お店の要らないものを効率的に処分!プレゼントコーナーの活用!

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お店をやっていると、どうしても要らないものが出てくると思います。
もちろん、正真正銘のゴミも多いとは思いますが、
中には「まだ使えるもの」も処分しなくてはいけないこと、
ありますよね?

お店の中のスペースは有限ですし、
お店で使わないものをいつまでも置いておくことは
作業効率の低下にもつながります。

なので、まだ使えるものを処分する、というようなケースも
出てくるかと思います。

ですが、ごみとして出せるものだとしても、
事業用ごみとして有料ですし、
かと言って、不法投棄は絶対に許されません。

また、大きなモノの場合、産業廃棄物として相当な費用がかかることも。

今回はお店の不用品の処分方法の一つとして
私が活用していた
「プレゼントコーナー」という方法についてご紹介してみます。

皆様も試してみてはどうでしょうか?

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不要品を処分するには…

まず、大前提としてお店にとっての不用品を処分するとなれば
「捨てる」もしくは「邪魔にならない場所に保管しておく」の
どちらかになると思います。

上でも書いた通り、ごみとして捨てるには
事業ゴミとなりますからお金もかかってしまいます。

そこで、別の発想で要らないものを処分する、
いえ…処分しないでお店から無くす。

それが「あげる」という手段です。

つまりプレゼントコーナーですね。

ものをあげる分であれば、自由です。
お店にとっていらなくなったモノをお店のお客様に差し上げる。
そういうことです。

結構、お店って
「普通の人であればまだ全然使えるもの」も平気で処分するものです。

私も前の勤務先で、結構いろいろなものを捨てました。
まだ使えるものも含めてです。

これはモノの無駄遣いとかそういう話ではなくて、
どこのお店もすることです。
そうでないと、スペース上の問題があるお店もあるしょうし、
要らないモノが店舗にあることで、作業効率の低下にも
繋がる為です。

そこで、要らないモノはどんどん処分していく、ということになるお店も
多いですし、私の前の勤務先でもいらないモノの処分を
行っていました。

コンビニなどでもカタチは違えど、「まだ食べられる」食品を
捨てているわけですから、同じようなものです。

どこもお店は、結構な廃棄物を出しています。

そこで、
捨てるのもあれだし、でも邪魔だし…
と、いうことでプレゼントコーナーを導入してみることにしました。

プレゼントコーナーを設置した結果…

要らないモノを「ご自由にお持ちください」というカタチでカゴに
入れて「プレゼントコーナー」として店先に設置してみました。

お店にとっては「もう使わないもの」を処分する意味合いがありますし、
お客様にとっては「まだ使えるもの」を無料で手に入れることができる…
そういう構図になります。
まさにWin-Win状態(!?)

お店側は、要らないモノを処分でき、
本来、有料ゴミになってしまうはずだったものを
「次に欲しい人」に渡すことができたので、
色々とメリットになりますし、

お客様は自分の欲しいものを「無料」で手に入れることが
できるので、それがメリットになります。

そして、モノにとっても、本来処分されてしまうはずだったものが
捨てられることなく、誰かに使ってもらえるわけですから
ある意味、良い話ですよね^^

良い事づくめです。

で、設置後ですが、
結構な量の処分品を持ち帰り頂けました。

ケースなどの小さなものから、使用済みケーブルまで。
本当に色々なものが無くなります。
全部、お店にとっても要らないものですから、
お客様に喜んで…
いえ、たとえ無表情であっても、持って行ってもらえるのは
嬉しい事です^^

1回なんか、ダメ元で壊れた空気清浄機(結構でかいやつ)を
「故障しています」「ご自由にお持ちください」と
貼りつけて置いておいたところ、無くなったこともあります。
どんなモノでも必要としている方が居るということですね!

プレゼントコーナーを設置する際のポイント

一応、もしも「プレゼントコーナー」を設置したい!と思った方の
ために、プレゼントコーナーを設置する際のポイントについて
書いていきます!
もしも設置したい!と思った場合は参考にしてみてください!

本当に色々と持って行って下さるので、助かると思いますよ!

適当なカゴで大丈夫

まず、プレゼントコーナーですが、別にデザインに拘る必要はありません。
適当なカゴ(100円ショップレベルのものでOKです)に
「プレセントコーナー ご自由にお持ち帰りください」とでも書いた
貼り紙を貼りつけしておけばOKです。

カゴのサイズなどに関しては、お店から出るであろう
不用品のサイズを考えた上で、決めると良いかと思います。

カゴを決めて、貼り紙などを貼りつけたら、いよいよいらないものを
そこのカゴの中に入れていきます。別に綺麗に入れなくてもOKです。
どのみち、プレゼントコーナーはガサガサ漁られますから、
整理しておいたとしても、すぐに滅茶苦茶にされてしまいます(汗)

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貼り紙のコツ

プレゼントコーナーを作る際には、貼り紙は分かりやすくつくりましょう。
あまりごちゃごちゃと色々書かないことと、デザインもシンプルが良いでしょう。
説明書きみたいのが多ければ多いほど、人は読む気がうせていきます。

ただ単に「自由に持って行ってOK」ということだけ伝われば良いのです。

「本当に持って行っていいのかな?」と思われてしまうと、
プレゼントの配布率が下がってしまいますから
「無料」だとか「何個でもご自由にお持ちください」とか、
分かりやすく書いておきましょう

「何個でも良い」と言うことを書いた方が、
より早く処分したいものを減らせる印象です。

また「動作保障無」だとか「壊れていても保証はできない」とは
書いておいた方が良いですね。
中にはプレゼントでクレームつける人も居るので…

置き場所はどうする?

お店の中でも良いですが、できれば置くスペースがある場合は、お店の
前のスペースなどに設置できることが理想的です。
お店の前に置いておけば、お店に用がない人でも、
それを持って行ってくれる可能性があります。

実際に私が空気清浄機を処分したときも、店の入り口前の
スペースにおいてありました。
回収率としては店の中よりも外がベストです。

ただし、外に置く場合は雨に注意しないといけないのと、
「通りすがりの人がゴミを捨てていく」ことがあるので
その点だけは注意しておきましょう。

商品と混ざらないように注意

プレゼントコーナーを展開する場合、他の商品がそこに
入ってしまわないようには注意です。
店員側がいれることはないとしても、お客さんの一部が勝手に
他の売り場で販売していた商品をそこに投げ入れてしまって、
別のお客さんがそれをプレゼントだと認識してしまい、
商品を持って行ってしまう。。。
なんてトラブルも考えられます。

なので、プレゼントコーナーを展開する場合は、念のため
注意が必要です。

まぁ…私の場合、数年間展開していますが
そういうケースは1度だけしかありませんでしたから
頻度としては少ないですが、ただ、0ではないので
一応注意しておかなくてはなりません。

持っていかれてしまったら大変ですから…

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賞味期限切れのモノはダメ!

プレゼントコーナーに「賞味期限切れのもの」は
入れないようにして下さい。
例えば駄菓子だとか、賞味期限が切れていても
ほぼ100パーセント大丈夫なものも世の中には
多く存在します。

が、これをあげてしまって
「貰ったものを食べて調子が悪くなった」と
言われた場合トラブルになります。

もっと言えば、相手が「嘘」をついても
それの確認のしようがありません。

これがどんなに恐ろしいことかは
すぐに分かるかと思います。

賞味期限切れのものは「無料」であっても
あげるようなことがあってはいけないのです。

まとめ

こんな方法もあるのか…程度に参考にしてみてください。
場所柄や入れるものなどにもよると思いますが、
そこそこ回収はされると思います。

なお、大きいものの場合は、カゴなどには入りませんから、
コーナーの横にでも並べて
「プレゼント ご自由にお持ちください」とでも
書いておけば良いのではないでしょうか。

もしも持って行っていただければお店としてはラッキーなことですし、
お客さま側からしても、欲しいものを無料で手に入れることができて
ラッキーだと思いますから、
マイナスになることはないかと思います。

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