めさせてくれない場合は、強引にでも辞めてしまってください。
14日前に辞表を提出すれば、辞めることができます。
最悪の場合は、どうしようもない相手の場合、ばっくれも
視野に入れる必要があるかもしれません
(本当は良くないのですが、話が通じない、脅迫的な相手には
そうするしかない場合もあります)

まとめ

店長や責任者は、自分の任された職場をブラック化
させてしまうことのないよう、
細心の注意を払ってください。
一度ブラックバイト化してしまった職場を元に戻すことは
難しいです。

最初からそのようなことにならないように
しっかりと注意していくべきです。
職場がブラックバイト化すれば、バイトの入れ替わりが
激しくなり、
人が定着しなくなります。

人が定着しない、ということは、人が育たない。
そういうことです。
仕事上にもいずれ支障をきたすようになりますから、
目先の利益に囚われた「ブラック化」は絶対に避けるようにしましょう。

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