公務員はクビにならないの?クビになる7つのケースをご紹介!

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店員Kです!

公務員…と言うと
その立場が永遠に保証されていて、
自分から退職願を出したりでもしない限り、
クビにはならない…!というイメージですよね。

確かに、公務員はよほどのことをしなければ
クビにはなりません。

では、公務員がクビになる条件とはいったい
どのような条件になるのでしょうか。

今回は”公務員がクビになる条件”について
見ていきたいと思います。

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公務員の解雇はあるの?

公務員は一般企業や自営業に比べて、はるかに安定している、
これは決して覆らない事実です。
ですが、何をしても解雇されないのか?というと、さすがに
そんなことはありません。

もしも仮に公務員が何をしてもクビにならないのであれば、
もはややりたい放題の無法地帯になってしまうでしょう。

確かに、普通の会社から比べたら
カレーライスの甘口並に甘いのは確かです。

ですが、何をしても許されるわけではありません。
公務員にも解雇はあります。
つまり、クビになることもある、ということですね。

では、どのようなことをしてしまうと
クビになる可能性があるのでしょうか。
それを見ていきましょう。

不祥事を起こす

仕事上で不祥事を起こせば、場合によっては懲戒免職の対象となり、
クビになる可能性があります。
仕事中に何をしてもクビにならないのでは、それこそ無法地帯に
なってしまいますからね…。
例えば、横領などをすれば、それはもう犯罪ですし、
当然のことながら懲戒免職対象になるでしょうし、
暴力沙汰を起こしても当然、その対象になります。

仕事上のミス程度ではクビになることは無いでしょうけれど、
不祥事を起こせば十分にその可能性は出てくる、ということですね

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外でも不祥事を起こせば…

公務員としての仕事中以外でも不祥事を起こせば、
当然懲戒免職になります。
時々、公務員が逮捕されているニュースなどを見ますよね?
ああいうのは、この対象になります。

これも当たり前のことですよね。
公務員が絶対にクビにならない!なんてことになっていたら
それこそ独裁状態になってしまいます。

なので、外で不祥事起こせば、当然解雇対象になりますし、
これは公務員は公務員でもさまざまな種類があるので一概には
言えませんが、市民の目も厳しいので、
通常の会社よりも、こういった部分は厳しいところもあるようです。

病気などが原因で…

公務員のクビになる要因の一つが「懲戒免職」。↑のような
パターンの時に適応されるやつです。
このあたりは基本的に何か不祥事を起こしたときに適用されるもの
ですから、特に何も問題を起こさなければ、基本的にいきなり
懲戒免職されるようなことはありません。

しかし、もう一つ、分限免職というものが存在し、
これは身分保障の限界、と言われるものです。

公務員は、知っての通り、基本的には職を奪われることはありません。
法律上で身分保障されているからです。
しかし、これにも限度があるのは事実ですよね?
不祥事を起こしていなくても、身分保障するに値しない人間は、
当然ですが、公務員と言えども排除されていきます。
そうでなければ、納得しない人も、それだけ多くなってきた、ということ
なのでしょうね…

で、この分限免職が適応される可能性のある事柄の一つ「病気」ですね。
病気にかかってしまい、職場復帰が困難であると判断された場合は
分限免職が適応されて、まぁ、嫌な言い方ですが、
病気になった人をクビにするわけです。

確かに、病気で寝込んだままの方が、税金から給料をもらい続けていたら
風当たりも強くなってしまうでしょうし、仕方の無いことなのかもしれません。

ただ、懲戒免職とは異なり、こちらの分限免職の場合は
退職金は基本的に支払われるようですね。

怪我などが原因で…

上のケースと似てはいますが、病気などが原因ではなく、
大怪我をしてしまったりして、仕事の継続が困難になってしまった場合などは
病気の時と同じように分限免職が適用される可能性があります。
冷たいようにも感じるかもしれませんが、やはり公務員という立場上、
これは仕方の無い事なのでしょう。
普通の会社でも解雇される可能性は高いですし…

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迷惑行為を繰り返している場合

公務員と言えども、職場内で迷惑行為を繰り返していれば
クビになる可能性は出てきます。
起立を乱すレベルにおかしな行動を取っている人は、組織に
とって困ってしまいますからね…。

この場合は”分限免職”となるケースもあるみたいですが
”依頼退職”というかたちで、自ら退職願を出すように
上手く誘導されて、最終的に”自分の意思”で退職することに
なってしまいます…。

迷惑行為を繰り返す人は、確かに公務員であっても
邪魔にしかならないでしょうから、当然の処置かもしれませんね。

ばっくれした場合や行方不明の場合

公務員でも、ばっくれしたり、突然行方不明になれば
いつまでも給料を払ったり在籍させておくわけにはいきません。
これは、どこの組織でも同じことだとは思いますが、
ばっくれなどを行えば、分限免職というかたちで処分され、
解雇(クビ)になります。

公務員にもなってばっくれするような人間はそうそうは
居ないとは思いますが、やはり中には、何らかの事情で
姿を消してしまう人も居るみたいですから、
そんな場合は解雇になる、ということですね。

いじめなどによる自主退職

これはクビではありませんが、
公務員の内部も、やはり部署などによりドロドロな争いとか
いじめはあるみたいです。

実際に、公務員関係者の話をよく聞くのですが(地方公務員)
結構人間関係は面倒くさいらしく、
パワハラなども実際に存在し、パワハラで別の部署に飛ばされた人も居れば
それが原因で辞めた人も居るようです。

イジメまがいのことや、いじめも実際に行われていて
精神的に病んでしまって休職してしまったヒト、
それによってそのまま結局やめてしまった人など、
実際に存在します。

いじめはどこの組織でもあるものですが
公務員のもかなり陰湿ないじめがあるようです。

組織ぐるみでそういうことをされてしまえば、
最終的に退職してしまう人も多いですから、
難しいところですよね。

ちなみに、当然のことながら、本来、法律上では
そういうことは禁止されていますが、
労働において法律なんてあまり役に立たないことも多いです。

法律は労働者を守りきることが出来ていません…。

クビにならないためには…

色々書いては来ましたが、実際のところ、
ちゃんと普通にやっていればクビになることは無いでしょう。
普通の企業や自営業に比べて非常に安定している環境なのは
また事実です。

クビにならないようにするためには、
程よく仕事に打ち込み、周囲との人間関係を悪化させないように
注意させつつ、不祥事を起こさないようにすること、でしょうか。

あとは分限免職にならないように、体調管理やけがなどに
気を付けること、それだけです。

普通の会社のように業績悪化によるリストラだとか
そういうことはありません。
ですから、普通の会社に比べればクビになるリスクが
少ないのは事実です。

まとめ

公務員も絶対安泰!というわけではありません。
公務員という職業の上にあぐらをかいていれば、いつかは必ず
痛い目を見ることになるのです。
(まぁ、それでもそのままのうのうとしている人も居ますが)

公務員として働くならば、油断はしてはいけません。
サボっていればそのうち、退職を迫られたりすることもあるようですから、
せっかく難しい試験を突破して手に入れたのであろう公務員の座を
手放すようなことが無いように、ほどほどに真面目に働くことは
大切だと思いますよ!

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