会社や人に文句を言う前にまずは自分を見つめることの大切さ!

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店員Kです!

会社や上司に対して、色々と文句のある人も居ると思います。
会社の不正に対して苦言を呈したりしたい!なんてことも
あるでしょう。

私も、雇われ店長時代、有給休暇が出ていない件をはじめ、
何回か苦言を呈したことがあります。

しかし…
会社に何かを言う!ということは
”自分はちゃんとできている”必要があります。

それはどういうことか?、という点も
含めて解説していきます。

会社に何か真っ向から意見をしようとするのであれば
先にこのことについて、確認しておくべきです!

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会社に意見をする前に…

例えば、私はアルバイト時代、店長が遅刻を繰り返していることに
対して、苦言を呈したことがあります。
なのに、その私が「遅刻する人」だったら
「お前も遅刻しているだろ!」となってしまいますよね。

つまり、上の人に対して、何か意見をしたり
苦情を入れる場合、
まず”自分がちゃんとできているか”を確認する必要があります。

別にこれは、会社側を擁護したくて言っているわけではありません。
会社側を擁護するつもりなんてありません。
ですが、自分のためにも良くないのです

「自分が出来ていないのに、会社に文句を言う」という行為は、
そのまま自分に跳ね返ってくることもあるのです。

最近のたとえで言うと、相撲協会のゴタゴタ。
暴行事件に対して苦言を呈した方が居ました。
そこまでは良かったのですが、
自分のところでも暴行事件が起きてしまい、
結果的に、勢いを失っています。

つまりは会社を、上層部を責めるのであれば
自分はより一層、”同じことをしてはならない”ということです。
言いだす前もそう、言った後もそう。
これはとても大事な事ですよ!

まずは自分を見つめる

自分を見つめる…って変な意味じゃないですからね?
「かっこいいな」だとか「かわいいな」だとかそういう意味じゃなく(汗)
自分の行動を振り返る、という意味です。

例えば、上司のパワハラを指摘するとしましょう。
ですが、その前に確認しておくべきことがあります。
それは、自分も部下や同僚に同じことをしていないか?
ということです。

他のケースでも同じです。
暴言を指摘するなら、自分は暴言をはいたことはないのか?
そういうところを振り返る必要があります。

自分がそれをしているのに、同じことを指摘するのは
残念ながらよろしくない行為だと思います。
遅刻にしてもそうです。
自分が遅刻していないからこそ、上司に苦言を呈することができる。

もしも自分が遅刻していたら、その言葉に説得力などありません。
逆に、反感を買うだけです。

また、上司クラスならともかく、
会社相手に何か言う場合は、より注意が必要です。
「お前も同じことをやっている」となれば会社は自分のことを
棚にあげるだけでなく、苦言を呈した社員を徹底的に叩くでしょう。
相撲の例も同じことです。
こうなってしまったら、もうおしまいです。

だからこそ、
自分のためにも、会社や上司に何か意見をする前には
しっかりと”自分も同じことをやっていないかどうか”を
確認する必要があるのです。

そうでないと、
会社を追求することもできませんし、
正しいことを言って、会社に考えを変えさせようとしても、
その成功率は下がってしまいます。

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事後でもダメ!

会社や上司に何か意見をしたら、たとえ事後であっても
同じことを起こしてはいけません。
会社や上司があなたを責める最大クラスのエサになってしまいます。

例えば私のケースの場合、
遅刻に対して文句を言って、店長は遅刻が減りました。
私はそのあとも、遅刻することはありませんでしたが、
もしもここで私が後に遅刻し始めていたらどうでしょう?

きっと、私に指摘されたこの店長は、
指摘されたときの”おもしろくない”という感情も
一緒に私にぶつけて、
普通のバイトが遅刻するとき以上に怒ったと思います。

そういうことです。

上司や会社に文句を言うのであれば、
以降も自分はそうなってはいけない、ということです。

部下の扱いが悪すぎる上司に文句を言って
やめさせた…。
だったら、自分が上司の立場になったときも
部下の扱いには気をつけなくてはいけないのです。

例え後からであっても、私的された人は必ず覚えています。
ここぞとばかりに”反撃”に出る人も居るかもしれません。

人に何かを言う時は…

これは、会社の上司や会社そのものに意見を言う時に
限った話ではありません。
人に何か、文句や指摘を言う時は
”自分がそうではないか”ということを見落としてはいけません。

遅刻常習者に「遅刻しないで!」と言われたり
嘘つきに「嘘つき!」と言われたり、
約束守らない人に「約束守って!」と言われたり…
そんなこと言われたら腹が立ちますよね?

”自分はそれをちゃんとやっている”
その上で、相手に意見や苦言を呈する、という行為が
初めて”効果のあるもの”になるわけです。

そのことを、忘れてはいけません!

まとめ

会社や上司、友達、家族、何でもそうです。
”自分ができていないのに”相手に文句を言うという行為は
反感を買うだけですし、効果もありません。

まずは、文句を言う場合は自分が出来ているかどうかを
よく頭の中で考えてみること、そして、
相手に意見をしたあとには、自分が同じことをしないように
すること、
これができなければ、人望も失い、
自分の言った意見も、その言葉の意味を失うでしょう。

ですから、人に何かを言う前には自分と、その周囲は
しっかりとしておかなくてはなりません。
本当に、空気が変わってしまいますから注意ですよ!

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