店長のワンオペ体験談!朝から晩まで一人で営業した結果は…!

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店員Kです!

店長をやっていると、時には、
どうしてもワンオペ(一人で営業)せざるを得ないような
こともあるかもしれません。

私も雇われ店長時代に、何度かワンオペになってしまったことが
あります。

アルバイトスタッフさんが急に体調を崩したり、
急に予定が入ってしまったりすると、
どうにもならないこともありますからね…

一番シュール(?)だったのは、土曜日にワンオペ
することになってしまったときでしょうか。
なかなか笑える展開でした^^

今回は、私のワンオペ体験談をお話します!

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一人で開店から閉店まで営業する!

ワンオペ…一人で開店から閉店まで営業する…
そんな日も実際にありました。

私のお店は新品中古のカードやゲーム、携帯電話、
スマートフォンなどを販売しているお店で、
お店のサイズ的にはワンフロアのみのお店だったので
サイズ的には一人で見渡すことは可能でしたし、
飲食系じゃないので、一人でいっぱいいっぱいに
なってしまう…なんてことは(あると言えばありますが)
基本的にはなく、大変ではありますが、一人で営業するのも
不可能ではありませんでした。

とは言え、大変なことに変わりはありません。
私の場合はどうしていたのかを書いていきますね。

勤務時間は…?

お店の営業時間が11時~21時30分だったので、
その時間と、開店作業、開店前のネットミーティング、
そして閉店後の締め作業があったので、
勤務時間としては9時~22時、というかたちでした。
ちなみに、ザンネンながら、一部はサービス残業です(汗)

まぁ、開店前と閉店後はお客さんは入って来れず、
鍵をしめているわけですから、どうにでもなりますが、
開店中は、常に仕事をしていなければなりませんから、
結構、体力を消耗します。

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食事はどうしていたの?

営業中にこっそり食べても良いのですが、
私の場合、食事中に呼ばれるのが嫌だったこと、
そして、奥に籠っている間に何かトラブルが起きてしまったら
嫌だったので、営業中の食事は一切摂りませんでした。

朝食は朝の6時ぐらいに自宅で済ませて、
昼食(?)は開店前ギリギリの時間、
10時40分ぐらいから食べ始めて済ませていました。
夕食は閉店後、つまり22時ぐらいに食べていた感じですね。

途中、おなかは空かないの?と思うかもしれませんが、
当然、空きます(笑)
ペコペコ状態。
たまにグルグル鳴ってました^^
ただ、幸い、お店には新作PRのモニターなどが流れていたので
いくらグルグル鳴っていても、誰にも聞こえることは
ありませんでしたけどね!!

水分補給はしてました!

食事はとりませんでしたが、水分補給は営業中にも
していました!流石にこれをしないと色々な意味でヤバイですからね。
一人営業中に倒れでもしてしまったら、それこそ終了です。
ですが、途中で外出することはできないので、
先に”多め”に飲み物を買っておきました^^

余ったら余ったで、それでいいや!と言うことです。
途中で飲み物切れを起こしてしまったら、
その方が大変ですからね…。
なので、「このぐらいでちょうど良いかな?」と思うぐらいの
分量+さらに1本ぐらいの飲み物を確保していました。
そのぐらいしないと、不安ですし…。

お手洗いはどうしていたの?

当然、人間ですから、お手洗いにも行きたくなります。
流石に11時から21時30分、一回もトイレに行かずに
やり過ごすことができる人は少ないかと思いますし、
私には無理でした!

なので、お客さんが居なくなったタイミングで、
お手洗いにダッシュして、1分で戻ってくる!
みたいな感じでしたね。
その間、レジはがら空きになってしまうので、
悪い言い方をすれば、その間、盗み放題になってしまうわけです。
なかなかそんな短時間でモノを持っていくような人も居ないかも
しれませんが、確実に居ないとも限りません。

実際に、知り合いのお店に、
スマホを2分程度で盗まれた人がいます。
なので、タイミングを見て、慌ててお手洗いに行っていました!

ちなみに、おなかを壊したりしないように、
細心の注意を払っていたので、
その点は、一度もトラブルになったことはありませんでした。

お手洗いに行きたいときは
心の中でお客さんに「今だけは帰ってくださいー」などと
念じていたこともあります笑

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恐ろしいことは…

私のお店の場合は買取と販売があったので、
それが同時に来ることが恐ろしかったですね。
同時に来てしまった場合、レジを待たせることは
難しいので、買取の査定が必然的に止まってしまい、
とは言え、あまり長く待たせるのも、問題で…
という恐ろしい状態になってしまっていました。

また、クレーマーなどが来たりすると大変でしたね。
いつも以上に強引に追い返さざるを得ませんでした。
(追い返すのは普通のクレームではなく、クレーマーのことですよ)

あとは、電話は半分以上出れないことも多かったです。
接客中に電話に出るのは不可能ですし、
買取などが立て込んでいる場合は、
電話よりも現場の作業の方を優先せざるを得ませんから…

クレームになる可能性も…

上でも書いた通りお客さんをあまり待たせたりすれば
クレームに発展する可能性もあります。
まぁ、お客さんからしてみれば、お店の店員が何人だとか、
そういう都合は関係ありませんから、仕方のないことですよね。
なので、そうならないようにスピード勝負でした。

とにかく、その時その時に、早く片付けるべき作業を
先に片づける。
そんな感じですね。

そして、省ける部分は徹底的に省く。
そうしないと、一人でお店を回すことはとても難しいです。

幸い、私の場合は、複数回のワンオペにおいても
特にクレームに発展するようなことはありませんでしたが…。

休憩時間は?

食事はしませんでしたが、休憩は取るようにしていました。
休憩…と言っても、レジに誰かが来たら分かる位置で、
座っていることぐらいしか出来ませんでしたが…。

休憩を取っても、取らなくても、
会社の給料は(私の会社の場合は)増えませんでした。
で、あれば、休憩は取るべきなのです。
レジにお客さんが来た時だけ対応して、
後は座って待機している…。
それだけの休憩でしたが、それでもかなり、体は休まったものです。
常に動きっぱなしだと大変なので、
どこかで疲れを抜く必要があるのです。

省きべきもの…

ワンオペを生き抜くため(?)には
省くべきところは省くことが大切です。
もちろん、全ての作業が出来ればそれに越したことはないのですが、
一人の人間が、分身して仕事をすることはできません。
なので、取捨選択が大事になる、というのが私の率直な
感想です。

例えば、会社の本部系の対応は後回し。
電話対応は場合によっては後回し。
商品の品出しも、急を要するもの以外は後回し。
捨てるべきところは捨て、
残すべきところは残す。
こうでもしないと、とてもじゃありませんが、
パンクしてしまいますし、オーバーヒートしてしまいます。

不本意ではありますが、
優先順位の低い事は切り捨てていくしかない。
それが、ワンオペというものですね。

まとめ

一人営業は雇われ店長をやっている間、
そこそこの頻度で経験しました。
会社による無謀な人件費削減要請などが原因の一つですね。

ですが、一人営業はやはり
色々な面でよろしくありません。
サービス面も低下しますし、
防犯面では、相当な危険を伴います。
また、いざという時に対応できない危険もありますし、
自分が体調を崩したらそれこそ終わりです。

人件費削減は大切ですが、
無理して、一人営業を繰り返させることで、
いずれ大きなトラブルが生まれる可能性は
高いと思います。
各社とも、過剰な人件費削減は止めるべきです。

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