怒りっぽい性格・キレやすい性格のバイトとの接し方!トラブルに注意!

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アルバイトの中にも
色々な性格の人がいると思います。

そんな、バイトの大体の性格を上手に把握して、
対応していくことも、
店長や社員としては、大事なスキルのひとつになります。

差別的な扱いの変え方
(例えば、意地悪目的で特定のバイトに仕事を与えないなど)は
店長・社員として絶対にやってはいけないことですが、
一方で、相手のバイトスタッフによって
”トラブルを避けるために、対応を使い分ける”ということは
バイトを指導する立場としては身に着けておかなくてはいけないことです。

今回は”怒りっぽい性格・キレやすい性格のバイト”への
接し方を、元店長が解説していきます。

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キレやすい性格のバイトは扱いに注意が必要

色々と厄介な性格・特徴を持つバイトスタッフさんは
いますが、
その中でも”キレやすい性格のバイトスタッフ”は、
扱いに注意していかなくてはいけないタイプのひとつです。

と、言うのも、バイト内でのトラブルもそうですが、
接客業の場合、キレやすい性格のバイトや
”お客さんとのトラブル”を招く可能性もあるために、
その扱いは慎重にしていく必要があります。

店長・社員が”上手くコントロールしてあげる”ことが
大事になるわけですね。

対応のポイントを、色々見ていきましょう。

事前に見破るのは難しい

そのアルバイトスタッフさんが”怒りやすい性格かどうか”は、
事前に見破ることは難しい”特徴”の一つです。

流石に面接中にキレ気味に受け答えをしたり、
そういったことをする人はまずいないので、
面接などで”この人は怒りっぽいから落そう”ということは
ほぼ不可能です。

そのため、”キレやすいバイト”はどうしても、
事前に弾くことは出来ず、
多くの場合、採用したあとに”この子は怒りやすいな…”と、
そんな風に気づくことになるかと思います。

しかし、”怒りっぽい”からと言って当然、それだけで
解雇したりすることはできませんし、
怒りっぽい人でも、上手に店長・社員として
対応することができれば、仕事をしっかりしてくれるかどうかは
(怒りっぽいかどうかに関係なく)その人次第ですから、
貴重な戦力になってくれることも十分にあるでしょう。

ただ、前述の通り、怒りっぽい人は
トラブルの火種になることもあるため、
そのようになってしまわないように、注意が必要です。

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店長・社員がビビってはいけない

キレやすいバイトスタッフがいるかと言って、
店長や社員が、それにビビッてしまい、
何も言えなくなってしまっては終わりです。

他のアルバイトスタッフたちに対して示しがつきませんし、
よくない影響が出てしまう可能性が非常に高く、
また、そのキレやすいバイト本人も
調子に乗ってしまい、どんどんとそれがエスカレート
してしまう可能性が考えられます。

そうなると、統率が取れなくなってしまい、
その職場は最終的に崩壊することになってしまうため、
店長や社員が”キレやすいバイト”に対して
ビビッてしまったり、委縮してしまったりすることのないように、
注意してください。

あえて怒らせるようなことはしない

これは、怒りっぽいバイト以外の人に対しても
同じことが言えますが
”あえて”怒らせてしまうようなことは
しないようにしてください。

怒りっぽい人を怒らせてしまうと、
トラブルの原因になる可能性もありますし、
そもそも、”人を意味もなく怒らせても”
良いことは何もありません。

そのバイトが”キレやすい”性格なのであれば
尚更、怒らせそうなことをわざとしないように、
注意はしていきましょう。

必要な指導はしっかりと行う

怒りっぽいバイトスタッフに対しても、
上で書いたように、委縮することがあっては
いけません。
必要な指導に関しては
”他のアルバイトスタッフと同様に”
必要なことはしっかりと指導をするようにしてください。

その際に、万が一反抗的な態度を取ったり、
逆ギレするようなことがあったりした場合には
店長・社員としても対応を考える必要がありますが、
大抵の人は、怒りっぽい性格でも”ちゃんとした指導”には
耳を傾けると思いますし、
それでキレるような人は、少ないです。

が、それでも少数ながらそういう変わった人はいますから、
万が一、指導に対してキレるようなことがあれば
店長・社員としても対応を検討していきましょう。

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お客さんとのトラブルには注意する

キレやすいバイトスタッフがいる場合に
最も注意しなくてはいけない点は
”お客さんとのトラブル”です。(※接客業でない場合は取引先など)

接客業の場合は特に、理不尽なクレーマーや
失礼なお客さんはたくさんやってきますが、
それでも、店員側がキレてしまうと大問題になってしまいます。

もちろん、度を越した迷惑行為には毅然とした対応をすることは
良いのですが、キレてしまうとトラブルになるので、
そこは理性を持って、抑えてもらう必要があります。

クレームなどが入った際に”キレやすいバイト”が応対している場合は
その様子を注意深く確認し、
これ以上危険だと判断した場合は店長自身が割って入ったり、
あるいはそのバイト本人と交代して対応することが
望ましいです。

また、万が一、店長が対応する前にそのバイトが
怒り出してしまった場合は、ただちにバイトとクレーマーを
引きはがし、クレーマー対応を店長自身が行い、
解決後に、そのバイトに対し「イヤな客はたくさんいるけど、
怒らずに、冷静に対応してほしい」ということは
しっかりと指導してあげる必要があります。

バイト同士のトラブルにも注意

もう一つ、怒りっぽいバイトスタッフは
バイト同士でもトラブルを起こすリスクが
高いので、この点も注意が必要です。

もちろん、相手に非がある場合もあると
思いますが、そうでないのに怒りだしたり、
周囲に悪影響を与えるような振る舞いをしている場合は、
しっかりと店長・社員が対応を行い、
バイト間で不穏な空気が流れないよう、対処を行ってください。

”悪いキレ方”をするバイトスタッフを野放しにしておくと、
他のアルバイトスタッフに悪影響が出ますので、
この点は注意するようにしましょう。

また、どうしても”キレやすいバイト”の人と
相性の悪い人がいる場合、
(例えばいつも口論になるだとか、気弱なタイプのバイトが
委縮しているとか)店長や社員が
シフトを上手く調整し、そのバイト同士が合わないようにするなど、
対応が必要になります。

問題を起こした場合

もしも、注意した際に逆ギレされたり、
モノを破壊されたり、最悪の場合暴力を振るわれたり、
ということがあった場合に関しては
毅然とした対応を、バイト相手であっても行う必要があります。

間違っても”キレやすいバイト”の人に暴力を振るわれたのに、
”騒ぎを大きくしたくないから”と、黙認するのではなく
しっかりと対応し、
身の危険を感じるような事態にまで発展した場合は
容赦なく警察に通報を行ってください。

流石に、そこまでの事態に発展することはまずないとは思いますが
”万が一、暴力や破壊行為があった場合”に関しては、
そういった対応を行うしかなくなります。

まとめ

怒りっぽいアルバイトスタッフに接する際のポイント・注意点としては
”店長や社員は委縮してはならない”ということ、
”指摘するべき点は、ちゃんと指摘をする”こと、
そして、”お客さんや他のバイトとのトラブルには細心の注意を払う”と、
いうことが、特に大事な点になるかと思います。

ただ、注意するべき点をしっかりと注意し、
正しくコントロールすることができていれば
怒りっぽくても仕事が真面目な人もたくさんいますから、
性格の部分にだけ、注意しておけば、貴重な戦力にはなってくれるはずです。

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