店舗が一つ閉店になると、残った店舗に与える影響を語ります!

店員Kです!

個人店の場合は関係ありませんが、
会社経営のお店(つまり、チェーン店)の場合、他店舗が一つ閉店になると、
他の残ったお店にも影響を与える可能性があります。

もちろん、業者や規模によっても異なるとは思いますが、
私の勤務していたお店は他店舗が閉店になると、残った
店舗にも多大な影響を与えるシステムでした。

今回は一例として、店舗が一つ閉店になると他店舗にも
与える影響について書いていこうと思います。

参考として、私の前の勤務先は全国数十店舗の規模で、
取扱商品はゲーム関連、パソコン関連、カード関連などに
なっていました。

店舗規模や会社の方針、取扱商品によっては大きく変わると
思いますから、あくまでも「一例」としてご覧下さい。

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閉店店舗が残るお店に与える影響

私の会社は、全て直営店だったので、
フランチャイズなどの場合はまた異なると思いますが、
他店が閉店すると、結構大きな影響を受けるような
システムになっていました。

1店舗が閉店するだけで「あぁ…」って感じに
これから起こることを想像してため息がでるような、
そんな感じでした。

店舗が一つ閉店すると、
一体残ったお店にどんな影響を及ぼすのか。
それを語っていきましょう。

①在庫が送られてくる

店舗が閉店する…ということは、在庫を抱える店舗だったので、
数万にも及ぶ在庫が、残る各店に飛ぶことになります。
在庫は処分するんじゃないの?と思うかもしれませんが、
それは色々な都合上できません。
(詳しくは省きますが、在庫管理の都合上でもあります)

なので、残った在庫は生き残っている各店舗にそのまま
ちりばめられる感じでした。

もちろん、閉店になる店舗は「閉店セール」を行います。
閉店する前に、なるべく在庫を処分しておこう、という
閉店店舗定番のアレです。

ですが、それで全てを捌くことはできませんから、
必然的に残った商品は他のお店に送ることになります。

しかし、閉店セールでも売れずに売れ残った商品、というのは
残念ながらほとんどが”滞留在庫”と呼ばれるものです。

つまり、簡単に言えば売れないでいつまでもお店に
残っているモノ。

そのため、閉店店舗からそれが送られてくる他の
店舗からすれば
「こんなものいらないよ!」と言う状態なわけですね…。

私も他の店舗が先に閉店した際に、閉店店舗からの在庫を
受けとりましたが、届いたダンボールを開けるたびに
「いらねー!」の連続で、憂鬱になる思いでした。

そして、今度は逆に閉店した際に、他店の店長と
電話で送る品についてお話もしましたが
なんとなく「ふざけるなよ」と言う非歓迎ムードを感じました。

閉店になる、ということは売れ残りの在庫を
残りのお店に移動する、ということですから
嫌がられても当然と言えば、当然なのですけどね。

②各店舗の費用負担が増える

チェーン店だと、本部の運営費用が各店舗の損益から
引かれている場合もあります。
私の旧勤務先がそうでした。

毎月「本部管理費」という名目で各店舗から
数万円の費用が引かれていました。

で、この引かれる分がそれぞれの店舗の損益にも
関わってくるわけです。

まぁ、簡単に言うと、
店舗の数が減れば減るだけ、各店舗の負担は増えて
損益に影響を与える、ということですね。

私の旧勤務先は親会社の意向によって、
店舗閉店が連続して行われてしまい、
その結果、各店舗の負担が大幅に増えてしまい、
それによってまた赤字転落するお店が出てきて閉店、
という恐ろしい悪循環に陥っていました。

なので、自分が店長をやっている店舗じゃない場合でも、
閉店は自分に結びついてくる可能性のある恐ろしい事態なのです。

③商品の入荷に影響がある可能性も…

店舗数が減れば、商品に入荷数も減るわけです。
私の前の勤務先の場合は、取引先から「これ以上発注数が減ると厳しい」だとか
「仕入れ価格を少しあげなくてはならない」だとか言われてしまってましたし、
挙句の果てに「うちは昔からの付き合いだから今の規模でも取引しているけど
新規さんだったら取引しない」とまで言われてしまっていました(汗)

問屋さんも今の時代は苦しいです。
そのため、向こうも、落ち目の業者に対しては強く出てくることもあります。

結局、私の旧勤務先の場合は仕入れ価格の仕切を少し上げられてしまい、
入荷に余計な費用がかかるようになってしまいました。

④人の異動などの影響

本部に気に入られている優秀なスタッフ(本部的な意味で)が
居る場合、残存している店舗のスタッフをどかしてでも、
その人を新しい店舗に異動させる可能性があります。

例え、店舗が閉店したとしても、私のように退職する人も居れば
そのまま職場に残る人も居るわけです。
会社としても「残る」という人には新しいポジションを
用意するのが基本です。

そのため、ポジションの奪い合いが発生することも。

実際に私の旧勤務先では
閉店したA店の店長が、生き残っている店舗Bの店長に就任し、
Bの店長だった人間は不本意ながら別の部署に飛ばされた、
ということがありました。

これもまた、恐ろしいところの一つではないでしょうか。

⑤閉店作業に人員派遣

前に別の記事で書きましたが、閉店作業ってかなり大変なものです。
閉店する店舗が大型であれば大型であるほど、その作業はまさに苛烈です。

基本、私の前の勤務先の場合は
どこかの店舗が閉店になるたびに、本部社員やアルバイト一部が
応援としてその店舗に派遣されて閉店作業の手伝いをしていました。

これも…生き残っているお店からしてみれば厄介なことです。

まず、本部がサポートに入っているので、閉店作業の期間中は
なかなか本部に問い合わせをしても応対してくれないことも多いです。

また、あまりないとは思いますが、
アルバイトスタッフさんを応援として派遣した場合、時給は
派遣元の方で換算される可能性もあります。

そうなると生き残っている店舗側からすれば
「人員も取られて」「無駄な人件費もとられて」という
考えになってしまいます。

⑥担当業務などがずれる

グループ全体の何らかの業務を一部店舗が受け持っていた場合、
(閉店した店舗が全体の業務の〇〇を担当していた)
その業務は残った店舗のどこかが引き継がなくてはなりません。

つまりは仕事が増える、ということです。
このあたりもいろいろと大変なことだとは思いますが
閉店してしまった店舗を責めるのも難しいですし、
受け入れるしかありません。

⑦サポートの引き継ぎ

店舗が閉店になった場合、閉店になった近隣のお店が
その店舗の分のサポートも引き継ぐことになります。

私の旧勤務先では電子機器の長期保証みたいのがあったのですが
閉店した店舗は当然、それの対応が出来なくなりますから、
他の一番近い店舗が対応することになります。

この辺りもまた、面倒な部分かもしれません。

閉店した店舗で商品を買った人のクレームを
他の店舗で受けることになる、なんて可能性もあります
(実際に一度、そういう事例はありました)

まとめ

チェーン店のうち、一店舗でも閉店になると、
フランチャイズ形式の場合はともかく、直営形式の場合、
こういうことになる可能性もあります。

チェーン店の場合、決して他店の閉店は
「対岸の火事」ではなくて、自分たちの店にも
直接影響を与えかねない重大な要素ですから、
なるべくないことを祈りたいものです。

ちなみに、私の旧勤務先の場合は、一店舗閉鎖されはじめたら
あらゆる費用などを上げられてしまい、
面白いように、まるでドミノ倒しのように閉店になっていって
しまいました。

あそこまでバタバタと消えていってしまうとは、
本当にびっくりですが、そういうことも実際にあるのです。


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